夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

味付けとセンス

2016年03月07日 | 音楽


音楽は人間性が表現されるから面白い
速弾きを聴いて驚くが、彼のそこに至るプロセスを考えるとまた興味深い

若さはあらゆる可能性を展望させてくれる
大人が何年もかかるところを数ヶ月で、いや数日でクリアして弾いて見せる

テクニック、演奏技術を追い求める時期もあるだろう
ひとつづつ身につけていっては、さらに飽くなき探求を続ける

そして音楽性が養われる
知らず知らずのうちに人生観や世界観がぼんやりと形成されるように

その昔職業音楽家に就く「ぼうや」と呼ばれる若い人がいた
それこそ楽器運びからセッティング、買い物やら細々としたミュージシャンのための下働きをする

明日のミュージシャンを夢見て尊敬する人のお世話をしながら学ぶ
おそらく演奏の手ほどきはしてくれないだろうが、密着して見ることで一部始終を知るのだろう

ところが学んで丸コピーしたところで残念ながら世間は認めてくれない
師匠のコピーなら本物を聴けばいいわけで、自身の世界を模索することになる

人は様々な音楽の影響を受けてその音楽観ができるように思う
ポップスをやるからクラシック音楽は無縁というわけにもいかない

アンテナを張り巡らして一通り聴く
なんとなく自身のやりたい音楽が見えてきてまた苦悩が始まる

やりたい音楽を実現するための環境づくりも重要だ
楽器や機材、人間関係、情報などなど

許容範囲の広さは、ハワイの人たちの素晴らしいことの一つかもしれない
スタンダードのカバーをやってもそれなりに個性をまぶしたりできる

何よりボーカルがソフトで耳に心地よい
センスと言ってしまえばそれまでだが、心地よさを追い求めて音楽をやっている




"More Then Words" -Justin Young and Bitty McLean

Crazy Love-Justin Young

"Lose This One" / Justin Young Ft. Trevor Hall


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