毎月僧侶にご先祖様をお参りをしてもらう事を月参りと言います。
ご先祖さまの中で一番新しい仏様の命日にお参りをして貰うことが多いです。
しかしながら「月参りは来なくても結構です。」と言われると、最近良く聞きます。
神護寺でも毎月、月参りをされる方が減ってきています。
神護寺は信者寺から始まったので、門徒寺の方に月参りをしてもらい更に神護寺でも月参りをする!と言う信仰心の暑い方が多いんです。
ただ、私が継いだ当初に比べると月参りをされていた信者さんが高齢となり仏様の国還って行くかたも増えました。そうすると毎月欠かさず月参りをされる方も少なくなってます。
封書での月参りも増えてはいます。高齢化により家族とでないと来れないって方は、お電話でお話しさせてもらってから、コチラからお参りさせてもらいます。
それか午後から、コチラからお家にお参りに伺わせていただきます。
自由なお寺ですが。
月参りはしたほうが良いよ!と私は伝えます。
お父さん、お母さん、ご先祖様あっての私達です。
ここが基本だということは、忘れないでほしいのです。
ここを忘れると何事もうまくいかないのではないか?
命の根本を枯らして枝葉の栄える道理無し、感謝と真心の日々あるのみ。
と仏の教えにあるからです。
私が思うに毎月先祖供養を、されてる方は仏様のご加護を受けてるなあ〜と思うんです。
何か?おきても、また修正されて乗り越えられる感じです。
お寺にいかんでも、You Tube先生見ればわかる。うーん。
チョットプロからすると?ってこともありますのでお気をつけて下さい。
中には「ご先祖様は毎日拝みようけん。護摩せんでいいです。商売繁盛と子供の開運厄除だけして下さい。お金かかるけん。」という方がおられます。
「なら祈願も自分で毎日拝みようけんいいんでないの?」
「いやー。そういそとやなあー」って会話。笑笑
ものすごく、悩みの深い方には「祈願せんでも、先祖とばあちゃんの供養して良いように進みますよ。」と伝えます。
こういう内容のはなしは、お寺に来て笑い話でもしながら話すのとわかりやすいです。
よくお盆前に「先祖と水子に足引っ張られちょうけん。悪い事がおきよう!除霊してきなさい!と占いの先生に(霊能力者)に言われてきました。払ってください!」
「えっ!先祖を払ってどうすんの?供養して霊格をあげてもらわな。自分自身が感謝やお供養してなかっただけでしょ?自分の元をどこに払うんやろう?うちはそれはせんよ。先祖を払えんわ。本末転倒よー。供養は生きてる子孫しかできんのよ!」
「毎月コツコツまいるより。払ってもらいよー。と霊能力者の先生が言ってます。」
「じゃあ。そこでしてもらって下さい。親を捨てるのと同じよ。」と伝えます。
昔の姥捨山やん。
と思うんです。
ということで月参り大切です。
月参りは無理という方はお盆参りはお坊様にお頼みしましょう。
お寺に足を運び良縁をいただく。
そこからはじめてほしいけど、お盆は海外行くので無理です。
ならば早めに参ったら良いのに。
生きてる事をするときは前倒しや予約などあるのと同じで、亡くなった方のお供養も永代供養や一年づつなど色々ありますよ。
お盆参りコロナ禍でお断りしたままやったわ〜。という方はお寺にご連絡されてみてはどうでしょう?
神護寺では明日から檀信徒新仏様の為の供養の初盆のご法事が始まります。
お家でされる方やお寺でされる方様々です。
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