夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

サーフィン・ミュージック

2014年10月21日 | 音楽


サーフィン・ミュージックが流行った頃「ポイント・パニック」をヒットさせた「サファリーズ」というグループがあった。
シングル盤のB面は「ワイプ・アウト」だった。

オリジナルメンバーのドラマーが作曲したという「ワイプ・アウト」
切れ目なく叩き続けるドラミングが主役であり、ギターもベースも脇役のような楽曲だ。

「シャンティーズ」や「アストロノーツ」などエレキギター・サウンドだけでサーフィンをイメージさせたあの頃、
少年のような若者たちがエレキギターを持ってミュージシャンになった。

「ビーチ・ボーイズ」の前身、「ペンデル・トーンズ」の名前をどうしようかと考えた時「サーファーズ」が候補に上がったという。
しかしサーファーズはハワイのボーカル・グループとして既にあったので「ビーチ・ボーイズ」となったらしい。

少年たちは皆同じように齢をとって白髪となった。

老いても音楽は、サーフィン・ミュージックやホット・ロッドといったあの頃のサウンドを見事に表現している。

ハープ・アルパートとティファナ・ブラスのテーマソング「The Lonely Bull(悲しき闘牛)」を取り上げているのも興味深い。

単純な音楽ジャンルと言うなかれ、「ノリ」が命のサーフィン・ミュージックは案外難しい。




Wipe Out - The Surfaris


THE SURFARIS - "WIPE OUT"


THE SURFARIS = "THE LONELY BULL"

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