風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

Big Surにて

2006-11-26 | ベイエリアから
11/22 - 11/24でBig Surにキャンプに行ってきた。Thanksgivingの連休にLake Tahoeにスキーに行こうと計画していたのだけれど雪がないので急遽計画を変更。準備不足だったけれど、美しい海岸線や満点の星空を眺めることができて大満足であった。

11/22、うちを出たのは11時過ぎとちょっと遅め。17号線を下ってSanta Cruzを通過、California Highway 1をぐんぐん南下する。Carmelを過ぎるとそこは浸食された雄大な海岸線が延々と続くのだ。目指すはBig SurKirk Creek Campground、午後2時半、あった、あったとキャンプ場に入るとほぼ満杯。Highway沿いのサイトしか空いてないけど仕方あるまい。夜は静かだろうし。

夕闇が迫ると水平線の空が真っ赤に染まって上空の藍色となんとも言えないぐあいに解けていく。夜は満点の星空が広がる。都会暮らしの娘はすごいよ、きれいだよと驚き、妻はプラネタリウムみたいだよと言う。

トレイルをハイキングをすれば雄大な景色にや野草にココロが洗われる。景色を瞳の奥に焼き付ける。

じゃあ、写真いってみよう。まずは海岸線から。
   

次は野草ね。野ぶどうが旨そうだ。
        

次はひなたぼっこしてたトカゲとシカだ。
 

最後は夕焼け空。
 

世の中にはまだまだ見るものがいっぱいあるのだ。
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ありえない~

2006-11-19 | 中島みゆき
日本から取り寄せた「間宮兄弟」のDVDを家族で観た。映画も観に行ったのだけれどDVDが発売され、みゆきの未公開シーンもありってことで思わず買っちゃったのだ。

で、これがみゆきだよと娘に教えると「ありえない~」だって。彼女のココロの中のみゆきは歌うみゆきなのだ。。動いてるみゆきもすごいだろ。ボーリングなんか素のまんまだぞ。大きくなったらラジオも聴くんだよ、もっとすごいぞ。もちろん映画本編はほのぼのしちゃうのよね~って感じでみんなで楽しめた。しかしみゆきがお母さんだなんてうらやましい。座談会、みゆきバージョンも見たかったぞ。
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Hit somebody?

2006-11-17 | ベイエリアから
ショッピングセンターの駐車場で車をバックしたとき鉄のポストにぶつけてしまい、見事反射板が吹っ飛んで、リアフェンダーが少し凹んでしまった。せっかく保険にも入ってるし、リースカーなので直しといた方がいいなと思い直すことにした。保険の営業所に行って見積もりを作ってもらった。修理代は約15万円、免責が6万円だ。修理中レンタカーを借りるのだけどたぶん2、3万円。8、9万円は痛い出費だけど、後ろをよく見るようになった。

で、保険の営業所に行ったとき、申し立てに来ていたアジア系のおっちゃんにクレームに来たのか?と言われたのでそうだと答えると「Hit somebody?」って聞かれた。初対面のひとにいきなり誰かひいちゃったのか?って聞くのはどうかと思うぞ。しょうがないから「Hit something」って答えた。英語が達者でないものどうしの会話はこんな感じだ。
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TOEICの事実

2006-11-15 | ベイエリアから
TOEICという英語のコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストがありこれまでに2回受けたことがある。

せっかくアメリカに転勤になったのだから赴任直後と赴任後でどのぐらい英語の能力があがるのかアメリカでもテストを受けとこうとU.S.のTOEICのホームページにアクセスして会場や費用を調べていたら衝撃の事実が。

2004年の受験者のリポートを見ると受験者の67%が日本で14%が韓国、なんじゃこりゃ!他の国じゃTOEICはあんまり意味がないようだ。日本と韓国はほんとにテストが好きなんだねぇ。ぼくもけっこう好きだけど。

この事実を知った後、受験はやめようと思った。アメリカで受験すると65ドルと日本より高いし、転職でもしなければTOEICの点数はどうでもいいからね。でも日本に帰ったらまた受けてみようかな。

歯医者に通ったり、車をぶつけて保険調査員と話したりと解決しないといけないことがあって、やっと英語に慣れてきたかなと思えるこのごろなのだ。
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これからだな

2006-11-08 | 日々のこと
最近、娘がちょっと荒れていたので学校で何か困ったことないか?と聞いたりしていたのだけれど、何も困ってないよと言うばかりであった。

