賃貸住まいの高齢者

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

記憶は費やした時間の上に積み重なる

2023-01-11 05:19:35 | エッセイ

記憶は短時間では生まれない気がします。
それ相応の時間の上に積み重なってそのカタチが出来上がる様に思います。
紐付け記憶というのがありますが、それは紐付けたモノに時間が存在している。
意識の中に強く認識された事や物は思い出そうとしなくても意識に出てくる。
それはトラウマなどを考えたらわかる。
トラウマは強く意識に刻まれた傷とも言える。
であるならば強く刻めば短時間でも良いのか?
ある意味そうでしょうね。
でも、そこまでの強さはあまり無い。
毎日たくさんのトラウマ並みの強さの刺激が有ったらおそらくその衝撃で意識をなくしてしまう気がします。
意識を無くしたら記憶への回線が途絶える。
従って、日常の正常時の記憶が大事。
日常は無意識の条件反射にも紐づいてる。
自分の言葉はなぜ楽に覚えられてるかというと、自国で使う毎日のモノだから。
だから自然に覚えてるし、記憶の中枢にある。
なので、その意識の刷り込みに重なって行ってどんどんと言葉として成り立つ。
ただし、若さがそこに関係してくる。
一度出来上がった時間の上にある記憶は傷。
その傷はなかなか消えない。
なので、歳を取ったら記憶の塗り替えが難しい。
かくの如く、いかに時間をすごすか、その選択が重要になる。
私は時間を軽く見て生きてきた。
今からでもやり直せできるのだろうか?
そういう後悔は毎日してる。
それもまた、時間の浪費だろう。
残念な刷り込みだ。
時間は有意義に使いたい。

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