カントリーといえばタミー・ウィネットの「Stand by your man」が衝撃だった
ハスキーな声に魅力があったし、落ち着いた演奏をバックに歌う楽曲が素晴らしい
なおかつ彼女がこの曲を作ったと聞いて驚いたものだ
シンガーソングライターはカントリー界にも多いようで、あのドリー・パートンも然りだった
ホイットニー・ヒューストンで知られる「I always love you」が彼女の作品と知って驚いた
プレスリーがカバーしたり、何回もヒットしてきた名曲だそうな
印象的なフレーズは「G Em Am D7」といった循環コードに聴こえるが、そこに哀愁というのか、いつまでも愛しているという情感が表現されている
こういう曲を書ける人ってどういう生活をしてきたのかしら
ウィキによれば貧しい家庭に生まれて若くしてギターに触れて歌ったらしい
ナッシュビルに移り住んでジョニー・キャッシュなどと出会い音楽活動を続ける
ヒットに恵まれて事業や教育など社会的な活動も旺盛にこなしてきたようだ
ハワイでの事業活動やTV番組制作などの映像を見れば、古き良き時代の活躍を垣間見ることができる
ジェリー・バードとのセッションも、カントリー、ナッシュビルのキーワードで繋がる
ハワイ・カイにレストランを経営していたというエピソードも想像がつくというもの
精力的に活動していた頃のパラニ・ヴォーンとのデュエットはお宝映像だ
ハワイ音楽とポップスとの掛け合いアレンジは、ひょっとすると彼女のアイデアかしら
学生の頃カントリー、ハワイアン、タンゴ、ジャズなど軽音楽は明確にジャンル分けされていた
ラジオ番組然り、レコードショップの商品区分然り、大学の音楽サークルまで綺麗に分かれていたように思う
そしてそれらの垣根はそんなに高くなくて、いい曲やヒットがあればジャンルを超えて純粋に楽しんだものだ
しかし70年代以降、夥しい音楽ジャンルが林立した結果、我々一般視聴者はマニアの仲間入りを強制された感もある
丁度その頃「Hawaiian culture renaissance 」のムーヴメントに触発されて花開いたハワイ音楽、ダカインサウンドにどっぷり浸かってきた
それは人生の大きな時間を費やして没頭した幸せな出来事であり、大切な宝になっている
今思うのは、細かくセグメント分けされた世界の専門的な話でなくジャンルを超えた音楽世界へのノスタルジーかもしれない
自分がどう踏ん張ったところで自分でしかないように、道はある程度用意されているのだろう
そこに新たなる出会いが待っている
Jerry Byrd Steel Guitar w/ Dolly Parton in Hawaii
Dolly Parton & Kenny Rogers - I Will Always Love You - Celebrating 25 Years Of Dollywood
UNCHAINED MELODY - DOLLY PARTON - LIVE IN HAWAII
Dolly Parton in Hawaii on Dolly Show 1987/88 (Ep 16, Pt 3)
Dolly Parton Show -My Hawaii 1988