フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

エクラ ~キラキラホワイトグレーのツリー ~

2017年11月30日 | フーちゃん作品


11月のプリザーブドフラワーコース
後半のクリエイティブカリキュラム作品は
ホワイトグレーのキラキラツリー✨

ちょっとヒンヤリ感のある
クリスマスツリーでこれは作ろう!と
思っていました

ですが・・・

注文数が多かったようで

最初のテキスト掲載作品の花材が
かなり変更になっていました😢

ちょっと楽しみにしていた
シルバーのローズ

え?ない?

うっそー!

代替のローズばピンクになってしまい、
後日のお渡しになるとのこと

その他色々足りなくなったようで
色々変わっていましたが

いつものように、私は自分の好みで
プラスαの花材を用意していたので
作品としては完成しました

もちろん、テキスト掲載作品とは
全然違ってしまいましたが・・・^^;

こちらが、セットとしてきた花材です





アジサイもヌードピンクに
なぜかゴールドの松ぼっくり
グレーのレース模様の花器もオフホワイトに

かなりの変更ですね〜

さて、私が用意したプラスアルファの花材は












もちろん、これら全てを使うわけではなく、
制作しながら色味を見て、合うものを使っていきます


この作品、まずツリーの土台となるコーンの形を
自分で作るところから始まります

フローラルフォーム、または、ドライフォームを
縦長にして、自分の作りたいサイズのコーンを
カッターで削りだします

私は用意した花材がどれも大きいものでしたので、コーンも高さを少し大きめにしました



底辺が直径7センチ、
高さ20センチの円錐(コーン)です

花材をプラスしない場合は
底辺も高さもサイズダウンした方がよいでしょう

そこに
ツリーの幹となる枝を差し込んで固定します



こんな感じです

もちろん、枝は底辺の中央にさしますよ




次に、このコーンに羊毛の白を下から巻きつけていきます




上まで巻きます

その後、グレーの羊毛をコーンを今度は上から巻いていきます

どこまで巻くかはその人の好み(笑)

出来上がりをイメージしてみてくださいね
白とグレーの割合で
随分雰囲気変わりますから

白の羊毛が残っていたら、コーンの中間部分に少しボリュームをつけるために、巻きたします


こんな感じです




羊毛が巻けたら、コーンの一番下、底辺周りに、
ギャザーを寄せたリボンを取り付けます


この間、ツリーの幹はまだ、花器には固定しません

花材を殆どつけた後に、花器に固定します

さぁ、ここから途中の写真を写すのを忘れてしまいました‪‪💦‬

突然完成になりますが、ご容赦を(^^)



リボンは、3種類用意したなかで、グレーのリボンにしました

理由は、花器がオフホワイトに変更になってしまったから

この作品、上から見た時の色の分布が
グレー→白→グレー→白にしたかったからです

シルバーのローズが後日配送になってしまったので、自分で用意したダイヤモンドローズの白を2個

あと、普通の白を2個

ヌードピンクのアジサイに変更されていたので、同じくヌードピンクのローズを1個

計5個を追加しています

もちろん両面構成
かなりボリュームアップしています




代替のピンクローズは足元へ







これで、納得いく作品になりました(*ˊૢᵕˋૢ*)






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2017年 今週のレッスン 11月27日~12月2日 アドベント / フォレストキャンドル

2017年11月29日 | 今週のレッスン

今週末には12月に入ります

もう、🎄クリスマスは目の前ですね(^^)

皆さんの家は、もう、クリスマスの飾り付けを
していらっしゃいますか?

ツリーやリース、スワッグetc.

大掛かりなものでなくても
ちょこっとした可愛らしいクリスマスグッズなどがあると、何だかウキウキしますね(^^)


今週は、フラワーアレンジメントのレッスンでは
1年に1度の楽しいクリスマスアレンジメントのレッスン週です

Basicは
「アドベント」
Gradually, Professional は
「フォレストキャンドル」

どちらもキャンドルを使ったクリスマスアレンジメントです

どちらのデザインもキャンドルが大きな役割を果たします

特に「フォレストキャンドル」は、花材の中にキャンドルが埋もれないように、配置場所の高さに気をつけましょう

花材には松の実や姫リンゴがありますが、
お手持ちのクリスマスオーナメントなど
プラスして楽しいアレンジ制作してもいいですね



































































































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ウィンタームーン ~格調高い胡蝶蘭がポイント~

2017年11月25日 | フーちゃん作品

「ウィンタームーン」

今週のGradually のカリキュラムデザインです

胡蝶蘭をフォーカルポイントにした
テーブル面に広がるクレッセントデザインです

白い胡蝶蘭
クレッセント

この2つが組み合わされれば
優雅で気品ある作品になるのに間違い無し!

