フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

美肌の湯でのんびり~メタケイ酸と炭酸泉でぽっかぽかのしっとり~

2017年07月01日 | 旅行

今回の旅行のメインテーマは「小石原焼」「小鹿田焼」の里巡りでした

が、もう一つ

「美肌の湯でのーんびり」するのも
この旅行の楽しみの一つでした

1泊目は日田市の「かんぽの宿 日田」に宿泊しました



「かんぽの宿」
今は誰でも宿泊できます
私たちも実は今回初めての利用です

豪華な温泉旅館とはちがい、
宿泊料金は大変リーズナブル

私たちのようにちょこっとした旅行ですが、頻繁に出かける身には大変有難いお値段です

実はこちらには源泉掛け流しの天然温泉が湧いていて(日田三隈川温泉)
「メタケイ酸」という美肌効果が高い成分が含まれているのです
「メタケイ酸」とは天然の保湿成分で、ツルツル~な肌へ導いてくれるそう(*ˊૢᵕˋૢ*)

また、この宿のお風呂は数種類の浴槽があり、
とても楽しめるお風呂でした

お風呂の中でうつ伏せになるとお腹にジェットバスのボコボコ泡が・・・
ベンチのようなところに座ると腰とふくらはぎ、足の裏にジェットバスのボコボコ泡が・・・
枕に首を載せて寝そべると背中から腰にかけて
ジェットのボコボコ泡が・・・

とにかくとってもふ楽しいお風呂で
大満足でした(^O^)!

2日目と3日目は日本でも指折りの炭酸泉を誇る
大分県竹田市にある「長湯温泉」に宿泊です

お湯の中に溶け込んだ炭酸ガスの効果で血行が促進されるので、心臓の負担も軽減されたり血圧降下などの効果や、肌トラブルの改善にも役立つとか・・・

この長湯温泉で、「BBC 長湯」というプチホテルを利用しました



朝食とベッド付きのコテージタイプのホテル、
お風呂はついていません

2日間泊まるのでお風呂は外湯めぐりのように
長湯温泉の中の温泉施設を利用します

2日目はこちらへ行ってみました



「ラムネ温泉」



「全身をくまなく銀色の泡で包む・・・」

まさにその通り!

面白いように泡あわアワ.。o○がプツプツと
限りなくつきます(゚O゚)




炭酸泉(ラムネ温泉)は32度とかなりぬるい温度なので41度の炭酸水素塩泉(ミネラル温泉)と交互に入りました

ポカポカと芯から温まりましたし、なんだか顔もすべすべになったような~(*ˊૢᵕˋૢ*)




この温泉の建物
とっても変わっています
壁は焼杉

屋根には松の木





温泉の建物とは思えないデザインで
記憶に残りますね~


3日目の今日は町営の温泉施設「温泉療養文化館 御前湯」


午前中に鍾乳洞へ出かけたり、滝を見に行ったりと暑い中動き回って汗をかいてしまったので
3時頃にはこの温泉施設へ入りました

うっかり写真を写し忘れてしまいましたのでホームページからお借りしました



ドイツの建築様式を取り入れたおしゃれな建物です

館内もお風呂屋さんとは思えない造りです


お湯は炭酸泉でも、ラムネ温泉のようにプツプツ泡はつきませんが、お湯が柔らかでしっとりした感じです
また、温度も高く、とっても温まりました

「飲泉」、つまり温泉水を飲む事もできます
デトックス効果も期待出来るそうですが
私はちょっと苦手(๑*ε*乂)かなー
不味い!

お風呂上がりの休憩室で夫と待ち合わせをしたのですが・・・
なんと休憩している人全員がゴロっと横になってお昼寝中

夫も見当たりません(笑)

川に面した休憩室に心地よい風が通り
気持ち良さ満点です

私もゴロっとの転びたかったけれど、その場所が無かったのでバルコニーのベンチに座ってしばらく休憩しました





ロビーには大きな壺に、とても大きな紫陽花の花が飾られています




しばらく休憩しても、まだ体はポカポカ熱い!
帰りにアイスクリーム買ってしまいました^^;

私は本来は温泉地に来てもあまりお風呂にこだわりはなく、温泉を楽しむ事ってあまり無かったのですが、今回はほんとにゆっくりとお風呂に入ることが出来ました

4月に怪我をしてから2ヶ月
バタバタとあっという間に月日が経過しました
丁度、今年の半分が終わるターニングポイントの時期に、こんなにゆっくりと過ごす事が出来て、
良かった〜✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺





















