7/30 晴れ
超が付く晴れとなった。バイクで島を一周した。距離は60kmぐらいなので、あちらこちらに寄っても数時間で一周できる距離だ。
逆さ利尻の名所の姫沼。誰もいない静かな池だ。
次に寄ったのは白い恋人の丘こと沼浦展望台、白い恋人のパッケージに書かれている山はここから見た利尻山なのだ。
バイク旅なのにバイクの写真が少ない感じがするので、もう一枚。
次にオタトマリ沼に寄ってソフトクリームを食べながら利尻山を眺めた。山は見る場所によってその姿を変えていく。
仙法志御崎公園でアザラシが泳いでいた。アザラシはここで飼われているのだ。横の土産物店で利尻昆布を買った際にアザラシの事を聞いたらこのアザラシは本島の水族館からレンタルしているとのことだった。
イカした、と言う表現が似合う洋品店があった。なんかいい感じ。
その後、海沿いの小さな観光スポットのようなものに寄りながら沓形岬のキャンプ場の下見に行った。日影がないので昼は暑そうだが、街まで近く温泉も居酒屋も歩いていけるのがグッドポイントだ。
お昼は「味楽」で食べることにしていた。味楽はミシュランガイドに載っているこのラーメン店で、美味しいよとキャンプ場で勧められたのだ。店に行ってみたが開店までまだ時間があったので見返り台園地に向かった。
クネクネした細い道を登りきると駐車場があった。そこから歩くこと数分、利尻岳をどーんと眺めることができる。今日登ったら良い景色を頂上から見られたに違いない。でもすごい日焼けしそうだ。
「味楽」に戻ったらまだ開店前で一番乗りだった。隅の方で待っていたら数人の人たちがやってきて入り口に並ばれてしまった。急いで向かったが軒先に入れず炎天下で待つことになってしまった。
焼きしょうゆラーメンを食べた。利尻昆布の出汁が効いたスープであった。美味しいラーメンを食べてお腹が満たされた後、ゆっくりと残りの1/4ほどを走った。
富士野園地から見たポンモシリ島、ポンモシリはアイヌの言葉で小さい島と言う意味だ。
そこから眺める夕陽ヶ丘展望台がある小山と利尻山
そしてここは田中陽希さんの日本百名山ひと筆書きのゴール地点でもあったのだ。テレビを見ていたけど気づかなかった。
そしてそして、北のカナリアたちのロケ地でもあったのだ。北のカナリアたちは舞台挨拶のある上映に行ったので思い出深い。
キャンプ場に戻って管理人の方とベンチに座って長い話をした。この方は本当にこの島と山を愛している方だ。今日は快晴で、昨日は雨が降ったので、今日ではなく昨日山に登るように 私に勧めたことを謝っていた。もちろん気にしていないと答えた、本当にそう思うので気にしないでくださいね。山は逃げないのでまた来ます。
夕陽が沈む頃夕陽ヶ丘展望台に向かった。が、今日は夕陽は見られなかった。昨日と一昨日は飲んでしまって来られなかったが、素晴らしい夕陽だったそうで、これも管理人の方に勧められていた。夕陽もまた見に来ます。
良い1日であった。と思っていたら、隣のテントのおじさんが独り言をずっと話していた。そして悲しく夜は更けて行った。