「幽霊を見たことある?」
「ないよ」
「ないよ」
「ぼくなんか、今までに3回も見たんだぞ」
雄二と光幸は、小学校2年生。何でも自慢したい年ごろで
雄二と光幸は、小学校2年生。何でも自慢したい年ごろで
ある。
雄二の言葉に、光幸はショックを受けていた。ただし、そ
の内容は幽霊を見たということではなく、向こうは3回な
のに自分は0回という数字の問題なのである。
の内容は幽霊を見たということではなく、向こうは3回な
のに自分は0回という数字の問題なのである。
このまま負けるわけにはいかない。その時、光幸は一発逆
転の言葉を思いついた。
「ぼくなんか、幽霊を見たという人を、30回は見たんだ
ぞ」
今日は、朝から雨ということもあって、気温も急降
下。25度と過ごしやすい1日となりそうです。

中日新聞HPの「達人に訊け!」コーナーに、「お気楽悩
み相談室」を連載しています。
相談その312「宝くじで大金を手にしたら、自慢するべきか
それとも黙っておくべきか?」
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