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聖徳太子の消滅と歴史の改竄

2025-02-22 06:32:13 | 暴言
作為的な思惑はどうであれ、聖徳太子を「厩戸王」に変えてしまったと言う事は、かつての歴史を書き換えると言うこと。
これを穿ったものの見方をすると、歴史の改善と言う方向に向く。
歴史の改竄と言うと怪しい言葉に響くが、こういう小さな事柄をどんどん進めていけば今まで記載されていた歴史を書き換えられると言うことにつながる。
かつて中国大陸で行われていた事は、歴史を書き換えて、かつて存在した文化をなかったことにするということが数多くなされてきた。
日本国内で、それがなされていないとは限らない。
日本の古い時代で、記録が残っていない時代も多数ある。

卑弥呼の時代はさることながら、それ以降も存在したはずの人物の記載が探し出せなかったり、あったはずの書籍が消滅していたり、様々な出来事が起こっている。
気になるのは、そもそもの物の考え方が間違っていたとか、そういう議論が発生し、鎌倉幕府の設置された年度も書き換えられた。
聖徳太子も実際にはそういう明確に識別できる人物ではなかったと言うことに書き換えられた。

議論が起こる事は、どの時代でもあるけれども、その議論によってかつてあった歴史を書き換え続けていくと、未来に残る記録も書き換えられる。
中国大陸で行われたのは、焚書坑儒と言うのが有名だ。
一つの文化を消すために、思惑通りの文化に上塗りをすることだ。
確かにどの時代においても、消された文化を探し出す学者は出てくる。
しかしながら、巧妙に消されたものは、ついに見つからないことが多々ある。

現代はグローバル化によって、世界がひとつの方向に意思を集めようとする。
例えば、そうすると、昨今のウクライナのように、そもそも「ロシアが仕掛けた戦争」を「ウクライナが仕掛けた戦争」のように書き換えが始まっている。
かつての第二次世界大戦は、アメリカが日本を挑発して、真珠湾を攻撃させて起こさせたようなものだ。
そういう事実を、歴史に刻んだ。
それにより、日本はアメリカの植民地的存在にはめ込まれた。

軍事的に強い国が大概 世界を作り続けていると言う歴史的現実はおそらくこれからも続くだろう。

軍事的に強くなるためには、経済的に強くなければならない。
30年ほど前に、日本が世界第二位の経済大国になった時は、そういう軍事的な力がつかないように、アメリカが日本国土に軍事基地を置いていたり、アメリカの領解がないと政治が動かせないような仕組みを作り上げてしまっているからだ。

現在の世界に於いて、軍事的には、アメリカ、ロシア、中国が強い。
日本の国は現在はアメリカが仕切ってはいるものの、世界的な軍事の配置図によっては、アメリカが日本を中国、あるいはロシアに売り飛ばすことも充分あり得る。
特にトランプ大統領は自国が経済的に強くなろうとしている意思が見て取れる。
日本を中国に売ることによって、中国から軍事的経済的なアドバンテージを得られるのであれば、トランプはそういうことをおそらく してくるだろう。

ウクライナにおいても、アメリカが経済的援助を湯水のように使ってしまっているのが気に入らない。
だからトランプはロシアにウクライナを売って、ロシアのプーチンとディールをしようとしているのがありありと見える。
それによりロシアが始めた戦争がウクライナが始めた戦争に歴史的に塗り替えられようとしている。

かくの如く、歴史はいくらでも書き換えることができる。
それによって、現実や真実も書き換えられる。
それを信じるのは、一般庶民なのだ。
世界中が、そういう間違った嘘の現実を信じてしまうと恐ろしいことが起こる
今でもそういうことがあらゆる場面で起こっている。

日本の周辺においてもそういうことが数々あるのは周知の如く。

それをこの国が打開するためには、どうしたらいいかしっかりと考えればならないのに。
疲弊とはいかなるものか。
現在の日本国に於いては心に突き刺さるほどそれを感じる。

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