啓蟄

今年の“春”の到来は早いようだ。
お彼岸まではまだまだ寒い日があるが、
このところ意外と日中温かい日が続いている。
最近はいろいろな商品の値上げが相次ぎ、何も考えないと結構な出費になる。
鶏卵は物価の優等生卵は、数十年あまり値上がりせずに、一定の価格を保ち続けていることから、「物価の優等生」といわれているが、その鶏卵も10〜20%の値上げとなっている。
原因は・飼料の値上げ・輸送コストのアップ・何よりも「鳥インフルエンザ」によるもので、国内の養鶏の1割が既に殺傷処分にあってあるという。
本来なら「ゲージ飼い」の問題や「輸入に頼り切った飼料」の問題にジャーナリストは気づくべきなのだが、やはり「物価の優等生」にまだまだ拘っている時点で、何も変わらない低いレベルだというのはなんとも情けない。