サーフィンは人を虜にする相当な魅力があるようだ
ひょんなことで知り合ったシンガーソングライター嬢は、休日に楽しんでいたサーフィンのために海辺へ引っ越してしまった
大昔のサーフロックとかサーフィン・ミュージックは音楽のアイデンティティとして掲げられそれほどサーフィンそのものとの関係性は感じられなかった
むしろ映画「ビッグ・ウェンズデイ」で流れたケオラ・ビーマーのスラックキー・ギターがこれほど波やハワイと同化するものかと感動したものだ
数年前、Mさんが持ち込んだ曲にジャック・ジョンソンの「Better Together」があった
ハワイアン・バージョンを聴くと、スラックキー・ギターが入っている
誰が弾いているのだろうと気になっていたらどうやら「Kawika Kahiapo」らしい
ガットギターでツルツルと弾くギターは、とりとめなく続くモノローグのようで得体が知れない
サーファーであった彼が、彼の音楽が受け入れられるのはなんだろう
サウンドだけを聴いているとレゲエを思わせるストロークと強力なバックビート、意外に低音が強調されている
泳げなくて英語が聞き取れない私にも、単調なストロークの上で言葉遊びのような語呂と繰り返しによる説得力が聴こえてくる
波と寄り添う快感と海の底の恐怖心は、シンプルなリズムと相性がいいのかもしれない
さてガットギターで弾くスラックキー、適度なサステインで「彩る」と言う表現が適切か
そろそろバンドを立ち上げたくなってきた
「ホームシック・アイランド・ボーイズ」か「アイランド・ブルース・バンド」か、、
Jack Johnson, Eddie Vedder, Kawika Kahiapo - Constellations (live from Kokua Festival 2007)
Jack Johnson & Kawika Kahiapo - Better Together HEM Rally Oct 23, 2009
Jack Johnson - Kokua Festival, Hawaii 2008 (full concert)