大きな陶器のカップに注がれた珈琲にザラメとラム酒を少々、ラテン音楽を聴きながら彼の地を思いやる。
新宿のお店「ハイチ」で、Kさんからキューバンミュージックの手ほどきを受けたのはもうだいぶ昔のこと。
学生運動には参加しなかったものの「ゲバラ日記」を読んで革命家という生き方を知った。
キューバ革命を成功させた後、カストロと袂を分かちボリビアへ渡ったチェ・ゲバラ。
ケネディ政権の頃キューバ危機という事態を回避したニュースをきっかけにアメリカとキューバの関係を知る。
ライ・クーダーの「ブエナビスタ・ソーシャル・クラブ」のドキュメント映画でキューバの色彩と音に触れた。
忘れ去られてきたような街並みを古いアメリカ車が走る。
古き良き時代の社交の場に往年のミュージシャンたちが集い、歌う。
「グアンタナメラ」は1929年頃、キューバの民謡をもとに生まれた愛国の歌らしい。
60年代ピート・シーガーのアレンジ「サンドパイパース」の歌で広く知られるようになったようだ。
「Playing for Change」で歌う様々な人々の歌声と演奏を見てまたキューバを感じることになる。
ディミニッシュを使ったちょっとしたコードアレンジが効いている。
「親指ベース(?)」なんていう楽器があるようだ。
歌うみんなの顔がいい。
チープな楽器で底抜けに明るいリズムと熱情を表現する。
革命やら冷戦やら様々な事件を見てきたこの楽曲は、何食わぬ顔をして生き続けている、
「すべてお見通しさ、、」
「Guantanamera」素晴らしい。
ヘッドフォンをかけてボリウムを上げて聴いてほしい。
Guantanamera | Playing For Change | Song Around The World
GUANTANAMERA (Rumba)
Guantanamera - The Sandpipers
COMPAY SEGUNDO(La Musica Tradicional Cubana)
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