ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

三浦海岸

2009年09月14日 15時30分32秒 | レポート
 13日、日曜日の朝、ノンちゃんに見送られ
三浦海岸の小高い丘の上にあるマホロバマインズで
「東京の大気汚染をなくし、本当の青空ときれいな空気をとりもどす
東京あおぞら連絡会」と公害患者会と家族の会合同の合宿に行ってきました。
全体では70数名が、文京連絡会からは、伊関、高田、山田、岩永で参加しました。
 1日目は①医療費救済制度、②PM2.5の環境基準、③公害対策について
10名もの専門家がそれぞれの立場から報告されました。
 2日目は冒頭から各地域の公害対策と地域連絡会組織の確立をめざす
問題提起を受け、活発なフリー討議が行なわれました。
 文京連絡会としては山田さんが発言し、6月に行なった現地調査や
学習会を通して「文京の公害対策要求書」づくりを進めていることを
報告しました。
 医療費救済制度を勝ちとり、9月9日、PM2.5の環境基準が告知されました。
これからは、いよいよ和解条項にもとづく公害対策の具体的な
要求作りがはじまります。文京連絡会としても
近日中に内容を確認し、区に対しても働きかけていくことを決めています。
 
 5時~労働相談が、6時半~別の会議が入っているので区労協事務所に戻ってくると、
毎日ブログを見てくれているという元区労協副議長の昆さんから
長文の手紙が届いていました。

 「結の風」に関連して (郡山市  昆 徳郎)
>18日の観劇会まで秋山さんに会うことはないと思いますが、
もし会えたら私が次のような話をしていたと伝えて下さい。

>福島の山村である年配の女性と食料の自給率が政府の政策でどんどん下がっていると話をした時に、相手の方がこういう話をされました。
>「昔はガスもなければ電気もなかった。それでも今日まで生きてこれたのは
食べ物があったからだ。難しいことはわからないが、生きるのに必要な食べ物を
外国に委ねるのはおかしいと思う。」と
ウルグァイラウンドなど政治的な用語は使わなくとも単純な言葉で、
食べ物は人間が生きていくのに絶対必要な物、それ以外は人の暮らしを
便利で豊なものにするものと本質をズバリついていたので感心しました。

 ふだんは週2回程度の割合で農地に行っています。田圃と畑ですが
片道で自宅から約21キロも離れているので手の空いた時にちょっと行くという
距離ではありません。
稲作も自分でやるのは初めてのことばかり、今何とか穂がなりましたが
収穫がどの程度になるか見当がつきません。
 秋が終りになったら総括して今後の方針を決めたいと思っています。

 昆さんから気持ちのこもった長い長い手紙が封書できました。
改めてゆっくり読ませていただきますが18日から幕が開く
青年劇場「結の風らぷそでぃ」に農家の娘、結(ゆい)役で主役をつとめる
秋山亜紀子さんへのメッセージはこの場で紹介します。
 そういえば、丁度1年前、昆さんの「ねぎらう会」の集いで
戦前の共同印刷のたたかいを題材にした「太陽のない街」の
作者徳永直の解説を朗読してくれましたね。昆さんは、それに対する
お礼と激励のメッセージかもしれませんね。
 昆さん、ありがとう!!