海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

山の幸

2014-07-02 | ただの日記
蕨、根曲り竹、ばっけ味噌、etc

季節の山の幸、山菜はその季節にだけ味わえる貴重な食べ物である。

北東北は神奈川県とは、季節の移ろいが一か月ほど遅く、
まだ、山菜を味わうことができる。

小生が生まれ育った秋田の実家から、懐かしい季節が送られてきた。

5月初旬から収穫される蕨、最近の収穫の根曲り竹・竹の子、
蕗の薹を調理したバッケ味噌、趣味の野菜作りのニンニク、秋田米など。

そういえば、最近のニュースで、親子が根曲り竹を取りに入山し遭難、
10日ぶりに救出されたという報道を見聞きした。

慣れている山中でも、夢中で竹の子を取り進んでいるうちに、
気が付くと自分がどこにいるのか分からなくなって遭難するらしい。

沢伝いに下って人家のある所にたどり着いたとか、
登って行って見晴のいい所でやっと場所が分かった、
いくら歩いても同じ場所に戻ってしまった、などとよく聞いたことがある。

多分、誰でも不慣れな場所では無意識に慎重になれるが、
慣れている所は意識して気を配らなければならないということだろう。

これが根曲り竹、お味噌汁の具にすると歯触りが絶品、
これを求めて遭難する人が多い。


蕨の刺身はこの季節だけのもの、この味で保存はできない、
新鮮なニンニクは味噌を付けて生で食しても匂わない、
バッケ味噌は加工品で商品化されているメジャーな保存食である。


直売所で手に入れたり、山のプロから買い入れたりして、
毎年兄貴が送ってきてくれる。

山菜は手に入れてからあく抜きなど、すごく手が掛かるから、
その分も大事にして季節を味わうのです。

そういえば、三浦半島の双子山界隈、逗子、葉山、田浦の山中でも
遭難するという話を聞いたことがある。

携帯電話があるから大事には至らないらしいが、こんな山でも?と驚きます。





コメント
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