「黄昏のビギン」は中村八大さんの書かれた名曲だ。
しかしセルジオ・メンデスが出てきてボサノバ・アレンジをするとは思いもよらなかった。
ピアノトリオのバッキングが素晴らしい。
レコーディングの音質がいい。
これといったアレンジを施していないのでは、と思わせるようなアレンジがいい。
料理番組に出ていた彼女がこんなに歌うのかと驚いた。
住み慣れたハワイのなせる技なのか、と思ってしまう。
胸板の厚い人は、声が出るのだろう。
ジャズのボーカルスクールに通い発声をよくするため胸郭を拡げる練習をされていた方を思い出す。
あまりにも熱心にやりすぎて肋骨を折ってしまったという。
元気で活躍されているかしら。
ジャズの面白いのは、素材を自由に選択できるところにもあると思う。
原曲の骨格を失わず、変身させることができる。
門外漢にとっては「ジャズになるか」のハードルが高い。
「さらっと弾いてハワイを感じられるか」ということにも通ずる。
このプロモーションビデオを見て惹かれたのは、彼女の歌にハワイを感じたのか、セルジオ・メンデスの音にトロピカルを感じたのか。
香りのするような音楽をやらなくては。
Sumire - 黄昏のビギン
Japanese pop star Sumire on her local ties
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