行ってきました、関西弾丸ツー。心配された天気は大きな崩れもない模様。
10/17(土)5:20に家を出た。行きは中央高速経由なので首都高の永福ランプから乗った。すぐに事故渋滞に遭遇する。うーむ。
待ち合わせは藤野PA。6:20ぐらいに到着するとすでに
ごんさんが到着していた。
コウタロウさんはまだ到着していなかったのでトイレに行ってからPAのコンビニで塩豚まんとカフェオレを購入して戻るとコウタロウさんが到着したところで、ごんさんに「何買ってるの!?、6:30に出発だよ!」と言われた。すみません、自己ちゅーです。でも朝ご飯は食べないと。。。
この3人で関西のバイク関連のネットで知り合った方々と丹後半島巡りに行くのだ。関西で我々を迎えてくれるのは頼もしい
CB1300親父さんとお仲間、陽気でファンクな
僕もいっしょさんとお友達。総勢9台のツーリングだ。
いいペースで走るけれど寒くてトイレに行きたくなる。ごんさんがペースダウンした横を追い抜く。後で聞いたらトイレの為にPAに寄ろうとしたとのこと。僕はトイレに行きたいので予定のSAを目指したんですが。
諏訪湖SAに着いた。ほっ。
中央、名神、北陸と駆け抜け敦賀に到着しガソリンスタンドで給油。さて、何を食べようか。夜は海鮮だからねぇ。街へ行けば何かあるんじゃないと話していたらガソリンスタンドの隣が王将だった。で手っ取り早く王将でランチ。
その後三方五湖へ。太古に山々が沈んでできた湖郡。それを縫うようにして走るスカイラインが気持ちい。絶景の連続でしばしば立ち止まる。
有料道路を抜けて海沿いのくねくね道を常神という町を目指す。くねくね中毒の3人はよだれを垂らしながら走ったのだった。そして常神に到着し波止場でバイクの撮影タイムとなった。
普段、自分の写真を撮らないのでたまにはということで3人並んで記念写真も撮った。
ここから舞鶴を経て今日の宿泊地丹後由良へ。R27はペースが上がらず排気ガスを沢山吸う羽目となった。西舞鶴のコンビニで小休憩して宿に連絡。予定より少し遅れてるかな。そのコンビニには空気がほとんど抜けたタイヤの軽カーが止まっていてこれは抜けすぎだよねとごんさんと話したのだった。あれはデジャヴだったのか。
宿に着くと気さくな女将さんが迎えてくれた。すばやく風呂に入って夕食だ!
さすがにビールがうまい~!料理もまずまず。その後熱燗に切り替え食べ終わるとおなか一杯であった。
まだ寝るにはちと早いので夜の海岸を散歩した。この時期この時間海岸には誰もいない。しばらく暗闇の中を歩くとカップルがいた。オヤジ3人が近づいてきて怖かったことだろう。
その後ふらふらとコンビニへ。コウタロウさんが最中アイスを買いに中へ。どてら姿のコウタロウさんを見て店員が笑っていたのを僕は見逃さなかった。僕は丹前を着ていたので似たようなものだが。
宿に戻り22:00に就寝。明日は6:30には起きようということになっていた。目が覚めたら4:00。起きるのにはまだ早い。コウタロウさんと僕はいびきをかきますと自己申告しておいたのだが、一番うるさいのはごんさんであった。寝息でぷふあぁと言っていた。コウタロウさんの寝息はかわいいなと思っていたらいびきに替わった。さすがである。ちなみに自分の寝息やいびきはわかりません。
そして6:00になったので一足先に散歩に出発。行き先は汐汲浜(しおくみはま)だ。歩いて数百メートル。ここ丹後由良は山椒大夫の伝説が残る街。安寿が汐を汲んだとされる場所だ。なぜそんなに行きたかったかと言うと中島みゆきの去年と今年の夜会のテーマが山椒大夫、つまり安寿と厨子王なのだ。この地を選んでくれたごんさんに感謝だ。
森鴎外の文学碑を見つけた。汐汲浜はどこだろう。あった。
そして朝日が昇る。今日はいい天気だ。砂浜にコウタロウさんが歩いていた。暫く行くとごんさんも。
宿に戻って異変に気がついた。ごんさんのバイクのタイヤの空気が抜けていた。
