気ままな映画生活

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『紙の月』 2014年10月25日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2014-10-25 21:49:59 | 映画 か
紙の月』 を鑑賞しました。

本日の2本目で、TIFF(東京国際映画祭)の本拠地六本木ヒルズには
今年初参戦である。(その間もTIFFですが、日本橋だから 笑)

【ストーリー】
 バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになる。一方、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく。彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまい……。


上映前に宮沢りえ、池松壮亮、吉田大八監の舞台挨拶があった。
宮沢りえは40歳を超えてもなお魅力的だ

映画は3人の女性と平成の濡場男優の池松壮亮を中心に進む。
原作は読んでいないが、原作とは異なるらしい。
そして過去の部分を省いて人間関係を描いたとのことで
それは前作の「桐島ぶかつやめるってよ」よりは全然観やすくなっていた。
(私は桐島~は好きじゃありません)

物語の中心は、宮沢りえと池松壮亮の不倫から堕ちていくさまであるが
そこに同僚の大島優子と小林聡美が素晴らしい絡みで助演している。
ちょっと1994年ぽくない大島優子だったが、それでもギリギリありかな(笑)
個人的にはラストのあれは必要だったのかな・・・なんて思っていたが
考えたら必要だね。
やっぱり世の中嘘で塗り固められている・・・ということなんでしょう。

もちろん大変良いに投票しました。(日本映画頑張れ!)

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『本日ただいま誕生』 2014年10月25日 TOHOシネマズ日本橋

2014-10-25 21:38:15 | 映画 ほ
本日ただいま誕生』 を鑑賞しました。

35年の歳月を経て上映されることとなった映画ですが、力強い内容だった。

【解説】
 第二次世界大戦後、シベリアに抑留されていた大沢雄平(植木等)は極寒の中で凍傷におかされ、両足を切断する。生死の境を彷徨しながら帰国、敗戦後の日本で生き抜いていく波乱万丈の一代記。
(TIFFサイトより)

もう既に亡くなった方も多い。
植木等、中村敦夫、川谷拓三、小林稔侍(存命)など出演している。
それにしても戦争の悲惨さを語りつつ、戦後の日本を垣間見た。
私が産まれた時にはTVもあって、洗濯機や冷蔵庫などのいわゆる白物家電は揃っている時代だし
家は自営だったがサラリーマン家庭も多かった気がする。
(でもいまよりは少ないな。。。)
昭和20年代の戦後は戦争で傷を負った人や家族を亡くした人も多数いたが
それでも生き抜いてきたのである。
それは想像を絶することであるが、知る由もなかった。
その一端をこの映画で垣間見ることで改めて戦争について考えることになるし
この映画自体の力強さは凄かった。
是非、劇場公開して欲しい作品である。


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