どこのどなたか存じませぬが、遊びの世界に共感します。
「ヘタウマ」という言葉が使われたことがあった。
関西出身のデザイナーTちゃんが東京にいた頃、彼から力説されたものだ。
「上手くはないのだけれど味がある」くらいの意味合いだろうか。
でも本当に下手ではダメなのである。
一定レベルの水準を維持していながら上手くはない。
でもなんとなく見たい、聴いていたいような気にさせる、何かがある。
ボーカルは、おじさんのカラオケレベルかもしれない。
メロディが上がりきれない上に、途中から「ヤンヤンヤンヤンヤー」なんて始まる。
きっとウクレレとあまり上手ではないスティールギターを弾くのだろう。
「4Strings」というのだから、ウクレレ、スティール、ギター、ベースくらいをやるのかしら。
取り上げる曲が古き良き時代のヒット曲だ。
私とそんなに齢が変わらない人なんだろう。
映像をたくさんお持ちのようで感心する。
しかしお遊びが高じておふざけからおどろおどろしくなってしまう傾向にあるようだ。
ということはアメリカの人かなあ。
ここまでの情熱をかけてUPした映像アクセス数がたった100回にも満たない。
しかもこの音源をCDとして販売しているらしい。
「冗談も休憩休憩言って」は尾崎さんの口癖だった。
この馬鹿馬鹿しいまでの情熱と遊びの精神に日本のおじさんも共感するのだよ。
SURFER GIRL - Ukulele - BeachBoys cover by Frankie4Strings
JAMAICA FAREWELL - Ukulele - Harry Belafonte cover by Frankie4Strings
Scotch & Soda - Ukulele - Kingston Trio cover by Frankie4Strings
SLOOP JOHN B - Ukulele - Folk song - Beach Boys cover
SUMMER WIND - Ukulele - Frank Sinatra cover