4/24(土) 前々日ぐらいまでは曇の予報で降水確率も高かったが予報は好転し見事な晴れとなった。でも寒い。
関越自動車道嵐山PA下りに9:00に集合だ。早めに出たので8:00に着いてしまった。熱いコーヒーを飲みながら待っていると参加者が次々と到着する。
上信越自動車道の松井田妙義ICで降りると山ピーのバイクに異変が発生したらしい。マフラーにバックパックのベルトが張り付いて溶けた匂いを放っていた。でもこれは大したことではないらしい。ナンバープレートが行方不明になっていた。ちぎれて飛んでいったらしい。山ピーが事務所に相談に行った。暫くして帰ってきたがすぐには結論がでないようなので彼を残してさくらの里へ向かうことになった。
妙義の山々はゴツゴツだ。初めて見た時の感動を思い出した。
山の中を走るR196はけっこう車が走っている。みんなさくらの里へ向かうのだろう。
おっと、ここがさくらの里か。このちょっと先に桜の絨毯を見下ろせる素晴らしいポイントがあったが残念ながら駐車スペースがないので先の駐車場へ向かう。
駐車場で山ピーを待つことに。満開の桜だ。
桃の花も満開だ。
道の反対側に神社があったので行ってみることに。金の大黒様か?
どーん!日本一の大黒様。全長20m、8.5t、何で出来ているのだろう?
中之嶽神社参道の石段。見るだけにしておこう。
境内にドライブインがあった。ドライブインと言うよりは昔ながら土産物屋だ。
中に入ると昭和にタイムスリップした感じだ。おばちゃんがコンニャクうまいよ、食べてきなと言う。下仁田と行ったらコンニャクだ。あとネギね。で、味噌おでんを食べた。しまった!写真を食べる前に食べてしまった。甘い味噌がいい。ビールを下さい!
駐車場に戻ると山ピーが丁度到着した。やはり高速道路上にナンバープレートは見つからなかったらしい。
R254で佐久方面へ向かう途中で昼ごはんにする。その名も峠の茶屋。中はこれまた昭和の香りが全開だ。薪ストーブもある。客は誰もおらず、店の人もいない。こんにちは~と呼びかけても誰も出てこない。ここはやめて他へ行こうとヘルメットを被っていると別棟の民家からおばちゃん登場。じゃあ食べてきますか。
山菜はこのあたりで採って塩漬けにしたもの。そばはすぐにできるよ。うどんもできますか。うどんもすぐできるよ。天ぷらも山菜?天ぷらはかき揚げ。ご飯ものはちょっと時間がかかるよ。これから炊くんじゃないよね?いや、ご飯はあるさ。などの会話があって全員そばとうどん。あっ、うどんは僕だけであった。
天ぷら山菜うどんなり。あっ、写真取る前に食べてしまった。
おばちゃんは筍の煮物やうどの煮物などをサービスしてくれた。うまいねぇ、春だねぇ。食べながら世間話。高速道路(上信越自動車道)ができて車の量が1/10になってしまってさっぱり客足が途絶えた話。でも常連の人は食べにきてくれるらしい。小学校は10km離れてるとか、高校は高崎に下宿しなきゃならないとか、ここじゃ若い人は暮らせないよねとかたまに子供や孫がやってきて庭でバーベキューをするとかいろいろと話を聞く。庭から見える景色は最高だ。庭から見える荒船山のとも岩。ここでクレヨンしんちゃんの作者が亡くなった。合掌。
さぁ、出発だ。R254はハミ禁なのであまり通りたくないがおばちゃんの話を聞きにまたこの店にきてしまいそうだ。
佐久の龍岡城に到着。一人だったらお堀沿いの桜の下にバイクを持っていって写真を撮りまくりそうだ。
ここは日本に2つしかない五稜郭の一つだ。お堀がカクカクしている。今は小学校と神社がこの中にある。
満開だよ、満開。
ここでマッキーのお父さんとお母さんと偶然出会う。桜が咲いていると言うことで偶然来ていたらしい。近くに住んでいるとのことだけれど、ここに来るのは初めてだとお母さんが言っていた。それから資料館で地元のおばさま達からお茶とお菓子をふるまってもらう。
マッキーの両親に見送られて開通したばかりのR299の麦草峠に向かう。標高を上げていくとどんどん寒くなっていく。麦草峠手前の駐車場で小休憩。トイレには鍵がかかり、自動販売機は電源が切られている。全然暖まることができない。雪もチラつく寒さだ。
麦草峠手前の道幅はちょっと狭いので注意しよう。到着だ。
残雪に感心するふたり。
一気に下まで下って八ヶ岳エコーラインへ。名前のとおり八ヶ岳が美しい。
時刻は17:00。予定より遅れていたのと寒くてみんな疲れてきたので予定を変更して南諏訪から中央高速へ乗ることにする。次の休憩場所は双葉SAだ。下り車線で覆面に捕まった車がいたなと思ったら上りでも捕まっていた。その後も赤色灯を付けて猛スピードで走る覆面に抜かれたので用心することにする。
双葉SAに付くと山ピーが覆面に捕まってしまったらしい。しばらくして山ピーが到着。ナンバープレートがないと大変だ。
豚バララーメンで暖まる。そしてここで解散となった。
覆面に気を付けて車をチェックしながら走る。1台発見した。なぜこんなに走っているのだろう???
恐怖はその後しばらくしてやってきた。薄暗いので遠くは見えない。突然前の車の屋根を超えて車の幅ぐらいの銀マットらしきものが飛んできた。うにゃ、寄けられん!!!踏んじゃえば大丈夫か???あっという間にバイクに近づく銀マット。バサッ、カウルに張り付いてバタバタとしている。車線は追い越し車線で隣の走行車線には車が詰まっている。これは危険だ。咄嗟に左手でマットをもぎ取った。マットは後方へ飛んでいった。自分が安全になった瞬間後続の車が大丈夫か心配になって後方を確認したら大丈夫のようだった。ヘルメットに張り付いたり、タイヤに巻き付かなくて本当によかった。
これ以外にも下道で車線変更の車が横から迫ってきてオイオイと思った。バイクは車から見えにくいから見える位置で走るように心がけよう。
今日の参加者のバイクの紹介だ。
マッキーのZRX
ヨッちゃんのバリオス
ダッチのVFR800
バウアーのZZR400、100,000kmを目指しているとのこと。
ただ今60,000km台。
今日のルートは
コチラ。
走行距離は460km、伴ちゃんのオドメーターは20,695kmとなった。