遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

iPhone無しの60時間

2024-09-03 07:21:33 | 風の音

 

昨夜も今朝も肌寒い。何度だろう。

今日の最高気温は28度予定。

 

iPhone無しの約60時間は貴重な経験だった。

学童に忘れて来たことは前にもあるけど、

平日だったから、翌朝取りに行けば一晩の我慢。

今回は長い。

 

iPhoneに触れないと、1日は普段の何倍も時間がある。

 

腕時計をするのを20年くらい前にやめた。

2日間は、外に出たら時間がわからかった。

常には、iPhoneでしょっちゅう時間を見る。

それができない。

 

代車のタントには、計器の中を探しても時計がない!

出かける時に柱時計か卓上時計で見ておかないと、

今が何時なのか分からない。

 

いつものように港散歩に行くと海風が吹いていて気持ちよかった。

ゆーちゃんの気の向くままに歩かせベンチで休ませて、

ぼぉ〜と何も考えず、海風に吹かれてそこにいるだけの時間を過ごした。

なんてゆったりした日曜日。1時間以上そうしていたようだ。

 

iPhoneがないのは不便だけど、反面、解放感も味わえる。

 

だけど日が暮れると、話し相手がいない。

iPhoneは話し相手代わりでもあったと今更気づく。

テレビがつまらないから積んどいた本に手を伸ばす。

手にした本が面白く感じる。普段になく、面白くて夢中で読む。

お腹が空いていると、食べ物が余計に美味しいみたいな感覚?

書いてあることがすんなり染み渡り、言葉が記憶される。

普段なら、読みながら忘れていく。

 

便利な物を失くして空いた部分には、

こんなに豊かな時間を当てられたんだな、と知る。

 

変な話だけど、

そうか、ゆーちゃんはiPhoneのない世界にいたんだなあ。

いつもいつも暇だったよね、もっとかまってあげないとね。

申し訳なく思う。

ゆーちゃん、人間の年でいうと73歳。

1日1日を大事に過ごさないとね。

 

 

 

金曜日夕方、学童にiPhoneを起き忘れた。

学校のセキュリティ解除を依頼すると面倒なので、

(土日だから、支所の警備から担当課長、学校長へと緊急連絡が回る)

2日間ケータイ無しで耐える事にした。

だから私には連絡手段がない。

っていうことを、土曜日朝、叔母に話した。

 

叔母のガラケーの中には、娘と息子の番号が入っている。

私の同級生の番号もいくつか入っている。←鮭マスの客

 

叔母のガラケーを借り、

同級生に電話して、車の板金屋の番号を聞き、用件を伝えた。

2日間で連絡したのは、それだけ。

 

子ども2人からはLINEかLINE電話が来るだろう。

でも、つながらない………

 

だから、叔母に頼んだ。

「2人から、もし電話が来たら、伝えておいて。」

「はいはい、ちゃんと言っておくよ。」

 

 

もう、それ以上は諦めた。iPhone無し!

 

 

月曜日朝、iPhoneが手元に戻り、子ども達にLINEした。

 

すると、息子が日曜日、

叔母に安否確認の電話を入れた、ことがわかった。

息子によると、叔母は、

「ついさっき、うちに来たから、愛子は生きてます!」

と返事したそうだ。

 

良かった、ありがたいと思いつつも疑問がチラつく。

叔母に電話して礼を言いがてら確かめたら、

 

私が職場にケータイを忘れてきて連絡不通状態だということは、

・・・叔母には理解できていなかったようだ。

え? どゆこと? うーん。。。。まあいいか。。

 

 

◆今回のことは教訓になった。

iPhoneとの付き合い方を変える時が来たな、と思う。

 

 

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