昨日は午後から6時間、8人のお子様のお守り。
小1のリトルエンペラーにうんざりさせられた。
昨日は小1リトルエンペラーが2人来ていたが、
特に手を焼いたのは、、、
◆長く書くつもりはなかったのに長くなった。 ↓
小4の姉と来ている男の子は、
姉弟ゲンカを繰り返しては、絶叫して泣き叫ぶ。
毎日見る光景で、姉が仲裁を嫌がるので、
ある程度までは見て見ぬふりをしているが、
走り回って他の子にぶつかっては泣き出し、
姉が他の子を巻き込んで弟イジメをして、号泣させ、
大声でケンカしながら走り回る、の繰り返し。
何デシベルで暴れまくるのか。
耳が疲れ果てる。
慣れてない人なら5分でギブアップ。
慣れていても、頭が変になりそう。
何度注意しても全く聞き入れないので、
少しきつめに話しかけると、
リトルエンペラーが堂々とした口調で抗議し始める。
「そんなふうに怒ると、1年生には怖いんですよ、わかりますか?」
ペラペラと一丁前に聞いたふうな立派なスピーチをする。
可愛げのカケラもない。
親は日頃どんな接し方してるんだ。
生まれてたかが6年の、この威張りかえった生き物はなんだろう。
2年子どもを見て来たから、
子どもの暴言や反発などは大概てきとーに受け流すが、
たまに神経にビリッと触る。
「怖い声で言ったのよ。何度注意しても聞かないから。」と言うと、
「なんで注意されないといけないんですか。」
まだ口もちゃんと回ってないのに、理屈にならない理屈が続く。
遺伝子のせいか、育児環境の賜物か、
口ぶりと態度は高学年並みだ。
ほとほとうんざりする。
「そう。もう何も言わないから、好きにしていなさい。」
私は完全無視の体制をとる。
するとシクシク泣いて姉のそばに寄り被害者を演じる。
姉は急に被害者同盟を組んで弟を慰め出す。
しばらく放置して、
皇帝様が呼んでも私は顔を向けない。
また呼んでも反応しない。
何度呼んでも見ない。
すると、男の子は私の機嫌伺いに寄ってくる。
それでも相手にしない。
だんだん心細くなって、頻繁に寄ってくる。
次に自慢の「きみつのやいば」の消しゴムを持って来て見せる。
そのうち、叱られたことを忘れてしまう。
姉の方は大騒ぎをやめないが、時間がくるまで放置する。
迎えに来た親は、
毎日こんなことが繰り広げられているとも知らず、
澄ました顔でやって来て、
子ども2人の帰り支度の遅さに、玄関でイライラし、
スタッフ2人を苛立った顔で交互に見る。
そして、玄関で怒鳴る。
「早くしなさいよ! 来る時間は分かってるんだから、
支度して玄関で待っていなさいよ!」
スタッフへの当て付けが混じっている。 よくある。
支度をせよとせかしても、聞かないことを親は知らない。
私達は、親には伝えない。
怪我がない限り、何事もなかったように、親に渡す。
学校や親の知らないうちに、
問題のあった子どもの行動に、
私達の指導が功を奏する場合もある。
多々ある。
資格のないオバサンらも、ただ生きて来たわけではない。
しかし、評価はおろか、それらは目に触れない。
保護者は、数時間預かってくれたことに、礼を言うが、
笑顔のないスタッフに不満を感じながら、帰る。
ある種、過酷なサービス業だと思う。
この仕事に求められる役割を時給で理解するなら、
無感覚に子どもを眺めて時間をやり過ごすのが、適当と思われる。
あとは、自分が、
毎日一定時間を過ごす場、
働く価値をどこにおくか、だ。
時間は人生そのものだから、
ここに何か居る意味を持たせなければ・・ とは思うものの・・
子どもは、ある程度まで接近すると、
こちらを受け入れて、
付き合う面白味が出てくる。
だけど、今まで接点の少なかった、
これらリトルエンペラーとは、
私は今後も接近したくない。
リトルエンペラーは、私の課題じゃない。
平日は毎日50人程の子が来ている。
土曜日は、1人2人だったり、10人だったり。昨日は8人。
やって来たメンバー構成と機嫌で、その日の状況は変わる。
今回は、ほんとに嫌な土曜日だった。
日没にゆーちゃんを連れて、浜辺を歩いた。
夕凪の、水面の波模様が優しかった。