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福岡、大分 焼き物を訪ねて その2 ~全て手仕事「小鹿田焼」~

2017年06月30日 | 旅行

焼き物巡りの旅2日目は「小鹿田焼(おんたやき)」の里へ

小鹿田焼との出会いは2年前に湯布院を訪れた際にふと目に留まったポスターでした
ちょっとオシャレな雰囲気の雑貨や土産物を売っている店のウインドウに貼られていたポスターに

「小鹿田焼」

と、書いてあったのです

最初、この読み方が分からなくて
「こしかだやき」?とか、「おじかだやき」?などと
夫となんてよむのかしらね?などと話しながら
その店に入ってみました

そこで出会った焼き物の小皿
それが「小鹿田焼」でした

初めて見る渦巻き🌀模様は古いような新しいような不思議な印象

「飛び鉋」という装飾法である事
10軒の窯元が一子相伝で伝統を守り続けている事
全ての工程が手作りである事

店の方から教えてもらいました


なんだか未知の世界
いつか訪れてみたい場所として心に残りました


日田市市街から車で1時間ほどで
小鹿田焼の里へ到着します






川の流れの音とカタンカタンという音が響く
山間の集落
一台しか車が通れないような細い坂道を上って行く先に「小鹿田焼陶芸館」があります



まずはこちらで小鹿田焼の勉強です^ ^













今のこの時代に、なんてストイックな!
一子相伝で昔ながらの伝統を守り続ける陶器作り
まして、機械を一切使わないなんて(゚O゚)

最初に聞こえたカタンカタンという音は
川の水の流れを利用した臼で土を砕く音だったのです



小鹿田焼の装飾法の展示もありました









一通り勉強してから散策開始

自宅に展示場を併設している窯元さんがほとんどなので、ブラブラ風景を楽しみながら窯元さん巡りです





















平日の金曜日
私達夫婦以外に訪れる人は誰もいません^^;

展示場に入っても、誰も対応に出て来ません(笑)

欲しいお皿を見つけて
「すみませーん、あのー!すみませーん!」
と、結構声を出してやっと応対に出て来るほどです

のーんびり、時間が止まったような感じでした

昨日は小石原焼きの「飛び鉋」紋様の器を買ったので、今日は「刷毛目」紋様の使いやすい大きさのお皿を選びました



素朴で風合いがあります
厚みがあり、存在感も

一子相伝、外部からの弟子を取らず
その家の男子一人が伝統を受け継いでいく
小鹿田焼

この紋様も、きっと300年前から変わらず受け継がれてきていると思うと、ちょっとワクワクします(*ˊૢᵕˋૢ*)

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福岡、大分 焼き物を訪ねて その1 懐かしくて新しい「小石原焼き」

2017年06月30日 | 旅行

今週末、3泊4日で九州に来ています

4月に波佐見焼の陶器まつりで佐賀県をおとずれました

旅の前半は焼き物の里を巡る旅です

今回は「刷毛目」「櫛目」「飛び鉋」など
ロクロを回転させて作り出される
幾何学的な紋様の焼き物
「小石原焼」と「小鹿田焼」を訪ねます

毎日使う食器
特にこだわりというのはありません

有田や伊万里のような職人の技が光る、
絵付けの美しい繊細な磁器

波佐見焼のように大量生産されはしても、普段使いできるポップでカフェ風のオシャレなもの

今回の小石原焼や小鹿田焼は
ぽってりと肉厚でどちらかといえば民芸調
温もりを感じさせる器です

華やかさや繊細さはない代わりに
どこか幾何学的でモダンな印象も受けます

旅先で買い集めた器に盛りつけると、
(作るオカズはたいしたものではないですが)
日々の食事もなんだか美味しく感じます^^;



昨日の午前便で福岡にはいり、そこから車で
「小石原焼」の里、東峰村へ着いたのは
昼少し前でした

「小石原焼」
グルグルと蚊取り線香🌀のように渦巻く模様
素朴ともいえるし、今風な感じも受けます

当たり前だけれど、窯元それぞれに渦巻く模様が異なり、いざ選ぼうと思うと随分迷ってしまいます^^;




