
福島交通の
掛田駅前
は福島より少し北に行った伊達市にあるバス停です。掛田駅前バス停はかっての福島交通飯坂東線の駅だったもので、飯坂東線の廃止後にバスの駅に転換されたものです。



掛田駅前バス停の
建物
は飯坂東線掛田駅の駅舎をそのまま使っており、1971年の廃止から46年経った現在も現役で使用されています。しかも、玄関もそのままで、掛田駅の看板もそのまま残っています。廃止から46年経ったにもかかわらず現役で使われているとは凄いですね・・・。尚、旧駅舎は案内所及び乗務員休憩所として使われています。
尚、玄関にはバス停ポールと時刻表が掲示されていますが、玄関には掛田駅前発着路線の多くが発着しています。



玄関の反対側です。いかにも駅舎とホームとの連絡口というような風格がまだ残っていますね・・・。線路があったところは舗装され、バスの車庫などとして使われていますが、雰囲気は駅そのものですね・・・。ここは福島駅から掛田駅前を上ヶ戸経由で結ぶ伊達経由掛田線のみが発着しています。


旧駅舎の内部です。案内所があり、ここで定期券などを発売していますが、営業は平日のみで、土休日は閉まっているようです。そこで、窓口を見ると出札口の文字が見え、かっては鉄道駅であった事を示しているかのような感じでした。もちろん、待合室もあり、ベンチも設置されていました。案内所にはおばあさんが対応していた他、乗務員の休憩室も兼ねていました。

掛田駅前の時刻表です。掛田駅前発着路線は大きく分けて福島駅方面、川俣方面、霊山地域路線の3つに分かれます。福島方面は概ね30分~2時間に1本出ている以外は本数は少なく、特に霊山地域路線は土休日運休です。

次に掛田駅前発着路線を見てみましょう。
掛田駅前発着路線の中で一番本数の多い
福島駅方面
ですが、福島駅方面の路線は大波経由掛田線と伊達経由掛田線の2つがあります。前者は福島駅から一旦東の方へ向かった後掛田駅前に至るもので、後者は一旦北部へ進んだ後伊達・上ヶ戸、保原を経由した後掛田駅前に至るものです。所要時間は全車の方が短いのですが、運賃はかなりの差があり、後者が500円と安いのです(前者は920円)。因みに後者は飯坂東線の代替バスにあたります。写真は大波経由掛田線のものです。

こちらは
川俣・掛田線
です。川俣から掛田を結ぶ路線です。掛田から南下していく路線ですが、川俣には鉄道線が無いので鉄道の無いところ同士を結ぶ路線という感じです。川俣車庫が担当しているようです。




これらは
霊山地域路線
です。掛田駅前を起終点に旧霊山町内で完結する路線です。かっては福島駅から直通していたようですが、乗客減などで掛田駅前で分断され、全て自治体からの支援を受けて運行されています。写真は上から掛田駅前から霊山神社を結ぶ掛田・山野川・霊山線、掛田駅前から霊山地域内を循環して掛田駅前に戻る霊山循環山戸田まわり、掛田駅前から追分を結ぶ掛田・追分線です。いずれも平日のみの運行で、朝と午後から夕方にかけて5~6本が運行されています。車両は基本的に霊山車庫駐在車が充当されているのですが、福島駅発着路線で中型車の充当が増えているにもかかわらず大型車が充当されています。

霊山地域路線の掛田駅前行きですが、行先表示は「掛田駅前」と表示されています。因みに福島駅方面からは「掛田」と表示されているのと対照的です。しかも、番号も1なんですよね・・・(福島駅からは32、川俣からは7です)。
以上です。
掛田駅前
は福島より少し北に行った伊達市にあるバス停です。掛田駅前バス停はかっての福島交通飯坂東線の駅だったもので、飯坂東線の廃止後にバスの駅に転換されたものです。



掛田駅前バス停の
建物
は飯坂東線掛田駅の駅舎をそのまま使っており、1971年の廃止から46年経った現在も現役で使用されています。しかも、玄関もそのままで、掛田駅の看板もそのまま残っています。廃止から46年経ったにもかかわらず現役で使われているとは凄いですね・・・。尚、旧駅舎は案内所及び乗務員休憩所として使われています。
尚、玄関にはバス停ポールと時刻表が掲示されていますが、玄関には掛田駅前発着路線の多くが発着しています。



玄関の反対側です。いかにも駅舎とホームとの連絡口というような風格がまだ残っていますね・・・。線路があったところは舗装され、バスの車庫などとして使われていますが、雰囲気は駅そのものですね・・・。ここは福島駅から掛田駅前を上ヶ戸経由で結ぶ伊達経由掛田線のみが発着しています。


旧駅舎の内部です。案内所があり、ここで定期券などを発売していますが、営業は平日のみで、土休日は閉まっているようです。そこで、窓口を見ると出札口の文字が見え、かっては鉄道駅であった事を示しているかのような感じでした。もちろん、待合室もあり、ベンチも設置されていました。案内所にはおばあさんが対応していた他、乗務員の休憩室も兼ねていました。

掛田駅前の時刻表です。掛田駅前発着路線は大きく分けて福島駅方面、川俣方面、霊山地域路線の3つに分かれます。福島方面は概ね30分~2時間に1本出ている以外は本数は少なく、特に霊山地域路線は土休日運休です。

次に掛田駅前発着路線を見てみましょう。
掛田駅前発着路線の中で一番本数の多い
福島駅方面
ですが、福島駅方面の路線は大波経由掛田線と伊達経由掛田線の2つがあります。前者は福島駅から一旦東の方へ向かった後掛田駅前に至るもので、後者は一旦北部へ進んだ後伊達・上ヶ戸、保原を経由した後掛田駅前に至るものです。所要時間は全車の方が短いのですが、運賃はかなりの差があり、後者が500円と安いのです(前者は920円)。因みに後者は飯坂東線の代替バスにあたります。写真は大波経由掛田線のものです。

こちらは
川俣・掛田線
です。川俣から掛田を結ぶ路線です。掛田から南下していく路線ですが、川俣には鉄道線が無いので鉄道の無いところ同士を結ぶ路線という感じです。川俣車庫が担当しているようです。




これらは
霊山地域路線
です。掛田駅前を起終点に旧霊山町内で完結する路線です。かっては福島駅から直通していたようですが、乗客減などで掛田駅前で分断され、全て自治体からの支援を受けて運行されています。写真は上から掛田駅前から霊山神社を結ぶ掛田・山野川・霊山線、掛田駅前から霊山地域内を循環して掛田駅前に戻る霊山循環山戸田まわり、掛田駅前から追分を結ぶ掛田・追分線です。いずれも平日のみの運行で、朝と午後から夕方にかけて5~6本が運行されています。車両は基本的に霊山車庫駐在車が充当されているのですが、福島駅発着路線で中型車の充当が増えているにもかかわらず大型車が充当されています。

霊山地域路線の掛田駅前行きですが、行先表示は「掛田駅前」と表示されています。因みに福島駅方面からは「掛田」と表示されているのと対照的です。しかも、番号も1なんですよね・・・(福島駅からは32、川俣からは7です)。
以上です。