ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

渡辺康幸氏の栄光と挫折

2017-10-17 18:53:39 | 勉学
今日は生涯大学卒業生学習会の日。
第一講義は、東京薬科大学薬学部客員教授の宮本法子先生。
「失敗から学ぶくすりの約束」。薬の効果的な利用と、薬剤師の活用を説かれる。お薬手帳を一冊にまとめて、副作用や、薬害の排除を訴えておられた。

第二講演は、現住友電工工業(株)陸上競技監督の渡辺康幸先生。
千葉市出身で、市立船橋高校から早稲田大学人間科学部へ入学。そして箱根駅伝で輝かしい記録を打ち立てる。その後実業団へ。SB食品に入社後、アトランタ五輪1万メートルの日本代表に。しかし足首の故障の快復が思わしくなく、20代で引退する挫折を経験する。この挫折は、自分では克服する事が出来なかったと述懐されている。
その後は母校早稲田大学の、駅伝監督に就任し、2010~2011年に、史上3校目となるシーズン大学駅伝3冠を達成する等指導者として、素晴らしい実績を残している。

今日の講演では、青山学院大の駅伝連覇が今年の出雲駅伝で敗れ、東海大学が台頭した事で、箱根駅伝は2校の熾烈な戦いになるだろうと予想される。日本マラソン界の盛り上げには、米国の国策である「ナイキオレゴンプロジェクト」(アフリカ勢優位のマラソンに対抗する選手造りをおこなっている)に似た取り組みが必要と言われる。現在このプロジェクトに参加している「大迫傑」選手に大きな期待を寄せると断言する。
毎年年頭に開催される箱根駅伝と、TV中継のウラ話などざっくばらんの話に大いに盛り上がったでした。

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