でも、なかなか難易度は高い作品です

まずは胡蝶蘭です

* 一つの花が他の花材に比べると大変大きい!
* 殆ど平面の花
* 切り分けすると、茎が短い!

複数の胡蝶蘭を配置する場合、
上記の事に気をつけて制作しなければなりません

作品のサイズが小さいと、胡蝶蘭ばかりが目立ちます

少し大きめのゆったりしたサイズ感にした方が良いでしょう

また、茎が短く、面が平面で広い、でも、2~3輪
配置したい場合はどうしましょうか?
こんな時便利なのがランピックです

デンファレなどのラン系花材には大抵茎の下部にランピックかついています

それに切り分けた胡蝶蘭を挿せば
高さも、向きも自由自在です

もちろんランピックにはワイヤーの脚をつけて配置しますよ

次にクレッセントの輪郭作り

基本形の「ホリゾンタルクレッセント」
これが基本にあるのはもちろんです

この形、苦手な方が多いとおもいます^^;

クレッセントの先端の徐々に細くなる部分

一番太くなる部分からその先端の細くなる部分へのラインのつなぎ方

そした、クレッセントのゆるやなで優しい輪郭の曲線の作り方

難しかったですよね

でも、今回は基本形ではないので
輪郭線をきっちり作り込まねばならないという事はありません

ユーカリの枝先を作りって輪郭線を作りますので
パラパラした感じを上手く利用して
輪郭線をぼかすことができます

あとは、作り手の好みで
どこまで追求するかですね~^^;

さて
作りました!



胡蝶蘭は4輪

1輪だけ、位置を少しはずしました
もちろんランピックを使用して
胡蝶蘭が平面に並ばないように高さ調整しています

花器は生け花用の黒い水盤ですので
全体の大きさが分かると思いますが
大きい!のです

どこから見てもいいように作りましたよ(^^)










この写真は玄関のタイルの上で撮影しましたが、
今はリビングテーブルの上で
優雅なクレッセントがその姿を披露してくれています(* ˘ ³˘)♡*


















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2017年 今週のレッスン 11月20日〜11月24日 ウィンタームーン /リズムオブファン

2017年11月25日 | 今週のレッスン


Gradually : ウィンタームーン
Professional : リズムオブファン

胡蝶蘭をポイントに、クレッセントをデザインするのがGradually の作品「ウィンタームーン」

Professional はウンリュウヤナギで逆台形の
フレームを作り、そこへ花材を配置していくデザインです

外側へ向かい徐々に密度が薄くなるように
変化をつけましょう

ウンリュウヤナギの小枝
細いけれど、その動き方が作品の雰囲気に
影響しますよ〜(^_-)







































































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ウンリュウヤナギのフレームが決め手!~リズムオブファン~

2017年11月23日 | フーちゃん作品

今週のプロフェッショナルコースのカリキュラムデザインはウンリュウヤナギで逆台形のフレームを作り、花材を配置していくデザインです

このように、ヤナギなどの枝ものを使って
フレームを制作し、花材を配置していく作品は
そのフレームが作品の土台となります

その作品の印象をかなり左右する事になります

どのような雰囲気に仕上げたいのか
しっかりイメージして
土台となるフレームを作りましょう

今回の枝もの、ウンリュウヤナギ

枝分かれが大変多く、また、先端部分では
ぐにゃぐにゃとあらゆる方向に動きのある小枝が出ています

これを上手く切り分けて
支柱2本
横に渡す枝2本を
確保します

ウンリュウヤナギは枝の曲がりが大変強くて
直線のラインが取りにくいですね💧

左右の支柱になる部分 、なるべく真っ直ぐなラインが欲しいところですが、多少ウネウネしていても構いませんし、矯めを効かせることが可能ならば少し手で矯正をして、支柱を建てて見ましょう。


横に渡る枝はなるべく水平になるように
先程の支柱に取り付けましょう
この横に渡る枝が水平かそうでないかで
随分印象が変わります

ただし、敢えてアンバランスなラインを取るのも、もちろん有り!

完全に左右非対称も面白い作品に仕上がります

ウンリュウヤナギ特有の細い脇枝は
一つ一つ動きを見て
面白いうねりのものは残しましょう
数本絡めてもいいですね(^^)


さて、私はテキストの花材とは違う取り合わせで
つくってみました



バラの花は使わずに
ガーベラとマム、それにリンドウです

フォーカルポイントには
黄色の「イトギク」



その他、ピンポンマムを3種







ガーベラとリンドウ





バラを使ってないので、日持ちは抜群だと思います✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺





高さ : 60cm(花器口より)
幅 :45cm
奥行 :35cm



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