ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

昨日の会では

2011-02-12 16:20:01 | 郷里山形の事
 昨日は幼馴染を含んだ郷里の友人(小・中学校の9年間を一緒に学んだ同年齢の仲間たち)との会食を楽しんだ。話題は必然的に今回欠席した仲間の現況報告や、既に亡くなった友人たちの思いで話から始まる。その会に出る度に郷里山形の幼かった時の思い出が鮮明に蘇る。

 当初、関東地区に居住の友人たちをまとめて会を創ってくれたE・T君は6年前に亡くなっている。彼は実に強引な面もあり年1回の会の開催日が近づくと必ず会に出て来いよと電話を呉れた。この友人は小生の家の近くだったこともあり子どもの時からの一番の仲良しだった。野球の好きなこの友人は高校野球から郷里の社会人野球チームに進み、その後は神奈川県警に勤務した。

 彼の結婚式が川崎であった時に大阪勤務だった小生が呼ばれて何と披露宴の司会を仰せつかって仰天したことを覚えている。逆に小生が大阪で結婚式を上げた時には駆け付けてくれて、披露宴で「大漁節」を歌って祝ってくれた。最後は肺がんからくる肺気胸から呼吸困難を長く患い苦しんで亡くなった。

 もう一人はやはり6年前に亡くなった幼馴染のY・H君だ。小学校4年生の時に我が家の近所に引っ越してきて以来の友人だった。彼は県内一の進学校から、一浪して仙台のT大に進み、6年ががりで卒業し大手のA新聞の支局に入社し、最後は本社の編集センターに勤務した後に、小さな関連会社の社長を務めていたらしい。風邪をこじらせてあっと言う間の最後だったと遺族の方に聞いた。

 ふたりに共通したのは凄いヘビースモカーで大酒飲みである。とにかく宴会などではトコトンまで飲まないと気が済まないタチであったが、何故か仲間たちの面倒見も好かったことから一目おかれた存在でもあった。

 今回のこの会は始まってから31回目の開催になるそうで随分長く続いてきた事になる。この会の常連だったT・K君は有名私大のK大の教授まで努めたが退職後の数年前に郷里に夫婦で帰っている。またご主人と死別した女性のS・Hさんは郷里の姉がひとり住まいになったので急遽昨年の末に帰郷したらしい。

 こんな遠慮のない他愛のない話に花が咲き、今年の会を終わったのでした。来年からは寒い時期を外して4月の第2木曜日に開催することを決めて散会しました。
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りんごの思い出

2010-12-02 12:06:08 | 郷里山形の事
 今朝、郷里山形の妹夫婦から大きな箱でりんごが届きました。先月には秋の味覚のラ・フランスを頂き賞味させて頂いたばかりで、引き続いての好意に感謝感激である。

届いたばかりのりんごです
             

 大抵の東北人は関東方面に多く就職するが、小生は縁があり大阪に本社のある企業に勤めて、郊外にあった独身寮に入居した。その時分から亡くなった父親が、ひとり離れて暮らす小生を不憫に思ってか、四季の果物を必ず送ってくれた。特に初冬のりんごはひとりでは食べきれない程であり、他の寮生などにも分けていた。今でもその時分に一緒に過ごした仲間からは感謝の言葉を聞くのでした。

 そして家庭を持った直後から始まった転勤生活、出身が山形だったこともあるのだろう、大阪から東京、青森、郡山、大宮、船橋、宇都宮、そして60歳で定年を迎える10年程まえからは東京に勤務、居住した。その間絶えず父親から、父が亡くなってからは兄弟姉妹たちが絶えず四季の果物をが贈ってくれている。(さくらんぼ、ぶとう、ラ・フランス、そしてりんご、漬物等々である)

 そのなかで初冬から年明けにまで届くりんごは、むかしはやや甘酸っぱい味の紅玉というりんごが主流だったが、時代は移り、現在はフジ系のりんごが多い。しかしりんごには亡き両親から兄弟姉妹たちの、実に懐かしい想い出の味が一杯詰まっているのである。噛みしめていると涙さえ出てくる。

