『寝具のゆたかや』 店主のきまぐれ日記

お届けするのは快適な眠りです。

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手作りベビーふとん

2009年01月23日 | 商品紹介
ベビーふとんが仕上がりました。

今回はお客様の要望であえてメーカー既製品のセット物ではなくめん綿を入れ、柄もベビー用のかわいい柄のついたサテンではなく、大人柄?のサテンで仕上げました。



サイズも長期間使えるようにと一般的なベビー組ふとんよりも大きめです。
今ではメーカーのセット物を購入していかれるお客様が殆んどですが、めん綿のおふとんを希望される方も少数ではありますが増えてきています。

確かに各メーカーからデザインも可愛らしいキャラクターや豪華なレース仕立のものも多数販売されています。
しかし、こと大きさに関してはベビーベット対応の為サイズ的には赤ちゃんの体格や成長具合にもよりますがかなり制限され長期間の使用がむずかしい面もあります。

赤ちゃんは6ヶ月位から寝返りをするようになり、12ヶ月位になると活発に動き回るようになります。
寝具からはみだしたり、ベビーベッドのフレームに手足をぶつけたりもします。

実際に当店にも赤ちゃんが自由に動き回る頃には、ワンサイズ上のおふとんが欲しいと注文に来る方がかなりいます。
小さなふとんでは赤ちゃんの眠りのリズムを妨げることになりますものね。

それでも、『既製品を』と購入するという方の一番の理由が
『敷きふとんは固いものでないとダメ!』
というものです。
『赤ちゃんが寝返りをうったときにめん綿の敷ふとんでは窒息してしまう。』
『寝てる間に赤ちゃんの背骨に悪影響が出る。』
などと多くのお母さんが間違った知識をお持ちのようです。

もちろん、赤ちゃんが寝返りも打てないほど柔らかで、体が沈み込んでしまう程やわらかなおふとんなら話は別ですけどね。
固いおふとんを勧めるにはもちろんそれなりの理由があります。
当店でも過去にうつぶせ寝が大流行した時に固い敷ふとん(うつぶせネンネ)が飛ぶように売れました。
ただ、その時にもブームの裏側では固い敷ふとんだから大丈夫とほったらかしにした為、もどしたミルクで窒息死という悲しい事故も新聞・TVで大きく報道されたのを覚えています。

私に言わせると自分の力で身動きできない赤ちゃんを、雑誌などの記事やおふとんを過信し、赤ちゃんの様子をまったく見ないなんて信じられません。
これではいいと思ってうつぶせ寝を推奨した医学博士や固いおふとんを販売しているメーカーもたまったもんじゃありません。
それに、めん綿の敷ふとんが赤ちゃんに悪いなんてデーターは実際ありません。

我が家でも3人の子供をめん綿入りの敷布団で育てましたが、もちろん発育障害なんてありませんでしたし、それどころか娘を除く二人の息子は私の身長を越し180cm近くまで立派に?成長しましたよ。

あてにならない話を鵜呑みにするより、おふとんのことはやはりおふとんやさんに相談するのが一番だと思います。
昔から言う『餅は餅屋』ってことですよね。

今回ご注文のあったサイズなら幼稚園に入っても十分使用して頂けるし、赤ちゃんものびのび眠ることができるかと思います。

お買い上げありがとうございました。
コメント
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