昨年はヘリにはまって毎年恒例!?の水ものRCに行っていませんでした(笑
なので今年はぜったいに行こうと心に近い(爆)マシンメンテしてみました。
マシンはこれ↑↑↑
京商の「ウィンドラッシュⅡ」です。
このボートはペラによる風力推進なのでスクリューはありません。
動力はGS15Rエンジンで排気量は1cc程度ですが、かなりパワーがあります。
外観は綺麗なもんですが、1年回してないので動くかどうか・・・
とりあえず潤滑油は流しておきましたが、プラグが心配。休日に試してみます。
スターターはセルモーターが付いています。以前リコイルスターターのを持っていましたが
思いっきり引きすぎてブチ切れたことがあります(汗
とりあえずセルモーターは動きました
メカBOXは完全防水使用になっています。このボートはペラ動力なのでスクリュー部から
の浸水はありませんので、メカは安心です。
最近ヘリのマイクロサーボばかり見ているので、通常のサーボの大きさに違和感を感じま
した(笑
被災地ではようやく仮設住宅の建設や多少ではありますが物も流通してきているようです。
しかしながら廃墟となった街、原発問題・・・未だ復興のめどがたたない状況のようです。
このような惨状のなか、「不謹慎」という言葉を良く聞きます。
今日も電車の中である方が「○○の映画を見たい」と言っていたのですが、もう一人の方が
「こんな状況なのに○○ものの映画は不謹慎じゃないの」
別の場所では
「焼き肉屋行こう~」
「こんなときに不謹慎だよ」
・・・・・・
いったいどこまでがよくてどこからが不謹慎なのか・・・
みなさんもご存じだと思いますが、今回の震災で世界の目は
「敗戦のどん底から復活した国、だから今回も必ず復活できる」
「何度も立ち直ってきた国」
というように、底力がある国、我慢強い国、団結力の強い国、みたいな感じで見られているような
きがする。もちろん私も日本人はそういう傾向が強いと思う。
ただ、経済の発展、経済力には需要が不可欠だと思う。復興には経済力が必要だと思う。
私はちょうど高度経済成長時代に産まれました。日本が敗戦時の泥沼から立ち直った背景には
朝鮮戦争の特需があり、燃料である石油も安価だったし、なによりも優秀な労働力が低賃金であっ
たことがある。さらにベトナム戦争やオリンピック、万博の特需も後押しして驚異的な経済成長を成
し遂げた・・・っと私は学校で教えられた記憶があります。
しかし、大震災前の日本の経済はどうだったでしょうか、物はあふれていましたが経済は低迷して
なかったでしょうか。国はあいかわらず大赤字で、企業の求人も少なくおせじでも良い方向には向
かっていなかったと思います。
話は戻りますが、この「不謹慎」という言葉はかえって日本の経済力を衰退させてしまうんじゃないか
と最近考えるようになったんです。
日本経済のために動けるところから動いて需要を増やしていかないとだめなんじゃないかと。
もちろん、電力不足の東電エリアでナイターを強行しようとするようなことには猛反対です。
ある特定の物を買い占めてしまうのも、本当に必要としている方々に届かなくなってしまう恐れがある
のでそれについても控えるべきだと思います。
ただ、直接被災地に影響しない需要に対して「不謹慎」の言葉で覆い隠してしまうのはそれこそ日本
の経済力をよけいに衰退させてしまうのではないでしょうか。
今は海外からも支援物資や支援募金が届いて大変助かっていると思いますが、今回の震災の経済
損失は原発事故を除外しても16兆円になる見通しだそうです。
この膨大な経済損失はそれだけではとうてい賄いきれません。だからこそ被災地でない今動ける我々
が経済を持ち上げていくべきだと思っています。
何年かかるんでしょうか、そんなことわかりません。
でも「不謹慎、自粛しろ」と言う前に本当に日本はそれで救われるのか今一度考えて欲しい。
「不謹慎・自粛」こそが今一番危険であると私は思います。