幕が切って落とされる（ことわざ漫才）

本来の意味……イベントなどの催しが、華々しく始まること。

Ａ「昨日な。ぼくが準備してきたイベントの『幕が切って落と
　　された』んや。きみもぜひ来てな」
Ｂ「そら行かしてもらうけど、開始早々、災難やったな。幕っ
　　て結構値ェ張るもんとちゃうか？」
Ａ「そやねん。そやから、頭が痛(いと)うて痛うて……って、
　　ホンマに切られたんとちゃうわ！」


　　サンダース人形って、３６体の人形かと思ってました……って、
　　そんなわけないですよね。
　　これで、今年は阪神の優勝!?　

盆と正月が一緒に来たよう（ことわざ漫才）

本来の意味……きわめて忙しいこと。楽しいことが重なること。

Ａ「ああ、忙しい忙しい。まるで『盆と正月が一緒に来たよう』
　　な忙しさやわ」
Ｂ「えっ？　盆と正月が一緒に来たら、長期休暇が取れるんとち
　　ゃうんかいな？」
Ａ「そうゆう話とちゃうわ！」


　　Ｑちゃん、笑顔でラストラン！　本当にさわやかな、すばらし
　　い選手でした。お疲れさま。　

仏の顔も三度（ことわざ漫才）

本来の意味……我慢するにも限度があるということ。

Ａ「オレをこけにするのもええかげんにせェ！　『仏の顔も三
　　度』やで！」
Ｂ「とゆうことは、きみはただの人間やから、二度が限度やな」
Ａ「そうゆう話とちゃうわ！」


　　定額給付金、配り始めましたね。第１号で知名度を上げよう
　　という発想は、なかなかのもの。でも、のしをつけて配るの
　　は、悪ノリしすぎという気がします。　

ボタンの掛け違い（ことわざ漫才）

本来の意味……後に不都合をもたらすような、初めの段階
で犯した失敗。

Ａ「今にして思うけど、最初から『ボタンの掛け違い』があった
　　んやなあ」
Ｂ「ぼくなんか、いっぺんそんなことがあったもんやから、今は
　　もっぱらチャックの服ばかり着てんねんで」
Ａ「何の話やねん！」


　　定額給付金、私の住んでいる北九州市では、６月ごろになりそう
　　です。ひょっとして、もう選挙も終わってるかも　？　　

ペンを折る（ことわざ漫才）

本来の意味……文筆活動をやめること。

Ａ「花村くんはな。数年前まで、作家目指してたそうなんや
　　けど、家庭の事情で『ペンを折った』んや」
Ｂ「ぼくなんか、手紙書いてるうちにうたた寝してしもて、
　　気がついたらペン折ってしもてました」
Ａ「そんなもんといっしょにすな！」


　　麻生総理、とうとうもらうことを決断したようです。
　　さすがに、「一貫して申し上げている」という枕詞はありま
　　せんでした。