ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

どうして「けんか祭り」?

2006-12-20 15:29:58 | インポート

亀田兄弟のボクシング試合がTTVで今夜「亀田兄弟のけんか祭り」として開催される様だ。
新聞にも派手な広告が掲載されているのを見てそれは違うだろうと思ったのだ。
ボクシングの世界タイトル戦が何故にけんか祭りなのだろうか?

半年前の世界タイトル戦が散々の悪評だらけで、世間の批判を浴びてTTVも亀田親子も懲りた筈だ。
今回はその批判を跳ね返す絶好の機会として再戦を決めた戦いなのだ。
そのボクシングの試合を「けんか」として煽り立てる神経は何処から来るのだろうか?
小生は人間が挑むスポーツの内で、ボクシングは最古の歴史を持つスポーツだと思っている。
それだけに人と人が互いに殴り合い優劣を競う合う。決して「けんか」ではない「スポーツ」なのだ。
「けんか」とは人を傷つけたり、場合いによっては殺し合う要素を持つものだ。
だからボクシングの試合を「けんか祭り」等とは呼んで欲しくは無いと思う。

TTVは今回の再戦も最低30%以上の視聴率は稼げると踏んでいる様だ。
その視聴率の為に「けんか」として再戦を位置ずけて売らんかの姿勢がミエミエだ。
確かにTV局の視聴率争いは企業の死活問題ではあるが、良心あるメディアとしての立場も弁えるべきだと思う。

しかしながら今夜のTV放映は亀田親子がどう対応して戦おうとしているのかは少々の興味はある。
亀田親子もTTVの煽りに乗らず、冷静に対応しスポーツマンとしての地位を確保して欲しいものだ。 

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