今回は最近女性誌でも紹介されている
「小石原ボタリー」というブランドの器がお目当て

小石原焼の10軒の窯元とフードコーディネーターの長尾氏とのコラボレーションブランドです

実店舗があるのはこの東峰村だけです






実はこの店舗は土日のみのオープンだということが現地で分かりました😢

私たちが訪れたのは平日の木曜日
ダメ元で東峰村の商工会へ問い合わせしてみると、なんと商工会の人が店舗を開けに来てくれました(ღ♡‿♡ღ)

そう
店は貸切みたいになってしまいました^^;

食器のサイズは規格化されていて、そのサイズで各窯元がそれぞれの個性を出した器を作っているのです



夫と2人でさんざん迷った結果








プレートとスープボウル




どんな風に使いましょうか(((o(*゚▽゚*)o)))
楽しみです


この後もう一軒の窯元「鶴見窯」にも立ち寄りました






ここでもいくつか買いましたが、これから焼くというお皿も注文して一括配送してもらう事にしたので、写真は帰宅してからアップしますね(*ˊૢᵕˋૢ*)

こちらの窯の当主さん、とっても若い方です(^^)




「小石原焼」は柔軟に時代にマッチするように進化しつつある焼き物に対し、
「小石原焼」をルーツとする「小鹿田焼」は
同じ技法ながら伝統を一子相伝でストイックなまでに守る焼き物です

次に「小鹿田焼」の里を訪れます




















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祐徳稲荷神社に参拝

2017年04月03日 | 旅行

有田、伊万里、武雄、そして波佐見

焼き物巡りを楽しんだあと
今日は神戸に戻る日

長崎空港は午後の便でしたので
午前中空港まで寄り道をしていくことにしました

まずは日本三大稲荷のひとつ
「祐徳稲荷神社」

波佐見からは1時間程で行けます

商売繁盛、家運繁栄、大漁満足、交通安全
などなど...

参拝者は年間300万人にも達するとか



御本殿、御神楽殿など、とても彩色が華やかで美しい神社です



手水舎も美しいです




ガラスがはめ込まれていて反射して見にくいですが、手水舎の天井には龍が描かれています



楼門も威風堂々、とても威厳があって立派






御本殿に上がるには
この階段を上っていきます

実はエレベーターもあるのですが、
階段を上がった方がご利益がありそうな^^;





桜の花は、もう少しかなぁ~(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°


でも枝先にはこんな可愛い花も





御本殿も、とても立派です






普通なら、ここで終わりなのですが、
せっかくここまで来たのだから
「奥の院」まで行ってみることにしました



奥の院まで300メートル!
一瞬足が止まりましたが、
小さな子供がずんずんと進んで行くのを見て辞めるわけにはいきません^^;



伏見稲荷と同じように、鳥居をいくつも通っていきます





あ、これなら行けそう(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°



振り返ってみると、結構高くまで上って来ていることが分かります

が...



えぇー?

半分程まで上ってくると、足元が突然石の階段になります
それもかなりきつい勾配!

上を見て上るとシンドイので、ひたすら足元の石段を見ながら進みます



キツイ!キツイ、足が上がらない~!



遠くに赤く見えるのは鳥居です

途中、何度も立ち止まったり、少し大きな石に腰を下ろしたりして進みます


あと50メートル!



もう少し!



あ、空が見えます!もうすぐ、



到着!

久しぶりの酷い息切れ
でも、なんて見晴らしが素晴らしいのでしょう!



写真では分かりにくいですが、
向こうには海がみえます
有明湾です

Google mapで確認しましたよ^^;



暫くこの景色を眺めたあと、お参りをました

下に下りる時は、シンドイことはありませんが石段がゴツゴツしているし、段の高さがまちまちなので、本当に足元をよく見て下りないと怖い😱です

下りる途中で、今から上ろうとする私たちと同世代のご夫婦に声をかけられました

「まだまだ先ですか?」

「ええ、まだ先はありますし、結構大変ですから
頑張ってください」

と、お答えしましたが、そのご夫婦の足元を見ると革靴にハイヒール👞👠

絶対無理~😣と思いました(笑)

ちなみに私たちはジーンズにスニーカー
窯元巡りをするにはこんなスタイルが一番です(^^)

さて、下におりてから
おみくじを引いてみました



18の縁起物、何が当たるかしら?