 さっそくカミさんと届いたばかりのりんごを頂きながら、この幸せを娘や孫にも分けてやろうと相談していたのでした。 
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今年も「バラード」が

2010-10-27 10:19:43 | 郷里山形の事
 山形の兄夫婦から今年も洋梨「バラード」が届きました。近所の知り合いが、伝統の「ラ・フランス」とは異なる新種のこの洋梨を栽培されているとのことで、昨年からこの種類の洋梨も送ってくれるのです。

 山形の果物の中では、さくらんぼの「佐藤錦」と双璧を成す、洋梨の「ラ・フランス」が有名である。今度の「バラード」は熟してもあまり芳香は出ない。表面が黄色く色づいてくると食べごろである。ただ実は熟してくると実に甘くて美味しい。果物でもここまで甘くなくても思うのだが、この甘さが消費者に受けるのだろうと思う。

 毎年、妹夫婦からも「ラ・フランス」が届くが、この季節を告げるこの果物は、嫁いだ2人の娘達も大好きである。少しづつのお裾分けであるが、小生の郷里の山形のことを、このときは思い出してもらっている。

今年の洋梨の「バラード」である。(もちろん表面は「ラ・フランス」とあまり変わらない)

               
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故郷、届きました

2010-08-12 18:42:45 | 郷里山形の事
 郷里山形の兄夫婦から、今年もぶどうが届きました。お盆の時期に合わせての心づくしに感謝です。丁度、昨日から遊びに来ている孫のDaikiも大好きなもので、大喜びである。

 それにしても台風4号の影響下、朝からの大風には驚いている。台風は東北の秋田に上陸したとの報道もあり、郷里山形への影響はどうかと心配だ。

 昭和10年だったか、日本最高気温を記録した、山形地方は、四方を山に囲まれた典型的な盆地である。夏の暑さも半端じゃないと思っていたら、聞けば37度を超えるたり、連日35度を超す日が続いているとのことである。
 
 その中で育まれたぶどうを賞味させて頂く幸福を噛み締めている。ただ例年に比べて高温が続きで何時ものようなぶどうの色がなかなか出なかったと聞いている。こんなところにも猛暑の影響が出ているらしい。

        
 
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サクランボの到来

2010-07-01 22:17:36 | 郷里山形の事
 年初来の天候不順続きで、郷里山形の季節の宝玉である「サクランボ」の収穫が、今年は例年に比して10日程遅れたという。本日兄と妹宅から同時にそのサクランボが我が家に到来しました。

 何時もの通りに郷里山形の風習にならい、塩水で洗い食してみました。子どもの時から亡き父親に、サクランボは塩水で洗う事により消毒にもなるし、さらにサクランボ自体の甘さを引き立たせる効果があると教えられていたのです。

 さっそく明日の朝早く宅急便で孫の所にもお裾分けする事にしている。この時季にしか賞味できない「サクランボ」をありがたく頂戴できるのは本当に幸せなことであると思う。

              
 
 
 
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鬼のめん玉・・・

2010-02-04 11:07:07 | 郷里山形の事
 昨日は節分、立春にもあたりますがやはり寒い一日となりました。夕方からは雪がちらほらと降りましたが、8時過ぎにカミさんが用意してくれた節分豆で豆撒きをしたのでした。

 昨年も書いた記憶がありますが、我が家では郷里の父親譲りで「福は内、福は内、鬼は外、鬼は外、鬼のめん玉ぶっ潰せ」と唱えています。何故「鬼のめん玉・・・・」と唱えるのかは残念ながら父親に聞き漏らしたので意味が分かりません。しかし関西産まれのカミさんは何時も可笑しがっているので、他の地方ではあまりないのかも知れませんね。

 この節分恵には色んな風習が見られるようである。わが国にかなり古い時代から伝わる習慣なのだから、時代によって変遷を繰り返してきているのは当然かも知れません。「鬼は内・・・」と唱える商家もあると聞きます。「大きな荷が飛び込んでくるように」という商売繁盛を願う風習らしいと聞きました。

