ラテン・パーカッションとベースの絡み合いが好きだ。
ピアノとティンバレス、踊るように刻まれるリズムを縫い込むかのようにベースが自在に動き回る。
「ブエナビスタソシアルクラブ」の映像に出てくる明るい空気と色彩、情熱的な歌は心に残る。
どうしてこんなに繊細な音楽が生まれるのだろう。
滑らかで美しく、時に激しく情熱的で抑えきれない。
キューバからハワイは随分離れていると思うのだが、ここに音楽的な類似性を見出してはいけないだろうか。
ライ・クーダーが奥様のお土産で聴いたギャビィ・パヒヌイにぶっ飛んで、ハワイに行く。
スラックキー・ギターに出会ったライは2週間ほどギャビィとセッションを楽しんだという。
そしてライは子息を伴ってキューバを訪れる。
サイドカーに乗って町並みを走る親子の映像がまた印象的だった。
映像に出てくる歌は情熱的で、ギターは淡々とリフを弾き続ける、安定したベースを聴いてホッとしたり、
これまで体験したことのない音楽を初めて聴くような興奮を覚えたものだ。
葡萄の粉を吹いた濃い青紫色がやがてワインに変わっていくように、歌が生活の中に溶け込んでいるからか。
美しい、
Omara Portuondo " Killing Me Softly "
OMARA PORTUONDO GUANTANAMERA
Omara Portuondo Tres Palabras
OMARA PORTUONDO - "FLOR DE AMOR"
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