5/2(土) 晴れ
今年の春の美里祭りは、渡辺美里のデビュー30周年の日、大阪城音楽堂で行われた。タイトルは「春の美里祭り 30th Revolution」
美里祭りは東京でも行われるので、普段なら大阪まで行くことはないのだけれど、デビュー30周年の日となれば話は別だ。
ゴールデンウィークの土曜日なので東京駅は人でごった返していた。新幹線も軒並み満席だ。のぞみは混んでいて座れそうにないので、ひかりで大阪に向かった。
日差しが眩しい。今日は夏日となり、ライブの始まった午後3時半は汗が滲むほどであった。
1曲目は「I'm Free」言わないと知られないデビュー曲、ケニー・ロギンスのカバー曲だ。
デビューの日、美里はラジオ番組のために大阪にいたそうだ。そしてレコード店に行って「I'm Free」を前に飾ったと言っていた。
そう、自分のお気に入りのアーティストのレコードはレコード店で前に置き直したりしたものだった。
4月にリリースされたアルバム「オーディナリー・ライフ」からの曲を織り交ぜて2時間半のライブであった。
このアルバムはいい。プロデューサーに佐橋佳幸を迎え、豪華な作家陣に演奏者、懐かしさと新しさ、お茶の間感覚とメルヘン感、美里のボーカルに隙はない。
まさに30年の集大成。長年のファンにとっては涙ものなのだ。褒め過ぎてしまった。
最後は「eyes」、今も昔も朝の目覚ましコールで使っている曲だ。音源はカセットテープからスマホになった。
ライブ後音楽堂を出ると、アンコール時に客席に掲げられたフラッグが飾られていた。
それから心斎橋に向かった。久しぶりに会う古い友人と、汚い焼き鳥屋で旨い肴をつついた。
本当に美味しい、大阪、恐るべし。飲んだ後に寄ろうとしたラーメン屋が混んでいたので食べられなかった。
いや、食べずにすんだ。いずれうちの娘をこの食い倒れの街に連れてこなければならないだろう。
今回は30周年と言うことなので、手作りうちわを持って行った。
先日行ったケイティ・ペリーのライブで、頭に花輪を着けた女子がたくさんいたので、ひまわりの花輪も作ってみた。
女の子ではなく、おっさんが頭につけるとかなりヤバイ感じになってしまった。
真ん中はツアーパンフレット、右は渡辺美里ぴあ。ツアーパンフレットにはファンクラブ会員の名前が刻まれるのだが、1ヶ月前に継続し忘れてしまい名前が載っていなかった。
ファンクラブ歴は30年目なのに。実は前にも継続し忘れたことがある。30年で2度だから少ないと言えるかも。
その代わりに渡辺美里ぴあにはコメントと送った写真が載っていた。やるときはやるのだ。
家に帰ってから中島みゆきファンクラブも継続し忘れていることがわかった。なんか物忘れが多くなってきたぞ。
5/5(火) 晴れ
春の美里祭り、今日は東京の日比谷公園野外音楽堂だ。
映画を観た後、日比谷公園に向かった。なんかのんびりしている感じが好きだ。
公園の噴水やバラなどを眺めながら野音に着くとすでに入場の列ができていた。
バラ園にはもちろん美里の名前が付けられたシャンテロゼミサトも咲いていた。
会場に入ったらとりあえずビールで乾杯だ。外で飲むビールはいいね。
1曲目の「I'm Free」はなかったが、リストは大阪とほぼ同じ感じであった。
ゲストの押尾コータローさんも一緒だ。大きなおまけはTOKYO FMのラジオ番組「あ、安部礼司」のメンバーとのラジオドラマの公開録音だ。
美里のデビューまでをミスセブンティーンのコンテスト、卒業式の日のレコーディングなどのエピソードを交えて紹介した。
美里祭りに相応しいライブであった。
大阪の教訓を生かし、ひまわりの花輪を帽子に着けてみた。
勢いで買ってしまったバスタオル。
英語でないアルバムタイトルはローマ字表記となり、ちょっと違和感があるが、これでいいのだ。
二代目 Chant Rose Misatoが咲いた。シャンテロゼは花が咲いてから散るまで数日と儚いので、咲いたら切って家の中に飾っている。
渡辺美里 全国ツアー 30th Revolutionは始まった。今回の美里祭りを含めると全国47都道府県、土日を中心として52公演の長期ツアーだ。
そして2016年1月9日、21年ぶりの横浜アリーナ公演が発表された。やるじゃん!