六瓢箪、そしておみくじは



大吉❗️

今年のお正月に初詣で引いたおみくじも大吉でした


このおみくじに書いてあることば

「がむしゃらに努力すれば光が見えてくる
出来るからやるのではない
やるからできるのだ」

やるからできるのだ

あー、本当にそう思います(^^)


寄り道のつもりで立ち寄った祐徳稲荷神社
でも、お参りして、奥の院まで脚を運んで
なんだか楽しかったし、清々しい気持ちになれました







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長崎 焼き物の旅 ~波佐見焼~

2017年04月01日 | 旅行


週末を利用して九州へ来ています

今回の旅のメインの目的は
「波佐見焼」の窯元の多くが残る
長崎県の波佐見町、中尾山で行われる
「桜陶祭」です



中尾山にある窯元やショップを回り、
スタンプを集めながら中尾山をぐるっと歩く
ウォークラリー形式です
ギャラリーやショップを併設していない窯元さんも、この日は臨時に店開きして
商品を並べてくれるので、お買い物もできます
(*ˊૢᵕˋૢ*)

ところで、「波佐見焼」とは?

およそ400年前の文禄、慶長の役に参加した
大村藩主が朝鮮から連れ帰った陶工が始祖
庶民の日常的な暮らしの中で使える器として
今に至ってきました


高級で繊細な有田焼に比べると
モダンでポップ、
オシャレ可愛いデザインで
リーズナブルな価格も魅力
気兼ねなく普段使いできます

昨年の秋、夫とこの中尾山の窯元巡りをして
そんな波佐見焼のファンになりました(*ˊૢᵕˋૢ*)




中尾山はとても小さなエリアなので、
ゆっくり一回りするのに3時間あれば充分

スタンプを押す箇所は25箇所
窯元をのぞいては、長閑な町の風景を楽しみながらブラブラと歩きました

焼き物の窯元の町
なかなか楽しい風景がいっぱいです



これは何でしょう?
実は...



鯉の形をした陶器
用途は?



小物入れって書いてありますが、おしぼりが入っています(笑)

今日のための臨時の店先に、大きな壺に投げ入れの生花を飾って私たちの目を楽しませてくれる所もあれば、

ショールームとしてご自宅のお部屋を解放し、
ちゃんとお花を花器に活けていらっしゃるところもあります




























あはは^^;
どうしてもお花に目が行ってしまいます😅


綺麗なモザイク模様に見えますねー




実はお皿をひっくり返して裏側を見せて
埋め込んでいます




窯元さんの臨時のお店はこんな感じです

ご自宅の縁側や和室を開放して展示




工場の外に棚を設けて展示




事務所の窓ガラスを外して部屋の中が明るく見やすいように展示



敷地内にテントを張り、出店っぽく展示




昨年秋に訪れた際に、いくつか器を買った
「一真窯」さんで、「陶箱弁当」を予約しておきました

(白い器ですが
カンナを使って一つ一つ手彫りで模様をつける
シンプルでありながら手づくり感のある器作りをされている窯元さんです)





「陶箱弁当」とは、各窯元がこの桜陶祭のために
用意したオリジナルの器を付けたお弁当です

以前はその器に本当にお弁当を入れていたそうですが、最近はお弁当は折詰で器は別にちゃんと包装されているので、持ち帰り安くなったそうです

窯元によって陶箱弁当の値段は違います
単にお弁当だけと考えると高いですが、
自分のお気に入りの窯元の器がかなりお安い値段でお弁当についてくるので大人気です



お味噌汁とおかずはサービスですし、
なんとお酒も自由にどうぞ、と、各テーブルに
置かれていました



あ、私は飲んでませんよ^^;

夫と違う種類の陶箱弁当を予約していました
「一真窯」さんの器、とても気に入っているので、家に帰ってからのお楽しみです

お昼のお弁当を頂いたあと、
残りの窯元さんをゆっくり回って25個のスタンプ全てが押せました



歩数計では10000歩越え!

私は普段は車人間で、あまり歩くことが無いので、10000歩は自分では拍手👏( ˘ω˘ )

昨日に比べ、今日は気温も少し高くウォーキングにはぽかぽかと丁度良い天気でした

窯元巡りをしながら、やっぱり少し器を買ってしまいましたが
それは帰宅してからまた写真を撮ってアップしますね

また、昨日は武雄、有田そして鍋島焼の里、大川内山にも足を延ばして器を買いました

その話もまた後日写真とともにアップする予定です

楽しい週末を過ごすことができました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°








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