ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

真夏日

2010年07月20日 17時41分40秒 | レポート
 参議院選挙などの影響もあり例年より遅い7月17日(土)真夏日、
2010年文京春闘共闘会議の総括会議がアカデミー茗台で開かれました。
 12名の役員が参加し、昨年12月17日発足総会を開催して以降の
取り組みについて、出版、医療、土建、公共一般、アメリカ映画、
出版ユニオン、建交労説計分会、区役所などの職場から
地域共闘のかかわりでの発言がありました。
 出版と地域でつづけている反核・平和の69行動や土建と地域諸団体で
取り組んでる消費税反対宣伝、各地域の労組の協力で実施している
昼休み宣伝行動など地域に見えるアピールを今年も粘り強く実施して
きましたが参加が限られている。
 学習会もテーマごとに3回取り組みましたが、各労組・産別の学習会もあり
もう一工夫必要との意見も出されました。
 地域集会や昼休みデモなどの取り組みにも工夫をしていますが
参加が必ずしも十分でなかった。そういうなかで6月11日に開いた
平和交流集会・ニューヨーク報告会には多彩な人が参加し内容的にも
充実していて充実感のある集いとなりました。
 
 賃上げや一時金の回答や交渉については、出版大手などでも依然として
厳しい状況が続いており、リストラ提案なども春闘の中でだされました。
 また、そういう中でも再建闘争中の職場でも、組合員のがんばりで
初めて一時金要求を出したことなど、前向きの意見も出されました。
 非正規の職場でも組合に結集して労働条件等の権利擁護の取り組みも出され
今地域で進めている未組織労働者の組織化(CU東京)の必要性などが
強調されました。

 文京春闘としては、この会議をもって、いったん解散し、12月中旬に
2011年文京春闘を発足させることを確認しました。四役体制と事務局は
そのまま維持し、諸団体との共同行動は随時、取り組みます。

 長年、春闘の総括会議は泊まり込みで行ってきましたが
昆さんはじめ団塊世代の役員が定年退職して以降、泊まり込み不必要の
意見が出るようになったので昨年から、泊まり込みは中止しましたが
短時間であっても貴重な意見が出されることに将来に対する希望が
持てました。
 やっぱり、泊まり込みというのは慰労や交流も含まれており
賛否両論あって、どちらがいいのかは、これからは若い皆さんの
意見を大事にしたほうがいいようにも思いました。