杏林大学の金田一秀穂特任教授は「ことばの意味というのは、時代とともに移ろうものだ。本来の意味も学びつつ、自分たちの気持ちを表現できる新しいことばを作り出してほしい」と話すというが、本当にそうなのだろうか?
○「砂をかむように」という慣用句は、本来、「無味乾燥でつまらない様子」という意味なのに、「悔しくてたまらない」と思って使っている場合が多く
○「失望してぼんやりしている様子」を表す『憮然』という慣用句を、「腹を立てている様子」と誤った意味で使っている場合も多い
○「大いにありがたい」という意味の『御の字』を、「一応、納得できる」と誤った意味で使っている場合があるという
本来の使い方を知った中での新しい使い方にチャレンジするのならわからないわけではないが、勝手に使い道を変えるというのは如何なものか、「ことばの意味」、“ことばのもつ力”をもう少し考えた方が良さそうだ
○「砂をかむように」という慣用句は、本来、「無味乾燥でつまらない様子」という意味なのに、「悔しくてたまらない」と思って使っている場合が多く
○「失望してぼんやりしている様子」を表す『憮然』という慣用句を、「腹を立てている様子」と誤った意味で使っている場合も多い
○「大いにありがたい」という意味の『御の字』を、「一応、納得できる」と誤った意味で使っている場合があるという
本来の使い方を知った中での新しい使い方にチャレンジするのならわからないわけではないが、勝手に使い道を変えるというのは如何なものか、「ことばの意味」、“ことばのもつ力”をもう少し考えた方が良さそうだ