フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2019年 4月のプリザーブドフラワーコース ピーチラテ、フローラルアート

2019年04月27日 | プリザーブドフラワーコース

今週末から10日間のGWが始まります
お花のレッスンも長〜いお休みになります

皆様はどうお過ごしになりますか?

私は、気持ちはずっと家に居て
ダラダラと過ごしたいのですが(笑)

なかなかそうもいきません

久しぶりに家族揃って夫の郷里へ

また、今年は家のあちらこちらのリフォームを予定しているので、このお休みの間にショールームへ出かけたり

毎年この時期に我が家の小さな庭で
BBQをしたり
(今年は娘の彼氏さんも来るとか・・・)

夫と映画デートもあったり

あー、何だかあっという間に10日間が過ぎてゆく〜

と、思います^^;

さて、今月のプリザーブドフラワーコースの
皆様の作品がほぼ揃いましたので
ご紹介いたします

Primary : ピーチラテ
Creative : フローラルアート

ピーチラテはとても可愛い、カップを花器にしたアレンジメントです
私も作りました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°




オレンジ色のカッブはそれだけを見ると、
結構インパクトがありますが
花材を載せていくうちに
どんどんそのオレンジ色が効果的な色デザインることがわかります

私は自前で少しピックをプラスしましたが
とてもピッタリだったので
この作品を作る方皆様におすそ分け致しました☺️

フローラルアートは参加されたのは2名ですが
そのうちの1人は私の娘でした

今回は花材に多肉植物のアーティフィシャルが入って
クールなカッコいい作品になっています

娘は自分でさらに多肉植物のアーティフィシャルを用意して結構多肉多めで仕上げていました


では皆様の作品をご紹介しましょう☺️





































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2019年 今週のレッスン 4月16日~18日 ラブリーアニマル、スィートモダン、フルールポット

2019年04月18日 | 今週のレッスン

4月も3週目にはいると、
やっと日中の気温も上がってきて
コートを羽織らなくても外出できる陽気になってきました🔅🔆

我が家のお向いのお宅は
外構に小さな花壇を設け
いつも季節のお花をキレイに植えていらっしゃいます
今は黄色いチューリップが見頃

いつも 楽しませて頂いています

私の家は・・・
只今外壁塗装の工事中
あと一日二日で終わるそうですが
家の周りは薄い幕で覆われ、
塗装をするので、家の中から庭へは出入り出来ない状態
が2週間続いていました

昨日、やっと外壁の仕上げの光触媒が施され、
窓やサッシにかけられていた薄いビニールが剥がされたようです

私は毎晩帰宅が夜遅いので
ビニールが取り去られている事に気が付かず
今朝、
何気無く庭に面しているカーテンを開けてみると・・・

「わぁー😍、チューリップが咲いてる〜😍」
と、思わず声をあげてしまいました😅

お花のレッスンで平日はほとんど家にいないし、
土日はいけばなのお稽古、家族と外出など
ここ数年庭へ傾ける時間も労力も無かった状態

でも、昨年の冬
何となく「久しぶりにチューリップでも植えてみようかなぁ」と、プランター1個分だけ
ムスカリと寄せ植えしておきました

外壁塗装が急に決まり、
チューリップの時期と重なるので
花は見れないかもしれないと諦めていました

庭の片隅に追いやられた
見事に咲いたチューリップのプランターが
目に入った時は、本当にビックリ+嬉しかったのです





そんな訳で
今日のレッスンはウキウキ気分で出かけてきました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

さて、今週のレッスンに話を戻しましょう

今週は母の日をイメージしたアレンジデザインです

全てのグレードにスタンダードカーネーションが
使用されています

Basic ラブリーアニマル
Gradually スィートモダン
Professional フルールポット

ラブリーアニマルは毎年必ず初級コースで出てくる
デザインです
スタンダードカーネーションで
テディベアのお母さん
スプレーカーネーションで
その子どもを作り、器にアレンジします

そのままプレゼントにするなら、
フローラルフォームをセロファンで包み
ラッピングして贈ることもできます

とても可愛らしくて、この作品をご覧になったら
必ず皆さん「カワイイ〜!」っておっしゃいます😊

中級のスィートモダン
これは器にカスミソウをたっぷりと使用し
アップダウンをつけない
「超ラウンド」を作るデザインです
もちろん、カスミソウ以外のお花も入りますが
花材はグルーピングし
カスミソウだけのエリアもしっかり作るラウンド

「アップダウンをつけない」
これ結構な難しさです😅


上級のフルールポット
ジョウロ型のブリキの花器の上に
輪郭の大きなカーネーションを使用し、
アップダウンをしっかりつけた「ラウンド」を作ります
大きな花が多いので
中途半端なアップダウンは
全く反映されません
しっかりと凸凹感を出す事が
可愛らしく見える秘訣です

レッスン参加の皆様の作品、
ステキに仕上がっています(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°






































































































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2019年 今週のレッスン 基本形 トライアンギュラー、アシンメトリックトライアンギュラー、ナチュラルクラシカル

2019年04月10日 | 今週のレッスン

4月第2週目のカリキュラムは
新しいテキストになって初めての「基本形」デザインです

今年度のテキストで基本形のページを見ると
写真で基本ポイントの挿し方や
輪郭のとり方、フォーカルポイントの向きなどが
少し紹介されているのに気がついていらっしゃいますか?

