今年は雪で何とかネタが続きましたので
やっと眠っていた母ちゃんネタが出せます(*^_^*)
もう半月も前になりますが6日に 母ちゃんと初詣に行きました、
その前日、仕事の帰り道、車のメーター内にある警告灯が点きました。
「 またかよ~!」って、ガッカリ、
ちょうど一年前にもこの警告灯が点いて、焦りましたが
その時は自動車屋さんは正月休みに入っていて どうする事も出来ませんでしたが
3日位したら勝手に消えてエンジンも快調に戻りました。
寒くなると何処か調子悪くなるのかなぁ、と思いましたが
今回も同じ症状なので 出来るだけ気にしないように努力する事にしました。
エンジンの形した黄色い警告灯
ここが点いてる間は、エンジン回転数がやけに上がって低速で走る時は勝手に走りますので気を使います
母ちゃんとの初詣には行かない方がいいって事なのか?
とは言っても もう行くって言ってあるし、銭婆さんの軽自動車で行こうかとも思いましたが
出発時には そんな事、どうでも良くなって自分の車で行く事にしました。
墓参りの時に雪が積もってる時用に一応、長靴も持って行く事に
ご機嫌に車に乗り込む母ちゃん、
出発するとすぐに 「 最近また太ってきとらんか?」と始まって・・・。
「 酒ばっかり飲んでると父ちゃんみたいに脳梗塞になるで、
父ちゃんはお前の歳で頭がおかしくなり始めて大変やった 」
とかまた始まったので知らん顔して 運転してましたが 「 親の言う事ちゃんと聞かんかい!」
などと言って益々ヒートアップしてきて ずっとオイラを説教しまくりです。
このクソ親は もう説教している自分に酔いしれて人の顔色など気付く素振りもありません、
ご機嫌な顔して 説教を続けまくってます。
あまりにもしつこくクドクド言ってるものですから 我慢も限界、
殴ってやりたい気持ちがマックスに達してますが 初詣に行く途中にそんな事したら自分に良くないと我慢します。
調子に乗ってる人間ってのは そんなのも知らずに 声高らかに説教を続けまくってます。
ようやく返事もしなくなったオイラに気が付いて 少しトーンを落としてオイラの様子を見始める母ちゃん、
いきなり話を変えて「 そう云えば星野仙一が死んだなぁ 」とか言い出しますが
オイラはもう そんなの無視して運転します。話などする気もしません、
「 星野仙一を知らんのか?」とか言ってますが 「 そんなの知らん 」と答えるオイラ
「 どうして知らんのや 」と言われても 「 オメーなんかと喋りたくないんだよ!」とも言えないので
「 知りたくもない 」と答えると、「 野球の星野仙一も知らんのか 」と、またツッコミ始めきたので
「 野球なんて全く興味ないし知らなくて何が悪い! 王と長嶋とイチロー以外は誰も知らん 」
と言ってその話を強制に止めさせました。
母ちゃんはまだ何かブツブツ言ってましたが 話すとまた腹が立つのであえて無視しました。
母ちゃんは人の顔色も見ずに自分の言いたい事を一方的に言ってスッキリするのでしょうが
こちらとしては いい迷惑です。
初詣に行く途中ですが 本当はまた何か腹が立つ様な事を言ったら
そのままUターンして帰ろうかとも思ったくらいですしね、
その後は母ちゃんも何も喋らずジッとしてましたのでスッとしました。
親子で喧嘩しようが何をしようが弥彦山は笑って迎えてくれてます^^
1月も6日ともなると参拝者も少なくて駐車場も良い場所に停める事が出来ました。
神社に着くと何故か 気持がスッキリして 口喧嘩も終了です^^
あー君も「 まぁ仲良くしろよな 」と言ってくれてますし^^
ここまで歩いてきたらもう普通に会話してますから 駒犬のあー君、気を使ってくれてありがとう^^
無事にお詣りも終了し、おみくじも「大吉」を引いてご機嫌になった母ちゃん ♪
うん君に 「 母親を大切にな!」と言われましたが ニヤ!って返すのが精一杯でした^^;
火の玉石は水たまりがあり 持ち上げるより下ろす時の方が大変そうです^^
それでもこの年寄りは上手く石を下ろす事ができて水溜まりの水を弾く事なく服も汚れませんでした^^;
「 石も持ち上げられたし、おみくじも大吉引いたし! 今年はいい年になるで~ ♪ 」
と、御満悦の母ちゃんでありました(*^_^*)
駐車場に戻り、オイラが自分の車に乗りこんで ふと前を見ると、
母ちゃんは前に停まっている軽自動車のドアを一生懸命開けようとしてます!