調べるとパンクだった。リアタイヤに金属片が刺さっていたのだ。関西の方たちとの待ち合わせは宮津に8:30間に合いそうもない。皆を待たせる訳にもいかず、まだ店も開いていないので、待ってますよとごんさんに告げてコウタロウさんと宮津へ。どうにか修理できて合流できることを祈るのみ。
宮津で関西の方々と合流し、はじめましての挨拶。ごんさんに電話するとバイクショップに連絡がついて修理できることになったとのこと。そしてゆっくりと丹後半島を回ることになった。
まずは天橋立へ。最初横から眺めたのだけれど写真と違うなぁ。やっぱり上から眺めることになり傘松公園へ。駐車場にバイクを止めてリフトで上に向かう。リフトもケーブルカーも同じ値段だけれどリフトの方が眺めがいいし待ち時間もない。
だんだんと天橋立が見えて来る。おおっ、ご立派。上に着いたら股のぞき台があった。
僕も含めみんな逆さまで写真を撮っていたがカメラだけ逆さにして撮っても後で回転させても同じ絵になりそうだ。
そして輪の中に皿が入ると願いが叶うと言うかわらけ投げ。僕も無心で投げたが入らなかった。そこにいた間に何十人とやったが誰も入らない。恐るべし。3枚100円。
ここにまでもハロウィンが忍び寄って来ていた。誰じゃい!こんなもん置いた奴は!
次に向かうは伊根の舟屋。ここも行ってみたいところの一つだった。
道の駅舟屋の里で昼食。刺身定食をいただく。全員ご飯大盛りであった。
ごんさんはどうにか修理が終わって道の駅てんきてんきへ逆回りで向かってもらうことになった。そして海沿いのワインディングをオヤジ達が行く。みな良いペース。蒲入の駐車場から。いやぁ、いいとこです。
途中丹後松島の絶景ポイントでごんさんと合流でき、山道を碇高原牧場まで。おやっさん、いい道がありますねぇ。
ちと寒いがこうして並ぶといい感じ。
来た道を戻りまた山道へ。これは修行ですかおやっさん。僕もいっしょさん曰く府道じゃなくて腐道とのこと。対向車が来てもよけ場がないと思ったが対向車は来る気配もない。ふー。やっぱりオフ車も欲しい。
ようやく里へ抜けてガソリンスタンドで給油。関東組は高速に乗る前に入れることとする。さて出発。ところが信号が変わってあれよあれよと置いてけぼりとなってしまった。これはまずいとみんなを追いかけた。みんな速いなぁ、全然追いつけないやと先を急ぎ宮津の港に着いてしまった。着信あり、ごんさんだった。とりあえず今来た道を戻ってとのことなので急いで戻ってごんさんと合流。みんなが待つと言うポイントに急いだ。するとみんながいない。道の駅和(なごみ)で待ってるよとのこと。そこからごんさんと迷いながらもどうにか道の駅までたどり着いたのはみんなが着いてから1時間後であった。申し訳ありませんでした。
来年の再会を約束しお別れとなった。これから長い帰路となる。京都縦貫道、名神、新名神と乗り継ぎ四日市の御在所SAで夕食。みんな目が真っ赤っかだ。
ごんさんが車線変更の時に違和感があると言う。コウタロウさんも僕もそんなことないよと。なんとリアタイヤの空気がまた抜けかかっている。先に行ってとごんさんは言うけれどすでに旅は道連れモードのコウタロウさんと僕。スタンドで空気を詰めて次のSAまでゆっくり行くことに。
そして浜名湖SAでまたもや事件が。コウタロウさんのメガネがない。スタンドから駐車スペースの間を見て行くとランプのカーブにメガネはあった。悲しいほどくにゃくにゃ。レンズは粉々。
そして富士川SAでもう家も近いと言うことでコウタロウさんは先に行くことに。海老名SAでまたまたハプニング。ごんさんがバイクごと倒れてしまった。急いでバイクを起こす。ごんさんに怪我はない。よかった。
そこからゆっくりと走り、家に着いたのは4:30だった。2日間の走行は1,421km、伴ちゃんの総走行距離は13,738kmとなった。
新しい出会い、素晴らしい景色とワインディング。マスツーに慣れていないが故の反省も多かったが思い出に残るツーリングとなった。行って良かった、みなさんありがとう。