ご同輩が居られたぞ

昨日の朝日新聞の朝日歌壇に次のような投稿歌を見付けた。

近江八幡市の寺下さん「コロナ禍に韓国ドラマに填まりおり「ハン・ジミン」という女優が好きで」とある。
今回のこの歌の投稿者の方の年齢は良く分からないが、多分高齢者の方だと思う。

何度か小生も記事にした事があったが、我が家の夫婦も韓流ドラマを中心に、NETFLIXやAmazonプレミアムビデオで中国や台湾や日本映画等も視聴している。

ちなみに小生は韓国の女優さんでは「ソン・ヘギョン」さんがご贔屓である。カミさんはイケメンの男性俳優さん達がが好きらしい。( ^)o(^ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　

ドラマ「新聞記者」鑑賞

先年に話題になった映画「新聞記者」をNETFLIXがドラマ化したものであり、同時に主演に米倉涼子さんを配した事でも話題なっている。

もちろんドラマでは登場人物、題材は全てフィクションである旨の断りがあるが、森友問題が取りざたされる中、渦中の官僚が自殺するショッキングな事態を取り上げている。

国有地の払い下げの値引き交渉の過程で、総理サイトの働きかけがあったのか？。総理の国会答弁に沿って、交渉過程の記録が次々の書き換えられて行く。担当した官僚が全ての経緯を書き残して自裁する。

官邸のトップ層が種々の手段を使い問題の鎮静化を図ろうとするが、納得できない記者が遺族と共に立ち向かう姿が描かれる。

単純な政治劇だけにとどまらず、上司からの理不尽な指示に苦悩する官僚たち、就活の若者が政治に深く関心を持とうとする姿も描写されている。

このドラマ既に全世界に配信されている様である。小生は全６話のドラマに感銘を受けている。
　　　　

「必殺仕事人」を視聴して

最近はほとんどＴＶ番組を観なくなっている。だスポーツ中継や、大河ドラマは継続して視聴している。

今回は東山紀之が主演した「必殺仕事人」を録画して拝見した。２００７年から、藤田まこと主演の中村主水シリーズに引き続き渡邉小五郎シリーズの２０２２年スペシャル番組である。

前半はお定まりの、仇討の願いを聞き届けて悪辣な人物の抹殺を図る。

そして後半は、若き岡っ引きが悪辣な幕府高官の息子の乱暴狼藉を告発するが、奉行所は見て見ぬふりをする。それに憤慨した岡っ引きは、世直しを標榜して悪商人を世間に告発して懲らしめる世直し組に協力する事になる。

しかしこの世直し組が「晩繰」（ばんくる）と称して世間に悪商人を告発して糾弾する事態が段々とエスカレーして、善人の夫婦迄窮地に追い込む事態に発展する。

この現代にも通づるＩＴ社会のひずみを、時代劇に置き替えてのテーマが斬新で面白い。

主演の東山紀之は現在では最も時代劇に似合う俳優だと思うが。ベテランの出演者に加えて、多くのジャニーズ事務所の若手が出演している。

このしりーズはまだまだ続けて欲しいものだと思う。
　　　

来年の大河ドラマ

ＮＨＫの大河ドラマは今年放映の「晴天に衝け」に代わり、来年度は三谷幸喜作の「鎌倉殿の１３人」が公開される様だ。

源頼朝が樹立した鎌倉幕府を担い、執権の座に就いた北条義時を中心とした、御家人たちの確執が描かれる様で興味深いドラマになりそうである。

乱世の世に引き継がれる武家中心の政治が、どんな風に築かれて行くのかそちらも見逃せない。

この度主演の５人が記者オンライン記者会見でそれぞれ抱負を述べている。他に起用される俳優陣もどんな顔ぶれになるのだろうか？。三谷流の脚本も面白いものになる予感がしてならない。
　　　　　　
　　　　　

このコンビ・今シーズン限り

がシーズン２０を公開中のテレビ朝日の長寿番組の「相棒」。この番組は小生も延々と視聴し続けて来た。

そして4代目の相棒を演ずる反町隆史さん。このシリーズ限りで降板と伝えらえている。ただこの４代目は何んと法務省のキャリアから、警視庁に入庁し巡査となったと異例の起用だった。

ただ残念ながら最近のこの番組が取り上げる内容があまり面白く感じられない。そんな事から番組の刷新を期しての新たな相棒を模索するらしい。視聴率もやや低迷しているに見られるのである。