「 このボケがー! 何を間違えてんだー!」と言うと
気が付いた母ちゃんは笑いながら こちらにやってきました 。
母ちゃんは この車のドアを開けようと必死こいてました(^_^;)
「 似たような色しよるから間違えたわ 」などと言い訳してましたが
「 もうボケても仕方ない歳だからしょうがないか 」と言うと
「 何言うとんや!」と、半分マジで怒ってました。
死とかボケとか あの歳になると妙に現実味帯びてくるので冗談とかでは無くなってるのでしょうが^^;
母ちゃんを乗せて そのまま隣の山のお墓に行きます。
墓に到着すると、今日の一番乗りは どうやらウサギさんのようでした^^
お墓に初参りする母ちゃん、
昨年、母ちゃんは車を廃車したので一人でここまで来る事は出来なくなりました。
たまには連れてきてやりたい気もしますが、
何しろ、オイラは母ちゃんが苦手なのであまり一緒に行動したくありません
オイラが後片付けしている間、母ちゃんは一人で手を合わせて拝んでました。
そしてオイラが観音様に観音経を唱えている間、
先に拝み終わった母ちゃんは することもなく暇そうに ウロウロしていて非常に目ざわりでありました!
お墓参りが終わったあと、上にあるお寺まで行ってお札をいただきに行きます。
銭婆さんとは違い この人は どんどん上って行きます
銭婆さんもせめてこの1/3も足が丈夫ならなと思います。
短い手で一所懸命やってますがなかなか火が点きません^^;
今度はお寺でどんな事を祈願するのでしょう
今年も良い年だといいね
手を合わせたあと、母ちゃん用にお札を買いました。
そしたら母ちゃんが「 いつも世話になっとる〇さんに何かお土産買っていかんとな、何がええやろ 」
と、お守りとか見回すと、横にあるダルマに目を付け
「 おお、このダルマがええな!」と言ってダルマを手に取り買おうとしたのですが
見てみると ダルマのお腹には「 合格 」と書かれてます^^;
「 母ちゃん!これは受験の必勝ダルマじゃーん(+o+) 」と言って取り上げて元に戻しました。
母ちゃんは「 何や? いかんのか?」と、言いながらもう一つの 「必勝」と書かれたダルマを手にしました。
「 だーかーらー! これは受験生のダルマだってばー!
その婆ちゃん80過ぎだろ? 何に必勝するんだよー 」と言って
持ってる必勝ダルマも母ちゃんの手から取り上げて元に戻しました。
80過ぎの婆ちゃんにこんなの渡しても困るだけだろうに(^_^;)
結局は一番無難なお守りを買いました^^;
どうせなら饅頭でも買って行ったほうが嬉しいだろうになぁ、
と思っても、言うほどの事ではないので黙ってました。
樹齢千年のケヤキの木にパワーを貰う母ちゃん、
そんな事しなくても充分パワーはありますので!
と言う訳で、帰り道は車の中も 説教とかされる事もなく何とか無事に戻って来る事ができました^^;
最後に橋を渡ると もうすぐ母ちゃんちに着くのですが
「 ここから歩いて帰るから大丈夫や、ここで降ろしてくれんか 」
と言って、車から降りると、
「 今日はありがとさんやで! また頼むわ 」
と言って 短い足でテクテク歩いて帰って行きました。
これで何とか今年の仕事をひとつこなした気がして
「 ふう 」って息をついてから自分の家に向けて車を発進させました。
家に到着する少し前、気が付くと車のメーターパネルに点灯していたエンジン不調のマークが消えてました。
「 子供は親を選んで生まれてくるんじゃから その責任は果たさなきゃのう^^ 」
クリス・ハート - 「いのちの理由」MUSIC VIDEO