ランチに、イトコ奥さん(がん仲間)とお寿司屋さん。
ここは回らない。
私が知るお寿司屋さんでは、ここが一番美味しい。
握りの全国コンクールで優勝した職人が看板のお店。
最近は全国チェーン店の寿司屋がどれも、
ここ最近、メニュー一新、
非常に陳腐なまがいものの寿司を出し、←激マズ
物価上昇に乗ってグーンと値段を上げた。
日本文化を自ら貶めていて、嘆かわしい。
で、今までは少しお高めに感じていたお店が、
急に、割安でお得感を感じさせるようになった。
ここは一店舗しかないお寿司屋さん。
もう見ただけで、わかる。美味しいってことが。
握り方もすごく上手。
そうして注文する物が、いつも同じー!
イカ、イカ、えんがわ、サーモン。
お安いネタが得意❤️
これも毎度同じ、あおさのお味噌汁。
海老3種を頼んだら、左はじのが、え?
ぼたん海老? たぶん。 きゃー苦手だー!
(昔、食べたら非常に生臭くて、以降食べられない)
てことで、イトコ奥さんにあげた。
え?ぜんぜん生臭くない、美味しいよ、と言ってた。
私の左側には、大柄なインド人。
日本語は流暢。ビジネスで住んでるのか、常連らしい。
今日のおすすめを次々と注文。
連れの50半ばくらいの日本人に、
アレ好きコレが美味しいと、寿司ツウて感じで話してる。
「ガラ汁」がお気に入りらしく、おかわりした。
連れの日本人は、まるで国籍が逆転したみたいに、
「本当だ、うわぁ、うまいなあ」とガラ汁を褒めている。
気を遣って立ててやってるに違いない。
ふーん、ガラ汁ねえ、真似して注文してみた。
え? なんと、サーモンのガラ汁!
鮭、ではない。これは、サーモンだ。
は〜 脂が鮭じゃないんだよ。
養殖サーモンの餌の味がする、わかるかなあインド人に。
私の母がよく「餌の味がする」と言ってたけど、まさしく。
叔父が獲ってくる鮭の鮭汁は、こんな脂の臭みはない。
サーモンの匂いが強すぎる。
あおさのお味噌汁の方が、癖がなくて良いわ。
ここもオープンカウンターだから、
職人が切ったり握ったりする様子は全部見える。
お店オーナーの長老が、端っこで卵焼きを焼いてる。
彼は週末の夜はマグロの解体ショーをやる。
見てたら、卵焼きをひっくり返す様が、
解体ショー並にダイナミックで、笑ってしまった。
隣りのインド人は、それを見て、
「あの卵焼き、余る? 余るなら、ひとつ頼んで。」
とカウンターごしに妙な注文をした。
そして日本人に説明してる。
「冷凍じゃないんだよ、今、焼いたのを出すんだよ。」
そう言われてみれば、お寿司の玉子は冷めてるし、
焼いたばかりの温かいのは、お寿司屋さんで食べたことがない。
にしても、いちいちインド人に講釈されるのが癪に障る。
えっらそーに日本人に寿司を説くな。
カレーを語れよ。
写真の他にもいくつか食べて、2人で4400円。
たぶんイトコ奥さんの単価が高かったけど、割り勘にした。
最近、スーパーやチェーン店寿司を食べた後なので、
も〜 ここの美味しさに心まで潤った感じ。
でも、隣りのインド人は余計だったわ。
今度行ったら会いませんよーに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます