フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2018年 今週のレッスン ウィッチハット、ハロウィンカーニバル、ハーベスト

2018年10月25日 | 今週のレッスン


今週のレッスンカリキュラムは
🎃ハロウィンデザイン🎃

それぞれのグレードのデザインの中に
🎃カボチャが取り入れられています

ここ数年は教室でフラワーアレンジメント花材として使う🎃カボチャは
「オモチャカボチャ」
という、食用カボチャでは無い小ぶりで見た目の可愛らしいカボチャが用意されていますが、
7~8年前は「え?!これ?
この大きさはアレンジメントの中にはとてもじゃないけど入らないよー😳😨😱」というぐらい大きなカボチャが来たこともありました(笑)

仕方なく、
アレンジメントの中ではなく、
出来上がった作品の手前やら横にカボチャを置く・・・という結末です

今回のカボチャ、テキストと同じような細長い模様入りではありませんが、色のキレイな可愛いカボチャが昨日までの教室では用意されました

さて、カボチャは普通のお花と比べると
大きく、面が広い、そして黄色やオレンジ色

とても目立つ存在です
アレンジメントの中で配置する場所に
皆さんとても悩むと思います

BasicとProfessional の作品は
せっかくのハロウィンのアレンジメントなので
ある程度カボチャは見せてあげた方が可愛いと思いますが、(中には見せたくない、花の方が綺麗だからかぼちゃは後ろの方・・・なんて言わないでくださいね(^^))作品のど真ん中、中央だけは
避けましょう
花材をくアシンメトリー配置にする為にも
真ん中には置かない方が良いと思います

今回、Gradually のハロウィンカーニバルだけは
作品の上部の中央にスティックを挿したハロウィンを配置するデザインです

これはこれで、重さのあるカボチャを
上の方に配置する難しさがあります

少し傾くと、作品自体が倒れてしまいます
とにかく真っ直ぐど真ん中にカボチャが来るようにバランスをとってくださいね

今回、どのグレードのデザインもとっても可愛いし、素敵でよ😉


今週はプリザコースのたいけんの方が参加された教室がありましたので、その作品も最後に載せています






















































































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カボチャ3段重ねが楽しいパンプキンタワー

2018年10月20日 | フーちゃん作品

今月末はハロウィン🎃
今までハロウィンの作品は
レッスンカリキュラムで色々見てきましたが
今年のいけばなコースのレッスンデザインは
とても興味を惹かれるものです

パンプキンタワー

おもちゃ🎃🎃🎃カボチャを3個を重ねて
タワー状にしてデザインに取り入れるという
斬新なものです

ところで、私の娘もヨーロピアンのアレンジメントやいけばな、プリザなど好きな作品を時々作っています
いけばなコースのテキストを見て
「このカボチャ🎃🎃🎃3段重ね、面白いわ〜」
と、作りたいと言ったので花材手配をしたにもかかわらず・・・

いざ、作ろうという当日

「ちょっとさ、何だか疲れてるし
何だか難しそうだし・・・時間かかりそうだし・・・
ママに譲ってあげるよ」ですって!

確かにこのところ残業、出張と続いていた娘なので、引き受けることにしました

テキスト掲載の参考作品では
赤く紅葉したように見える「染めユキヤナギ」が
花材として使用されていました

秋の雰囲気満載でケイトウやカボチャの色とよくマッチしていましたが・・・
実際のユキヤナギはごく普通のユキヤナギ

それも枝分かれの少ない
ちょっと可哀想なユキヤナギ

それに対してとっても立派なキイチゴの枝が入っていました

長くて葉っぱがキレイ

これは、もうユキヤナギ無し!
キイチゴで勝負!するしかないです(笑)

こんな感じにしました



キイチゴは切り分けをし、
後方に1か所
右手前に1か所
葉っぱを数枚花器口に差し込んでいます

キイチゴは左右に互い違いに葉がついています
それをそのままの状態で使うと
あまりにも葉がおおすきます

互い違いに付いている葉を
間引きながら更に互い違いに一枚一枚の葉が綺麗に見えるようにしました

カボチャは14番という超極太のワイヤーを使用し
串刺しにしています
オモチャカボチャとはいえ、皮にワイヤーをそのまま突き刺すのは硬くて無理
3個のカボチャの向きを考えながら、目打ちで穴を開けて突き刺していきます
この作業自体が少し手間がかかりました

花器の口元から下がるピンクのペッパーベリーは
手持ちのものも追加して
かなり分量を多くしてボリューム感を出しました

あとはいけばなの作品なので花器には花留めとしてアルミワイヤーを入れ、そこに全ての花材を差し込んでいきます







アルミワイヤーは入れすぎると花材が入りにく
少なすぎると全然花留めの役を果たさず
作る作品によってその分量を調節しなければなりません

やはり使い慣れないと難しいところがあります

また、アルミワイヤーだけに頼って花材を留めようとしても思ったような位置に花材が留まらないことがあります

そのような時は
いけばなのテクニックのひとつ
「折り留め」といって、花材の茎を「くの字」に折って留める方法があります

この私の作品のガーベラ2輪
かなり右側に傾斜して配置していますが
この2本は「折り留め」をしています

出来上がった作品、テキストの参考デザインと
全然違いますね(笑)

その時その時の花材の種類や状態で
デザインを変えるのは当然の事だし
ヨーロピアンのいけばなコースは
特に流派がある訳では無いので
ホントに自由!