テキストの内容が少々詳しくなり
多少わかりやすくなっています(^^)

いつも同じ事を言っていますが
とにかく「基本」が重要です

基本無くして応用は有り得ません
基本形無くしてフリーデザインは成り立ちません

せっかくのお稽古、レッスンです

基本をしっかりと抑え、応用、発展へと繋げて頂ければと思います(^^)

さて

今週はBasicは「トライアンギュラー」
Gradually は「アシンメトリックトライアンギュラー」

どちらも直線の輪郭線と
その輪郭線に囲まれた三角形の平面から成る形です

特に「トライアンギュラー」
直線の輪郭線と平面を身につけるには最適の基本形と言えます

「線から出たらいけない❌」
「面から出たらだめ❌」

「少し出てる気もするけど、ま、いいか」とか、
「ほんのちょっと、これぐらいなら出ても分からない」
なんて言っていたら
い何回作っても進歩しません

自分の作品を甘やかさずに
厳しい目でチェックしてくださいね(^^)

ちなみに・・・私のお教室では
基本形のレッスンはとっても厳しいです(笑)
ただ、最初から上手に基本形を作れる方は
誰もいませんので
何回も見させて頂いておかしいところは
その都度ご指摘いたします
そして修正できる所は
とことん修正して直していただきます

ところで、三角形といえば、3つの頂点があります

頂点とは当然ですが、先が細くなるように作っていかなければなりません。
そうすると「細くしなくちゃ💧」と、
極端に咲き方が硬いつぼみやら花形が細いものばかりを集めて配置しがちです

どうでしょう?想像してみてくどさい

頂点近くになって、突然細〜い棒のような花材が
出現します

ちょっと変ですよね?
作品の中央付近から自然に細くなるように
花材の大きさや咲き方を見極めて
適材適所に配置していくようにしないと
不自然な三角形になってしまいてす😨

花材をとにかくよく見ること
よく観察してください

Gradually のアシンメトリックトライアンギュラーは
さらにさらに難しい三角形です

左右対称ではない、不等辺三角形です
不等辺三角形だから、簡単!なんて事はありません

綺麗な不等辺三角形に仕上げるために
長さ、角度、挿し位置
全て決まりがあります

また、密度変化を付けなければなりません

あ、しまったわ😰
こんなに脅かしたら誰も作りたく無くなるかも・・・
ですね^^;

基本形は決まり事がたくさんあって
確かに難しいし、なかなか思う通りの形には
ならないと思いますが、
回数を重ねて、手なれることが必要なのです
そして見る目を養う事も必要です

ぜひチャレンジしてください


最後に、Professional のナチュラルクラシカル
こちらも基本形です
Basic のホリゾンタルをベースにしたデザインで作ります
今回、花材に枝物として「キイチゴ」がはいります
アレンジメントコースの皆さんは、花材とし枝物を扱う頻度が大変少ないので、どう扱ったらよいのか分からず、結果出来上がった作品は
ほとんどテキストと同じような配置になる方が大変多いように思います

もちろん、テキストはある意味お手本なので
その雰囲気に近づけても良いのですが・・・

ちょっと面白くないですね

枝物はどれひとつとして同じものはありません
枝の流れ、枝分かれのしかた、葉のつき方
みんな違います

ご自分の枝が一番キレイに見えるためには
どう配置したら良いのか、観察しましょう

また、今の時期のキイチゴは手のひらを小さくしたような可愛らしい葉が出ています

確かに可愛らしい・・・

でも、その葉、全部必要ですか?
ちっちゃい葉がたくさん付きすぎて
どれも同じように見えます

また、葉を付けすぎると枝ぶりの美しさが
消されてしまいます

かなり、かなり、葉を整理しなければなりません

さあ、今週の基本形のカリキュラム作品
どのグレードも難しいデザインですが
これからレッスンのある教室の皆さん、
頑張って💪くださいね☺️


































































































































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2019年 今週のレッスン カラーファンシーエッグ、ループインカラー

2019年04月06日 | 今週のレッスン

2019年度 春のテキストで
一番最初のカリキュラムレッスンが始まりました

今週のメイン花材は「カラー」です

初級の「カラーファンシーエッグ」、
中級上級の「ループインカラー」、
デザインは異なりますが、
カラーのスッキリとした茎、その茎の流れや
独特の形をした花、その向きを楽しむレッスンです

