ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

黒木メイサと「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」

2011-08-09 14:25:38 | TV DVD
 テレビ朝日系の金曜日23.15から始まった、警察ドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」が2回を終わって面白い。実はこのドラマの作者である誉田哲也氏の描く警察ドラマに興味を持って、今回放映される前に原作本を読みだしていたからです。

 この作者には「ストロベリーナイト」や「ソウルケイジ」等のやはり女性警察官を主人公にした小説もあるが、こちらはどちらかと言へば、現代の暗い部分の犯罪を描きながら、いささかコミカルな内容を持っている。あんがいにマンガ慣れした世代にも読める様な感じの作品だと思う。

 そして今回の「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」はやはり対照的な性格を持つふたりの女性警官を主人公に持ってきている。泣き虫で情緒的な門倉巡査とガチンコ武闘派の伊崎巡査である。少年誘拐事件が発生するが、身代金の受け渡しに翻弄される警察官をじっとみつめる美少年「ジウ」。事件は身代金を搾取されながら、誘拐された少年は開放される。

 そんな時に職務質問に逆上した犯人が人質をとり立て篭もる事件が発生する。犯人説得に向かう門倉と犯人を取り押さえる伊崎の活躍があり、立て篭もり事件は解決をみる。しかし取り押さえられた犯人が先の誘拐事件の犯人の一人ではないかと疑いが出る。そんな中、其々に他の部署にふたりは異動させられる。

 武闘派の伊崎巡査に黒木メイサ、情緒的な門倉巡査は多部未華子が演ずるが、このふたつの事件はその後に起こる、とてつもない事件の幕開けでしかなかった。警察内部の抗争や、現代に取り残された人々の苦悩などもあり物語は展開する。もう一方の主人公「ジウ」とは何者なのか?、それを操る闇の組織の存在も見えてこない。

 原作本は全3巻、息も切らさずに一気に読んでしまった。数多くの警察を舞台にした小説やTVドラマ、映画があるが、深夜に近い時間の放映になっているのは何故なのだろうか?。警察ドラマで主人公が女性と言うのはタブーなのだろうか勘繰っている。 
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「頂きます」は言わせない | トップ | あれこれと »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (愚徒楽苦  (Good Luck)  )
2011-08-09 19:19:41
この時間帯のドラマは、以前からファンです。
SPが主人公の時から?
金髪の彼 読売新聞日曜版に紹介されました
ドキドキしながら楽しんでいます。
返信する
Unknown (ピーナツ)
2011-08-10 12:49:07
愚徒楽苦さん こんにちは

今日も朝からの猛烈な暑さに閉口です。
この深夜番組は前からご覧ですか。
金髪の美少年「ジウ」が今後どんな動きを見せるのか、黒木メイサの武闘派ぶりも見ものですね。
原作も読み終えたが滅茶苦茶にに面白い。この辺をTVドラマが表現出来るのか楽しみです。
返信する

コメントを投稿

TV DVD」カテゴリの最新記事