今年のハロウィン🎃のお花
面白い作品ができました😊















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年 10月のいけばなコース

2018年10月18日 | いけばなコース

10月になると秋の色鮮やかな花材が
いけばなコースの作品にも沢山つかわれてきます

オレンジ、黄色、濃いピンク色、えんじ色
赤茶色から茶色など
紅葉のグラデーションを思い浮かべる
色鮮やかな作品にワクワク😍します

10月前半は初級、中級とも基本形です

Flexibleはホリゾンタル
apAdvancedはクレッセント

今回はどちらにもオレンジ色が鮮やかな
ピンクッションをフォーカルポイント的に使い
作品にインパクトをプラスしています

10月後半はフリーデザイン
時期的にちょうどハロウィン🎃と重なります
いけばなコースでも
作品にはカボチャを使用して
楽しい雰囲気に仕上げましょう

ただし、中級の「ハロウィンタワー」は
ちょっと難しい💦かも

カボチャ3個🎃🎃🎃を太いワイヤーで串刺し状態に縦に3段重ねにします
カボチャを中央には配置しません

器の中にカボチャが沈み混まないように
アルミワイヤーはしっかりと器の中にに入れます

テキスト通りにはならないと思います

手にした花材をよく見極めて
デザインしてみて下さいね




























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年 10月のプリザーブドフラワーコース パンプキンフルフル、 オータムデコ

2018年10月16日 | プリザーブドフラワーコース

10月のプリザコースのカリキュラムデザインは
🎃🎃ハロウィン🎃🎃

プライマリーはハンギングスタイルの
とってもキュートなハロウィンアレンジメント

パンプキンフルフル

ゆらゆらと揺れるパンプキンの周りに
小花をアレンジしていきますが・・・

羊毛を巻いたフォームに
ワイヤリング、テーピングした花材は
予想外に挿しにくい💦

パーツの数も多く
皆さん同様に「難しかった〜😰」と・・・

でも出来上がった作品は本当に可愛らしいものでした
😊

クリエイティブの

オータムデコ

黒いワイヤースタンドに
シックな色のバラ
そしてオレンジの濃淡2色のジニア

花数は抑えた
大人可愛い作品です
































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーバニタ 〜立体的なトクサフレームでさらにモダンに〜

2018年10月13日 | フーちゃん作品


今週のProfessional のカリキュラムデザイン
「アーバニタ」

ロイヤルブルーのスクエア花器
トクサの四角いフレーム
バンダにモカラ

なんだかオシャレな作品が出来そうな要素が沢山盛り込まれたカリキュラム作品です(^^)

私はトクサで作るカクカクとした四角いフレームが面白そうで
どんなフレームを作ろうかと
ワクワク😍していました

テキスト掲載の参考作品は
平面、水平に広がる
高さを出さないデザインです

トクサのフレームも
正方形に近い形と長方形に近い形の2種類を
テーブル面に水平になるように
作品の底辺に配置しています

真上から見る前提ですね

それに伴って、その他の花材も
あまり高さを出さずに多少のアップダウンをつけ平面的な感じに配置しています

花器の輪郭やロイヤルブルーの色を隠しすぎないように
花材も花器から大幅にはみ出してはいません

さて・・・

どうしようかな〜としばらく思案

トクサが2本余っていたので全部使うとすると・・・

そうそう、垂直方向にも入れると
立体的な作品になるよね〜(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°と・・・

こんなふうにしてみました😊










トクサ2本
縦に垂直方向に配置し、その2箇所のトクサも
90度の角度差をつけています







何だか面白い☺

トクサのフレームを垂直方向に縦に入れたので
バラやカーネーションなどの花材を
ペタっと平面に抑えすぎると
フレームとの空間が空きすぎてしまいます

少し中央のバラは高くしています



しっかりグルーピングもしています

直線、90度の角という要素の四角いフレームはどちらかと言えば無機質な雰囲気です
そこに
パープル、ピンク、イエロー、ホワイト、の
コントラストの効いた色の組み合わせの花材をプラスすると
意外な美しさが生まれるものだと
再発見できた作品でした🤗








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする