八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

餅マキ

2010-09-20 23:25:52 | インポート
100920_1635~01.jpg
最近は『棟上げ式もしないし餅マキもしません。』

『五色の旗も立てると餅マキすると思われるから。』
などなど寂しい上棟式が増えてますが…。

一生一代の大仕事のお祝い『お金がかかるから』など言わずに、やはり餅マキはして欲しいです。

家を建てる幸せを周りの方に餅をマキ喜んで頂き幸せを分かち合って貰います。

この他人を幸せな気持ちにさせる事は功徳を積む事になります。

棟上げの餅拾い久々でしたが楽しかったです。
娘は初参加で驚いてましたょ。

回りの大人達の真剣さに。

また上からマク家族の顔が晴れ晴れとして見てるだけで此方も幸せになりますし。


拾ってる方々の楽しそうな顔。

施主サンも拾われる方々も功徳が巡ってるわ!
と伝わる幸せオーラ。

今日は良い上棟式が厳修され一安心しました。


あんなに沢山の同じ空間に居る人々が、いっぺんに『幸せ楽しかった』と確信することは、中々ないですね。
ゴキゲン様です。

上棟式2

2010-09-20 23:07:58 | インポート
100920_1603~01.jpg
上棟式では家のお祓いと共に工事の安全祈願も一緒に修しますので頭梁サンを頭に焼香もして貰います。

五色の旗も吹き流しや角餅(すみもち)も頭梁サンによって色々な流儀があるようです。


色々勉強になります。


足場から撮ったので…。

上棟式

2010-09-20 22:59:56 | インポート
100920_1536~01.jpg
棟上げの御祈願に行きました!

二軒並んで、ご姉妹で建てられる為に順番に二軒続けて御祈願させて頂きました。

年をとり両親が亡くなっても姉妹仲良く隣同士に暮らし。

各々の家族も仲良く生活するのって理想かも。って思いました。

きっと自分達が善い距離感を持ってるからだと思いました。

お互いが自立した上での、お隣サン憧れます。


何も無い土地から地鎮祭をして家の形が解ってくると、今までと全く違う空間になるのが時の流れなんだなあ。とフト感じた。


餅マキに続く

修業期間

2010-09-20 09:22:31 | インポート
『バタバタ』と毎日が過ぎていき…。


家事が疎かに成ってる事がストレスになってます。

育児・食事・洗濯・掃除・整理整頓。

仕事をしてると忙しいので仕事中心になり手を抜いてしまい。後々に、どこかでツケが回ってくる。

廊下のホコリを少し見ない振り…。

居間のテーブルの上、端に色々寄せてたら…。
虫除けハーブ水がこぼれDVDのリモコンが浸水。リモコンを振ったら中からジョボジョボと水が~。

電池を抜き乾かしてますが…。

生き返って欲しいですが…。


何故ハーブ水が…。

今日から彼岸に入ります。彼岸は仏の世界に行けるように修業期間です。


さて先ずは下座行にいつもは後回しにしている整理整頓をして実を引き締めなきゃ!

秋の彼岸の修業期間は今日から7日間です。

御先祖様の御供養を筆頭に日頃は手を抜いてる事を修業と思いされてはいかがでしょうか?
『23日に塔婆供養がありますょ』

『彼岸供養は盆にしたばっかりだからいいです!又します。』

結構そう言われる方がいます。

『若い人でしょ?』と思われるでしょ。
いえいえ。年配者の方が多いんですょ。

神護寺は自分が『供養したいからさせて貰う』と言う方々が集まってくる信者寺です。


強制的とかではないので『ああ。そうですか。お彼岸とは~』と言うかんじですが…。

よそのお寺で聞いたんですが。

『お彼岸はウルサイ親戚も来ないし。いいや。お坊様だから来なくていいです』と檀家寺に断る方もいらっしゃると聞きました。


信仰。御供養は見栄では無いのに…悲しいですね。

亡くなった方々への感謝の御供養でなくてはダメなのに~。

イマドキの人ってのは若い人だけじゃなく全ての世代の事だと思います。


さて皆さんは、どんな修業をしますか?
断食とかじゃなく!
掃除。墓掃除。親孝行。爺ちゃん婆ちゃん孝行。息子家族との修復関係。子供との時間を作る。

家族で御先祖様に感謝し手を合わす。

仏様に成るには身近な事から始めましょう。

私は下座行が山積みです…。

皆さんも何か始めて下さいね。

自分の為が済んだら人の為。


供養する気持ち

2010-09-13 22:17:27 | インポート
11日・12日と父のお姉さんの月命日でした。

亡くなった年度は違うけど二人とも3歳と言う小さな時に亡くなってます。

父が産まれる前に亡くなってるので父も知らないし写真も無いので今までは『小さい時に亡くなって可哀想だなあ。婆ちゃんは辛かっただろうな』とお参りしてましたが。

今、娘が同じ年になり。御供え物を買う時にも『こんなのが喜ぶかなあ』と全く知らない叔母だけど少し親近感が湧いてきました。

それは婆ちゃんが小さい時に色々と話してくれた事とか父が『婆ちゃんは子供をお腹の病気で小さい時には生の果物には塩をかけて食べさせられた』とか聞いてたからってのも良かったと思います。

やはり子供や孫に色々事を話す事により伝わる気持ちがあるんだと思います。


信者サンの中にも一生懸命に自分の実家と嫁ぎ先の先祖供養をお勤めされてたのに…。

その方が亡くなったら仏壇はホコリだらけ墓参りはしない(納骨のみ)。月参りは無し。

って事があります。『旦那や子供の負担になりたく無い自分が一生懸命する。』がポリシーに他人に甘えず生きた人。

『子供は背中をみて理解してくれる』と思っていたんだと思いますが。

遠方に住み時々帰ってきた時には『疲れてるのにアリガトウ』と親は気を使い子供にゆっくりして貰う。
近くに居たり同居ならわかるけど年に1・2回会うだけでは無理だと思います。

親が何日か体調崩しても知らないから元気だと思ってる。


私達、姉妹も遠方にいる妹には『もっと、お母さんにチョクチョク連絡してきなさいよ!』と連絡しますが。

『チャンとしょうやん』とぶうぶう。

温度差があります。

今月は20日から秋のお彼岸です。

日頃は気を使って聞けないこと言えないこと伝わると良いですね。

お彼岸団子を作ったり家家による伝統的事を伝えて代々、子孫が心を込めて供養が出来るよう勤めましょう。


桃などを供えインゲサンの横にチビがちょこんと座り大叔母さんの御供養をさせていただきました。

訳もワカラナイけど正座して手を合わせた後ろ姿がカワイイなあ。と思う気持ちがまたお二人を偲ぶ気持ちにつながりました。