八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

十年一昔

2011-01-29 22:27:31 | インポート
私が星祭りの札書きを始めたのが約十年前位です。



でその時に思ったのが皆さん家族で申し込まれた場合に厄年とか関係なく男性が大きい札で女性が厄年でも小さい御札。って家族が多かったんです。


それみて男尊女卑やなあ。って言うより『厄年』の意味がわかってない人が多いことと。


やはり一家の主あっての家族って考え方に基づいた家庭が多いんだなあ。と同時に家庭でお母さんに何かあったら一番大変なのになあ~とか複雑な思いがありましたが…。


最近というか徐々に男女関係なく厄年の人の札を大きな札にして、お父さんが一番小さな札でもOKな家庭が多くなってます。


来てくださった方々に時間の在る限りは、お茶を飲んでいただきながら。


色んな密教的な事など渡しながらですが説明して行きたいと思っています。


皆さん大厄以外は厄年は無いと思ってる方が多いですが…。


結構チョコチョコあるんですょ。


『厄なんや今年は気をつけよう』と自分が知ってる事が大切です。

家族で厄年があり申し込まれた。是非ご本人さんに教えてあげて下さいませ。


初不動護摩

2011-01-29 01:21:29 | インポート
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今日は思ったより晴れ晴れと暖かい1日でした。


朝起きた時には素足で廊下を歩いたら冷たさに驚きましたけど…。


日が照りだしたら少し寒が和らいだようです。


1月は皆さんも忙しい用でお弁当を持って帰られる方々が多かったです。



明日から雪の予報どうなるだろか?

1月不動護摩

2011-01-28 00:23:48 | インポート
明日は11時から護摩が御座います。



毎月参拝される信者さんはご先祖様の月参りや実家の先祖様の供養や俗名で亡くなったお爺さん、お祖母さんや様々な供養をされる方が多く。

『亡くなった方の頭に浮かんで来る人の御供養させて貰いよったら御祈願せんでも善いよね。供養が先よね』と皆さん自分の願い事より先に亡くなった方の為となってくるようです。

功徳を知らず知らずに自然に積んでるんやなあ~と感心します。


若い人や新しい方は、『そんなに何十年も御供養せんといけんのですか?普通はしてないですよ!自分達家族で墓参りもしようから良いんじゃないのかなあ~』と言う声もあります。


確かに家族が心から供養することは第一条件ですが…。


仏法僧に帰依する!って事を理解してないんですね。


仏様を信じて、お坊様にお経を唱えて貰い仏教を今現在の生きて行く上での教えをこう。


お坊様の所が抜けてる。経本みて自分で唱えて本は読んだら知識が得られる!と勘違いしてるらしい。


私は一応、そういう方には説明しますが…。


理解するには時間がかかるのでボチボチとその都度都度説明することにしてます。


『特に願い事が多い時ほど先祖様を供養して助けをいただければ相互供養になりいいですよ』と一言お伝えします。


供養しなきゃいけない人ほど『家には仏壇無いし先祖様はいないからいいです』と普通に言われます。

『ご先祖なくして生まれは来れませよね~。まだまだ感謝の心からですよ』と話させていただきます!


初不動護摩です。日頃されてない方の御供養をしてみるのも大切ですよ。


信仰心

2011-01-21 13:37:12 | インポート
信仰。


何をどう信仰するか?


とかじゃなく。


『信仰心が無いわけでなく。信じてないとかじゃなく理解できないんです』


と言われても、此方は『はあ~そうですか』ぐらいしか答えられない。


生まれた時から信仰心のある家庭で自分が育つ中で自然と信仰を持つのが一番楽なのかもしれない。

また同じ家庭で育っても信仰へは繋がらない方もいます。


信仰とは素直な気持ちで損得勘定抜きなのかなあ。


信仰があるから自分が生きていける。って感覚は解る人にはわかる。んだと思う。


私は寺に生まれたから仏教徒で又その中でも高野山真言宗の教えを信じて生きている。

痛いとか怖いとかと感じると同時進行で『南無大師遍照金剛』と唱えている。


意味なんて分かんない小さな時からの習慣と唱えたら今より良い方へ導いてくれると信じている。

それは周りが作り出した環境なんだとおもう。

3歳の子が私が病気になると唱えてくれる。


それを『意味も分からずに唱えて意味あるんですか根拠も知らないのに何を信じてるんですか』それは高野山真言宗を信仰してた祖父母や両親に絶対的な信頼をよせてるからかもしれませんね!



信仰に接して生活して無い方が信仰の道に入るのは何かがないと入らないですよね。


信仰に触れる一歩目のご縁が大切なのかもしれません。

一歩目で嫌な感じを受けたら宗教アレルギーになったりします。

やはり言葉や文章でわ理解できないと思います。




自分で肌や心で感じるものなのだと…。

信仰があると元気な時には感じないけど困ったり辛い時には良かった~。と感じれるんです。


先日昔からの信者さんが『息子の大学受験には21日間夜中の3時に行に通ったけど今は体力がないんよなあ』と言われてました。

なかなか出来ませんよね。


でも母親として仏様にお願いする気持ちが強く強く伝わってきますね。


信仰は本や文献を読んで学ぶことも大切ですが…。


先ずは心をから手を合わせる事が一番大切な気がします。





星祭り2月5日土曜日

2011-01-19 16:25:43 | インポート
星祭りとは年の変わりも目である節分にその年の星を祀って厄年(大凶)のかたや、半吉大吉の方々もさらに良い年になるようにと御祈願いたします。

人間の運勢の善し悪しは生まれた星と毎年、巡る星との巡り合わせにより決まります。

女性の大厄は19才33才が有名で男性の大厄は25才42才が有名ですよね。

信仰にご縁の無い方は大概がその時に『餅配って神社か寺で御札貰えばいい。で親に女性なら帯かネックレス買ってもらい男性ならネクタイかベルト買って貰おう』くらいに思ってるようですが…。


この他にも厄年は沢山あります。

自分の厄を知って気を付けるのと知らずに過ごすのではかなり違いますね。


本山では一人一人手書きで御札を書きます。

気になられる方はご連絡下さいませ。

生年月日を言っていただければ厄かどうか調べますよ。


厄年は数え年で見ますのでわかりにくいです。