後任は誰にするのか？。早くも取りざたされるどんな顔を選んでくるのか。長寿番組だけに番組の顔の水谷豊さんの選ぶ新相棒にも興味が湧いてくる。
　　　　

「晴天を衝け」が面白くなりそう

幕末の時代が大きく変わろうとする揺動期。農家から飛び出し、徳川政権に登場する一橋慶喜卿の家臣に取り立てられた若き日の渋沢栄一と喜作。

将軍家に連なる御三卿筆頭の家臣に簡単に登用されるのも驚きだが、やがては徳川幕府の１５代将軍に就任し、徳川幕府の終焉を迎える慶喜公と行動を共にする事になる様である。

幕末から、明治、大正、昭和と活動する渋沢栄一の、今後の運命と行動はどんなモノか？。ドラマがどんな風に展開するかが予想不能である。

日本の近代化に多分の貢献を果たしたと言う、渋沢栄一と言う稀代の人物がたどる、今後の行動に大いに興味がそそられる。

やはり「愛の不時着」を

「NETFLEXとAmazonプレミヤム」の放映の韓流ドラマに夫婦が嵌っている。
小生は、今回の韓流ドラマの再ブームの火付け役となったドラマ「愛の不時着」が大好きである。もう3回も全話を鑑賞している。

事故で北朝鮮との軍事境界を越えてしまった韓国の財閥の令嬢ユ・セリ。その主人公を庇護したのが最前線で勤務する高官のご子息で中隊長のリ・ジョンヒョクである。前線に近い村での北朝鮮の住民との生活に驚く主人公。ふたりはやがて愛を語る様になる。紆余曲折を経て韓国に帰国するまでが前半になる。

そしてソウルでの生活に戻り従来のような企業活動に勤しむユ・セリの元に命を狙う北朝鮮からの刺客が現われる。その刺客を追って北朝鮮からソウルに潜入してきてリ・ジョンヒョクが銃撃戦の末に刺客を倒す。次第に愛を深め合うふたりだが、北朝鮮からの潜入が判明し送還される事に。そして別れの時がやってくる。

北朝鮮の普通の村民の生活がリアルに表現されたり、主人公を連れ戻す為にソウルに派遣された中隊の5人が韓国の発展ぶりに戸惑う様が面白い。

遂に北朝鮮に送還される日が来てしまった最終回の、境界線上での別れの場面だけを今朝は視聴して涙をながしてしまった。( ^)o(^ )


　

大河ドラマ「晴天を衝け」から

大河ドラマ「晴天を衝け」が面白い。まずドラマのタイトルも斬新で、流れるような展開が素晴らしい。続いて冒頭に何と徳川家康が登場し、長く続いた幕府の体制が否応なく変動する様を解説する。

まだ主人公達が後に表舞台に登場する前の段階での、雌伏の時代が描かれているが、後に１５代将軍となる徳川慶喜公と、渋沢栄一との出会いがあり、さらに明治から昭和に掛けて日本経済界の先駆けとなった主人公渋沢栄一の生涯が描かれる様である。

それぞれの登場人物に名だたる俳優を配するこのドラマ、今後の展開が楽しみである。

光秀は麒麟になれたか？

昨夜の放映でＮＨＫ大河ドラマ「麒麟がくる」は終了した。史上に名高いクーデターを起こしたとされる明智光秀を主役に添えたドラマでした。

ドラマでは美濃の斎藤道三に薫陶を受けて、成長して行く若い光秀を描いていた前半の物語が印象に残っている。

そして否応なく時代に翻弄されながら、足利将軍、織田信長の下で戦のない平穏な生活を求めて苦悩する様が浮き彫りにされる。そして暴走を始めた主君信長との葛藤、さらに本能寺に討ち入りするのを決意し実こうする。

ドラマの主題である麒麟がくる時代の到来を夢見た明智光秀こそが、豊臣、徳川と続く時代へのひとつの流れを創った「麒麟」ではなかったのではないかと思う。本能寺の変の３年後、馬を疾駆させる明智光秀の行く先は何処だろうか？。

本能寺の変はどう変わる？

大河ドラマ「麒麟がくる」は年を越して２月７日に放映の４４回で終了する。ここにきて本能寺の異変に関して新たな説が出たりして話題を呼んでいる。ただ本能寺で織田信長は自刃し、謀反人とされる明智光秀も豊臣秀吉に敗れて歴史の舞台から消える事も通説であり我々も知っている事である。

今回は光秀、信長、秀吉を演じた３人の主役たちが揃って会見、１年数ケ月に渡ったドラマとの出会いを述懐している。

ドラマのクライマックスは本能寺の変だと思われるが、新しい本能寺の変はドラマではどんな終わり方になるのだろうか？興味が尽きないのである。