いわゆる菜園にはまったのは結婚した頃、区民農園でのこと
畑の中で育ったような田舎者が、都会の農家のプロに教えを乞うことになった
杉並の200区画近い農地を提供し、且つ教えてくださった年老いた先生は手厳しかった
悲しいかな素人の浅はかさ、失敗してみないとセオリはなかなかわからないものだ
トマトやキュウリ、ナスに枝豆、とうもろこしなど一通り体験した
楽しい、八百屋に並ぶ野菜が自らの手で成長し、収穫できることの感動はひとしおだ
引っ越してから日本昔話に出てくるような里山にある農地を借りることができた
水は井戸水をポンプで組み上げるというタイムスリップだ
都心のマンションとコンクリートの川の間にある農地とは大きな違いだ
春の陽気の中で畑の中でぼんやりしていることが心地よい
やがてスーパーで売られている野菜類を作ることから珍しいものや果樹に興味が移る
チコリなど種子を入手して挑戦してはムダにしての繰り返しだ
果樹は枯れさせなければ何とか収穫までこぎつけることができるもの
ただしトロピカルものは関東ではなかなか難しい
さて春物の園芸はこれから準備が始まる
車で出かけなければならない膈地の畑より毎日眺めることができる身近な方がいい
プランターや鉢植えで結構だし、ベランダも風を避けられ日照が確保されるメリットがあるだろう
土や肥料、日照、病虫害など勉強することもあるが、没頭する楽しさがある
そして数ヶ月すれば、花が咲き実をつけ収穫する楽しみが待っている
新しいものにチャレンジする
園芸は楽しい
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