9/14(日) 晴れ
僕「週末に富山に行ってくるよ」
妻「泊まり?」
僕「日帰り」
妻「富山に日帰り?」
僕「ごんさんとコウタロウさんと一緒だから」
妻「それ本名?」
仕事を除くと久しぶりに4時起きだ。5時半に中央自動車道、藤野PAに集合するためだ。
まだ暗い中、家を出る。前日、空気圧チェック、リアブレーキパッド交換を済ませ、準備はオッケーだ。
まだ5時だと言うのに中央自動車道は車がいっぱい。間に合うか?ごんさんの顔が目に浮かんだ。
約束の時刻の5分前に藤野PAに到着するとnonameさんの姿を見つけた。コウタロウさんはまだいない。計算どおりだ。
少ししてコウタロウさんが到着した。

次のチェックポイントは諏訪SAだ。nonameさんは大月まで並走した後、富士山の周りを巡ったそうだ。
諏訪SAの後のチェックポイントはR361の道の駅飛騨たかね工房だった。R361ではだいたいここに寄っている。
帰りだったら飛騨牛の昆布巻きなんかがお土産に良いだろう。
車であれば東海北陸自動車道で向かうところだが、R158を黙々と進んだ。次のチェックポイントは道の駅庄川だ。
チェックポイントではなく、正しくは休憩ポイントだな。
朝ご飯を食べていなかったので飛騨牛の肉まんを食べた。ごんさんは五平餅を食べていた。
何やら鐘と太鼓の音が聞こえて装束の男達が道の駅にやってきた。庄川神社の秋祭りらしい。

庄川の連獅子舞はなにやら有名らしい。踊りに見入った。

このままではとっても間に合わないので、白川郷から高速道路で五箇山に向かった。
白川郷は連休で良い天気とあってインターチェンジから車が連なっていた。
待ち合わせ場所の村上家でスーさんとワカバさんが待っていた。
ちょっと話してから拾遍舎に向かった。ここは蕎麦と五箇山豆腐の店だ。
スーさんが豆腐を注文してくれた。素朴な味で食べやすい。日本酒に合いそうだ。ビールにも合いそうだ。

天ざるを頼んだ。自分のざるは写真を撮り忘れたので、これはごんさんの大盛りだ。
勝手に山菜の天ぷらを想像していたが、家庭的なボリュームのある天ぷらであった。

次回はざると揚げ出し豆腐を食べてみたい。
ワカバさんは所用のため、ここで伊勢にトンボ帰りだ。
スーさんが南砺と砺波の街を見下ろす閑乗寺公園を登った絶景ポイントに連れて行ってくれた。
閑乗寺公園までは瑞泉寺参道に寄ってくれた。石畳の道の両脇に木造の商店が並ぶ味のある街だ。
どうです!この風景、日本海、能登半島、富山湾、そして散居村。
田植えの時期の夕陽は水の張られた田んぼが輝きそれはそれは美しいとスーさんが教えてくれた。

大人のままごと、と言ってスーさんがコーヒーを淹れてくれた。

ワカバさんからいただいたフルーツ大福とスーさん持参のマグカップを並べてみた。

リラックマのマグカップがいいな、と思っていたらごんさんが選んでしまった。
次はどーもくんだな、と思っていたらスーさんが選んでしまった。
いい景色、淹れたてのコーヒー、いい仲間、人生を楽しむ時間だな。
赤とんぼ、もうすぐ秋がやってくる。

ツーリングなんでバイクの写真も入れておこう。

砺波IC近くのますのすし本舗源で頼まれたお土産を買ってバイクのシートに括り付けた。
まだ陽があったので断熱材の替わりにツーリングマップルを挟み込んだ。
神通川沿いのR41を飛騨方面に向かっていく。神岡まで来たとき、大きな工場とその臭いにかつて公害の街であったことが思い出された。
安房峠道路を抜けると松本へ向かうR158は恐ろしい渋滞であった。
中央自動車道に松本から乗って、双葉SAで夕飯を食べた。今日はタンパク質が必要なので、カツ丼を食べた。

そして、待ち受けていたのは勝沼から25kmと言う事故渋滞で、ほとんど動いていない。
車の人は家に着くのは完全に深夜だなと思った。
すり抜けをせざるをえないが、車のテールランプに目がしょぼしょぼしてしまい、ごんさんとコウタロウさんから遅れてしまった。
渋滞を抜けて、八王子で降りるコウタロウさんにランプで追いつくことができた。
きっと渋滞を抜けてゆっくり走ってくれていたのだろう。
家に着いたのは午前零時ちょうどであった。
源で買ったお土産の品。近所の知り合いへのお使いものもいくつか購入した。

そしてスーさん、ワカバさん、nonameさんからのお土産の数々。

おにぎりせんべいは静岡にいた頃はよく食べていたが、関東では見かけないので久しぶりだ。
みなさん、短い時間ではありましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
久しぶりのロングツーリングでお昼前にかなり体力を消耗してしまったけれど、何かを食べる度に力が出てきた。
朝ご飯は食べてから出かけましょう。
今日の走行距離は892km、伴ちゃんのオドメーターは73,983kmとなった。