 節分になると各地の寺社での節分恵が話題になりますが、今年は成田山新勝寺では例の朝青龍騒動で、横綱朝青龍が辞退したとのニュースがありました。誰かが朝青龍には「鬼」の役割をしてもらい、皆で豆をぶつけて厄払い、と述べていたがちょいと言いすぎではと笑ってしまいました。



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ラ・フランスも美味しい

2009-11-05 11:11:06 | 郷里山形の事
 楽しみにしていた、今年のラ・フランスが届きました。

 お礼の電話で、久しぶりにお国なまりの兄嫁さんと話したのでした。前回の新種の西洋梨に続いてのプレゼントに感謝しきりでした。やはり郷里の山形では、まだまだラ・フランスが主流だそうである。

 それにしてもこの異形の西洋梨は食べ頃になると芳香を放ち、柔らかな実の甘さは、堪らない美味しさを持つ。さっそく2人の娘たちにもお裾分けをしたのでした。

 郷里の山形の懐かしい味を、今年も充分に楽しみたいと思いました。

            
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「バラード」ってご存知?

2009-10-19 12:27:30 | 郷里山形の事
 今朝早く宅急便が届いた。昨日は終日留守にしたために不在連絡票が入っていた。山形の兄からの贈り物である。中は山形の秋の味覚の西洋梨である。

 ラ・フランスかと思い外箱を見ると、品種は「バラード」とある。早速サイトで調べて見ると、ラ・フランスより一足はやい収穫の新種とある。ラ・フランスとバートレットとの交配の新人だとある。

 表面全体が黄色くなり、香りを放つと食べごろとなり、甘みが強く、ジューシーだという。果汁があふれるので食べる時には注意とある。

 食べごろまでに少々時間がかかるらしいが、この新しい味覚を夫婦で楽しみたい。妹宅からも例年「ラ・フランス」が届く。こちらは2人の娘宅にお裾分けしている。郷里山形の秋の贅沢な味覚が嬉しい。

重量のある大きなものだ

            

          


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美味しい芋煮

2009-10-16 09:56:54 | 郷里山形の事
 先日何気なくパソコンの画面を見ていたら、通販のページに行き着いた。そこには郷里山形の「芋煮」の材料セットの紹介があった。無性に「芋煮」が食べたくなった。カミさんに話したら里芋は結構美味しいわねという。

 買い物の際に「芋煮」の具材を購入しようとなった。そして昨夜は待望の「芋煮」である」。実をいうとこんにゃくは何と糸こんを購入してしまっていた。(カミさんはたしかスーパーでは糸こんでは無いでしょうとと言ったのだが)、オイオイすき焼きじゃないんだと思ったが、まあ糸こんで行きましょうとなった。

 カミさんは大分味付けが心配だったらしいが実に美味しく出来ている。小生は3杯、カミさんも2杯もおかわりをしてしまった。これぞ故郷の味だと思いながら美味しくかみ締めていました。

我が家の「芋煮」

         

         
          
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ケとクのこと

2009-09-29 12:10:06 | 郷里山形の事
 10日程前になるだろうか、あらたにすのサイトで、読売新聞の編集手帳で取り上げていた、福島県の黒沢正行さんが読売俳壇に投稿された句の話題のことを思い出した。
 
 「食(ケ)と言われ食(ク)とこたえ食うずんだ餅

 この句を読ませて頂いて、やはり山形のお隣の福島でも同じ方言を使うんだなあということを思っていたのでした。たしか青森あたりでも同じ言い方をすると思っている。もちろん郷里山形で小生なども同じ方言を使っていた。

 郷里の姉や妹も、食事を勧めながら「食(ケ)でって下さい」(食べていってください)などと使うようである。実に簡潔でそしていて実の篭った言い方であろうと思う。

 この句を読ませて頂いて、方言の持つ温かみを感じ、いささか感傷的にもなっていたのでした。

 (しらほさんズーズー弁講座で取り上げていただいていましたか?)

キバナタマスダレの花

         
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