「きのうのオレンジ」に感動

昨日は終日の雨の日でした。
恒例にしている週一のパークゴルフ仲間との練習プレーもお休みである。
必然的にＴＶに齧り付いてドラマや映画の視聴に頼る。

読みかけの本を取り出している。
今回は藤原陽子著「きのうのオレンジ」である。
若くしてがん宣告を受けた（彼）と彼を支える（家族）の物語である。
母親同士が双子で、3歳の時に母親を亡くし引き取られた家庭の（彼）とは兄弟として育っている。
東京でがんを患った（彼）が郷里に帰り自宅で療養する事に。
その（彼）を見守る母親と弟、東京の大学病院で出会った旧知の看護師も郷里に帰り看護を。
そんな周囲の人々に見守られてやがて（彼）は旅立ってしまう。

実はこの単行本は「小説すばる」に連鎖されて連載されていて通読したものである。
単行本として発行のこの物語、再度返しても涙が止まらない。感動の物語である。