ところで・・・

「カラー」って
茎が太いから挿しにくい💧
一度挿して抜くと、凄い穴がフォームに開く💧
フォームに挿す時に茎を握りしめすぎて
茎がふにゃふにゃになる💧

など、綺麗な花なのにちょっと難しいから
レッスンの参加どうしようかなぁー(´・_・`)と迷う

と、言うお声を耳にすることがよくあります

確かに普通の花に比べると
フォームには挿しにくい花です

また、茎の自然なカーブをそのままいかせることもできますが、制作アレンジメントのデザインによって
花の向きや配置場所によって茎の流れを自分で修正しなくてはならない花です

デザインを決めて、その形にアレンジできるよう
使用花材に手をかける事は当たり前の事です
少し手をかけてあげれば、
より美しさを発揮出来るのです

難しい花材「カラー」を使ったレッスン
アレンジする際のコツやポイントなど
いろいろ私からお伝えできますから
こういうチャンスは是非活かして頂ければと思います☺️

まずBasicのデザイン「ループインカラー」

カラーの茎の流れが作品の印象を左右します
三本の茎の長さ、曲がり具合、花の向き
これらを決めてから、手でゆっくりと矯めきかせましょう

テキストの参考デザインは、右側から風が吹いているようなイメージです
風になびいている、柔らかな茎のラインを演出しましょう


Gradually, Professional のデザインは
今回はとてもユニークです

カラー三本がフローラルフォームの中をまるで貫通しているような配置です
また、タニワタリで大きなループを二重に作りますが
このタニワタリのループも作品の印象に影響を与えます

テキスト作品はひとつのデザインの参考例です
テキストと同じにする必要など、全くありません

タニワタリの配置の仕方
カラーの方向性、中央部分のその他の花
全て何の制約もありませんので自由にデザインして下さると嬉しいです


さて、ひとつ言わせていただくと
いつも皆様の作品を見て感じることは・・・
奥行が薄い😨!!
ということです


カラーの伸びやかな茎
タニワタリの個性的な葉で作るループ
これに負けないように、作品の奥行をしっかり表現する事が今回の作品をより美しく見せるポイントです

どうしてそんなに手前の花を短く切ってしまうのでしょう?
どうしてそんなにぎゅうぎゅう詰めに
お花をくっつけてしまうのでしょう?

押し込まれて窮屈で
呼吸が出来ない・・・助けて〜!

と、花が叫んでいるように見えます(笑)

高さや横幅は目に見えやすいので設定しやすいですよね?
でも奥行、つまり手前に出てくる花の長さは
テキストの写真を見てもよくわかりません

全体の大きさのバランスをよく見ること!

作品をあらゆる角度から見て確認する事!

どんな作品を作る時も同じ
そして、私の言うことはだいたいいつも同じです(笑)
少し気をつけるだけで、作品は劇的に変わります!

ぜひお願いします!

昨日、私も「ループインカラー」を作ってみました
斜め上からの角度で写真を写していますので
参考にしてみて下さいね😊










「カラーファンシーエッグ」
















「ループインカラー」























































































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2019年 1月から3月のいけばなコース作品

2019年04月04日 | いけばなコース


4月に入ってしまいました
時の経過は早い(´・_・`)

3月までのレッスンの記事もまだ全てアップ出来ていないのに、今日から新年度のカリキュラムが
始まってしまい少々焦っております😨

1月から3月までのいけばなコースでは
レッスン参加者がそれほど多くなかったので
今回はこの3ヶ月分の皆様の作品をまとめてご紹介することにいたします

1月中級コース 「アーチ」

いけばなでは、左右対象を大変嫌います
右側、左側で
趣の異なる雰囲気にし上げたい所なのですが、
作る形は「アーチ」

大変難しいですね

使用花材を左右変えると
枝振り、葉のつき方など当然違うわけで、
なのに、アーチ!

アレンジメントのようなきっちりとしたアウトラインをとる必要はありませんが
バランスを左右上手くとることは必要です

枝物の途中の小枝まで、
要るのか要らないのか、むきはこれで良いのかなど
細部にまで気を配りましょう














2月中級コース 基本 「フォーマルリニアール」






2月初級コース Free 「春の訪れ」
2月中級コース Free 「向春の虹」








3月初級コース 基本 「スラント」
3月中級コース 「ヴィンデント」











3月中級コース Free 「風光る ~カラー~」

カラーの花
私は大好きな花です
清楚で気品のある立姿は
とても魅力的です

花びらのように見える「仏炎苞」の形が
その魅力の一つ
色々な向きを観察して、一番美しいと思える向きを
正面として捉えます

スッキリとした花茎も緩やかなカーブがかかっていますが、ゆっくりと矯めを効かせて
カーブの向き、曲がり具合などを自分好みに調整しましょう

カラーを2~3本ひとつの作品に使う場合、
この仏炎苞の向きが同じにならなように
します

表情を変えることが必要です











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