ショージとタカオ

　2月20日（月）夜、冤罪布川事件の櫻井昌司さんと杉山卓男さんの
ドキュメント映画「ショージとタカオ」文京上映会の実行委員会を
開催しました。
　チケット・チラシ・ポスターが22日までにできあがりました。
　27日より各労組・団体に協力のお願いにあがります。
　3月7日（水）18：30～文京シビックセンター5階B会議室で
「文京上映会成功めざす実行委員会」を開催させていただくことになりました。
　この映画上映成功のため皆様のご尽力をお願いいたします。

　この上映会成功めざすの呼びかけ人は下記の方々です。（アイウエオ順）
　　石井　彰 さん　（　㈱国際書院　 社長 　　　　　　）
　 伊藤 潤一 さん ( 東京地評議長・東京春闘共闘代表委員)
榎戸 忠子 さん ( 新婦人の会文京支部長　　　　　　　 )
内田 徹夫 さん ( 医師・文京社保協会長 　　　　　　　 )
小林 秀一 さん ( 元全日本ウェルター級ボクシングチャンピオン　)
佐藤 光政 さん ( 声楽家・布川守る会代表委員 　　　 )
内藤 真理子さん ( 弁護士・布川、のぼり旗事件弁護団　　)
米谷 哲二 さん ( 元文京区労協議長・北部春闘顧問　　 )
吉田 好一 さん ( 国際人権活動日本委員会代表委員　　　)

事務局連絡先は文京区労協です。
℡ 3815-1558 Fax 3813-6006

笛や太鼓

　笛や太鼓というと、なんと言っても、「わらび座」の権田いなほさんですね。
今夜、新宿文化センターの「アテルイ」公演に出演します。
　文京からも20名で応援に駆けつけますよ。
　いなほさんは、ふだんは全国を旅公演をして回っていますが、東京近辺に来ると
区労協事務所にも顔出してくれ、集まりがあると篠笛を吹いたり歌を歌ってくれたり
してくれるので、私たちも応援したくなるんですよね。
　公演のあとは、新宿で「文化交流会」も行います。昨夜、ＣＵ文京支部会議があり、
新宿に詳しい湯本弘美執行委員に交流会場の確保をお願いしました。
　希望者は、どなたでも参加できますよ。

白虎隊

　またまた高田さんの登場です。公害患者会の総会で議長をつとめられたあとは、
第二部の新春の集いではアカペラで「白虎隊」を披露してくださいました。
　これは福島・会津藩のたたかいを描いた歌ですね。
　高田会長も、故伊関前会長も同じ福島県出身です。ふるさとを想いながら
唄いあげる歌というものは、人のこころに響くものがありますね。
　伊関さんは「南部牛追い唄」や「相馬どつき唄」をよく唄われていました。
　福島県郡山にお住まいの昆さん（区労協元副議長）は「南部俵積み唄」で、
場を盛り上げてくださいました。
　こういったふるさとの歌は、これからも唄いつないでいきたいものですね。
　この集いでは長崎県の「島原の子守唄」も披露されました。
　民謡には尺八、三味線、篠笛、太鼓が良く合いますが、あってもなくても、
その場その場で、すぐ唄えるところがいいですね。

患者と家族

　2月19日（日）11時半から東京公害患者と家族の会文京支部の総会と新春の集いが開かれました。
　冒頭、昨年亡くなった伊関秀雄さん（患者会役員・前文京連絡会会長・土建文京元委員長）などへ
哀悼の意を込めて黙祷を捧げました。
　新たな役員に故伊関さんの意志を継ぎ、娘の菜歌子さんが選出されました。
　支援組織である文京連絡会は高田会長を先頭に、引き続き、応援していきます。
　この日は村崎弁護士も参加され久しぶりにソフトで、響きのいいお話しを聞かせていただきました。
　今春、最初の宣伝署名活動は3月2日（金）昼、都立駒込病院前で行います。
　ここでは病院であることを配慮して宣伝車の横付けはしません。
私たちは、いつもそこにふさわしいアピール活動を心がけているつもりなんですよね。

花も実もある

　2月17日（夜）文京区民センターで文京春闘「労働法の基礎講座」
を開きました。「花も実もある―労働法の使い方」というタイトルを
つけての学習会でしたが、その内容は、CU東京文京支部の山田事務局長が
区労協ニュース3月号で発表しますので、乞うご期待！
　久しぶりになかなかいい学習会でしたよ。参加者は25名でしたが。
　講師の笹山尚人弁護士は「今こそ労働組合運動で職場の変革を」と題して
昨年解決した事件①「SHOP99」名ばかり管理職事件②oさんいじめ事件
③Hさん雇い止め事件を事例にして労働法の使い方を話されました。

宣伝行動

　パート、アルバイトさんはじめ職場に組合があろうとなかろうと誰でも入れる
コミュニティユニオンＣＵ東京文京支部と文京春闘共闘会議の根津駅前昼休み宣伝行動に
地元選出の金子てるよし区議会議員も参加してマイクパフォーマンスをしてくださいました。
　金子議員は相談を受けた麺逸九賃金未払い事件などにも触れながら、
3月10日（土）午後1時から東洋大学キャンパスで開かれる「東日本大震災1周年の集い」への参加を呼びかけくださいました。
　6月までは区内の5～6箇所で月数回の昼休み宣伝行動を実施していきますが、
そこに地元の議員さんなどが顔出ししていただくと嬉しいものですね。
　私たちは思想・信条、政党・会派は問いません。
　この世の中を良くしていこうと言う気持ちがある方は、
どなたでも歓迎させていただきます。
　ただその視点は、圧倒的多数の勤労者・住民の生活と権利を守ることであり、
さらには、大震災・原発被害者の復興支援の立場にたつものでなければなりませんね。

のぼり旗

　2月17日（金）昼休み、誰でも一人でも入れるコミュニティユニオン
ＣＵ東京文京支部と文京春闘は、根津駅前で宣伝行動を行いました。

　ここは、13年前、1999年10月東京春闘共闘の全都一斉宣伝行動で
のぼり旗を公共物にくくりつけたということで不当逮捕されたところ
でもあります。ただちに抗議し、不起訴をかちとりましたが、
何故、ここだけが逮捕されたのか、その真相はいまだにわかりません。
　それだけに、その後の宣伝には、十分、警戒心を持っています。
　その後、都内での労働組合の街頭宣伝で逮捕者は出しておりません。
　この時の担当弁護団であった内藤真理子弁護士に4月27日に行う
映画「ショウージとタカオ」文京上映会（シビック小ホール）の
上映実行委員長になっていただきました。

民謡

　劇団前進座の女優・西川かずこさんは、夏のビアパーティーに続いて、
新春旗開きにも駆けつけてくださり民謡「貝殻節」を披露して下さいました。
　カラオケがブームですが、何と言っても生で歌う日本の民謡は
人の魂を揺さぶるものがありますね。
　この日は、前進座「夢千代日記」公演の中で、歌われた鳥取県民謡
「貝殻節」を披露していただきました。

　今度の前進座の公演は5月11日～22日の国立劇場公演で
歌舞伎18番のうち「鳴神」（なるかみ）と古典落語の名作「芝浜の皮財布」です。
　これも今から、楽しみですね。
　

文化行事

　文京区労協・文京春闘共闘ともども、運動の中で文化行事と
演劇・映画鑑賞は、とても重視して取り組んでいます。
　区労協にとっての年間の大きなイベントは、新春旗開きと
夏の争議支援パーティーです。
　そこに、劇団の役者さんや営業担当者が顔を出してもらえれば
催しものが、とても和み、「今度、お芝居に行ってみようか。」と
思うので不思議ですね。いつも、ありがとう。
　写真の二人は、もう常連で、おなじみ、劇団青年劇場の女優・
秋山亜紀子さんと劇団わらび座の三上梓穂さんですね。
　とても良い写真が撮れていたので紹介します。

ポスター

　2、3、4月の文化行事のポスターが揃いました。
　2月23日（木）夜は、わらび座「アテルイ」公演。新宿文化センター。
これは東日本大震災復興支援として位置づけています。
文京のたたかう仲間を篠笛で激励する権田いなほさんが出演します。

　3月16日（金）夜は、青年劇場「野球部員、舞台に立つ」公演。
新宿・紀伊国屋ホール。演劇に挑んだ野球部員の物語（実話）を
文京の過労死集会を演出して下さった福山啓子さんが脚本・演出します。

　なんといってもメインエベントは、4月27日（金）昼夜2回上映する
映画「ショージとタカオ」文京上映会です。シビック小ホール。
　布川事件再審勝利1周年・根津のぼり旗事件勝利解決13周年記念
と銘打っての行事で、失敗は許されません。昨日、ポスターが
区労協事務所に届きました。20日（月）までにチケットとチラシを
準備することになっています。
　2月20日（月）18：30～文京シビックセンター5階B会議室で
上映実行委員会を開催致します。事務局は文京区労協・国民救援会
文京支部・布川事件守る会があたります。
　これから皆様のところへお願いにあがりますが、文京だけでなく
この映画をご覧になってない方は都内外問わずご覧いただけます。

＞めげない　あきらめない　立ち止まらない！
　櫻井昌司さんと杉山卓男さんは
1967年（昭和42年）に茨城県利根町布川で起こった強盗殺人事件の
犯人として別件逮捕され、いったんは最高裁で無期懲役が確定。
拘置所と刑務所で29年間、因われ、1996年に仮釈放されました。
　そこからのドキュメントが井手洋子監督のカメラで
ドキュメンタリー・ムービーとして完成されたのが
「ショージとタカオ」です。