そして今日、学校の先生からうちに電話があってその後妻から会社に電話があった。ある男の子がペンを取ったので鉛筆で殴って取り返したとのこと。放課後迎えに行ったときに先生と話をした。娘は意固地で些細なことにこだわりがちだ。そして自分が一番でないと気が済まず、できないことがあると怒ってしまうのだ。他にもいろいろ先生から学校での様子を聞く。先生は前向きで熱心なひとで頭が下がる。一生懸命な先生に申し訳ないなぁと思う。

しかし、ここはアメリカ、今度同じことがあったら事務室に連れて行きそこから親に連絡するとのこと。そうなると停学を含めた懲罰があるのだ。

家に帰ってあったこと、してはいけないこと、今度したら学校に行けなくなるかもしれないことを話した。今まで何度もしてきたのだけれど、理解してくれるまで何度でも話すしかない。

規則正しい生活、落ち着いた行動、ひとの話を聞く、ひとの気持ちを考える、そう言ったことのひとつひとつはすべて結びついている。

彼女はストレスや不安を抱えていることは間違いない。それを彼女が話してくれようになり、ひとつひとつそれらを取り除いていきたい。

親であるぼくや妻も冷静に対応できるよう親子で修行は続くのだ。
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ハロウィーン

2006-11-05 | ベイエリアから
10/31はハロウィーンだった。ハロウィーンは子供たちがとっても楽しみにしているお祭りだ。ものすっごく大雑把に言うとお盆と収穫祭が一緒になったようなお祭りで、もともとはヨーロッパのケルト人から始まったようだ。しかし、こちらでも元々の意味とはほとんど関係なく子供たちは仮装して家々をまわってお菓子を集めるのだ。もちろん大人だって仮装してパレードしたりしちゃうのだ。会社にもハロウィーンの飾りやお菓子が置かれる。

小学校でもその日は仮装パレードがあった。うちのは魔女になった。子供たちの衣装もいいけど、先生たちの仮装が楽しかった。男の子はヒーローものが好きなんだな。

   

よし、先生の写真だ。女性の先生は男性の先生にくらべて気合いが違う。恐れ入った。

     

夜になると子供たちはみんなで家々をまわった。ぼくは家にいて訪ねてきた子供たちにお菓子を配った。Trick or treat!って言って子供たちがやってくる。全部で10組くらい来たかな。待っている間は手持ちぶたさなので、配っているお菓子をずっと食べていた。めちゃくちゃ駄菓子で健康とは無縁のものばかりだけど。

うちのこどもがもらってきたお菓子にcomomoも満足か?あれから毎日残ったお菓子ともらったお菓子を食べてる。でもなかなか減らないのだ。

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あなたはすごいです

2006-11-01 | 中島みゆき
BS2で放送された吉田拓郎&かぐや姫 in つま恋の総集編を観た。アメリカに来る前にロケフリを設置してきてほんとうによかった。もちろんお目当ては中島みゆき

みゆきが拓郎に書き下ろした「永遠の嘘をついてくれ」、うたが始まってしばらくしてすっと舞台の袖からみゆきが登場。大歓声があがる。白いシャツ、ジーンズにラメ入りのベルト。最近の彼女はこの衣装が似合っている。華奢な体からは想像できない存在感のある声、流し目にくらくら、妖婉さはただものではない。海を越えてやってきた映像の品質は悪くてもみゆきの迫力は衰えていない。最近、みゆきは死なないんじゃないかって思ってるのだ。歳をとるたびに美しさを増していくのだ。

みゆきは顔がちっちゃいので、拓郎が向こうに映っても拓郎の顔が大きく見える。それより後ろで指揮をしている瀬尾一三の顔はもっと大きくて遠近が逆転してる。指揮をする彼の姿がめちゃくちゃみゆきにかぶってた。でも、瀬尾サウンドはみゆきには欠かせないし、バンドのメンバーもみゆきと拓郎でほぼ共通なもんだから全然違和感がなくてよかったぞ。ちなみにぼくも大きい顔の持ち主なので遠くにいても近くにいるみたいなのだ。

歌い終わるとみゆきはまたすっと去っていったのだった。かっこ良すぎ。あんな大人にぼくもなれるだろうか。みゆきを追いかける旅は続くのだ。
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