フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2023年 今週のレッスン ラブリーベア、ハピネス

2023年04月20日 | フラワーアレンジメント
今週は早くも母の日のアレンジです

初級は「ラブリーベア」
中級、上級は「ハピネス」

ラブリーベアは
毎年初級コースではおなじみの
カーネーションで作る「クマ」さんです
スタンダードカーネーションが
顔の部分で本と
前足2本で
出来ちゃいます😆
目を付ける部分と、口、おでこ、耳
それぞれしっかりと高さを変えること
左右対象に配置するカーネーションは
大きさと形をなるべく同じものに揃えた方が、可愛らしく、また、本当に動物の顔らしく作れます





これは数年ぶりに私が作ったものですが、耳だけ白いカーネーションにして、その他を同色のピンクにしてみました

「ベア」と言うよりは「dog」に近い感じになりました😅
久々に楽しかったです

中級、上級の「ハピネス」は
アレンジデザインとしては
片面から見る「ラウンド」です

テキストけいさいの参考作品を見た限り、「割と簡単だな~😆」と、思いましたが、
教室の生徒さん達は
実際はかなり苦戦していました💦

★アウトラインが丸くならない人‼️
★横から見ると、正面が平面になる人‼️
★正面の面は曲面になっているが
アップダウンが全くなく、風船のように面を揃えすぎてしまう人‼️
★同じ色の花、同じ種類の花、また、
違う種類の花であっても
縦横に直線ラインで花が配置されている人‼️

う〜ん😣
何故、そうなるのか?
( ˘•_•˘ )

お一人お一人、それぞれに修正箇所が
ありました

上級コースになると、輪郭をしっかり作る、つまり初級や中級で履修するような幾何学的な形の基本形は
レッスンデザインでは無く、
作品自体ご大きく伸びやかて
あまり細かい所にこだわらないアレンジデザインが多いですが、そこに原因があるのかもしれないと、感じました💦

「形を作りこむ」デザインが
あまり無いのです

上級コースの方たちも、時々初級、中級の基本形を
復習の意味で作ってみると良いかもしれませんね

何事も基本が大事なのです



























































































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2023年 今週のレッスン ホリゾンタル、コンテンポラリー、ナチュラルクラシカル

2023年04月11日 | フラワーアレンジメント
今週は基本形のカリキュラムです
ホリゾンタルクレッセント
コンテンポラリー

初級、中級の基本形は
どちも難易度の高いデザインです
特に中級のコンテンポラリーは
真正面からのみ、見る作品で
輪郭を取る基本点と
サブの2つのポイントの4点を平面上に載せるという難しさ‼️
テキスト掲載の作品写真や
図面だけでは
理解しづらい形です

「一体何だ❓この形は❓」
と、言いたくなるデザインですよね😆

上級のナチュラルクラシカル
今回は中級で履修するエルシェープを
ベースにデザインします

エルシェープは
ナチュラルな雰囲気のデザインに
取り入れやすい基本形で、
とても応用の効く形なので
中級でのレッスン参加は是非して欲しいと思います😊

この作品で、気をつけて欲しいところは
「L」の横に伸びるラインのとり方です
ドラセナの葉やデンファレが入るはずですが、
複数の花材が上下に重ならないこと、
複数の花材の長さが同じにならないこと、
複数の花材の方向性を変えること、
そして、
わざとらしく下方へ先端を下げすぎないことです

下がりすぎると、途端に作品の印象が重くなりますので、気をつけましょう


































今週はいけばなコースもありましたので
ご紹介致します

Advancedのフリーセント
横に流れるラインの表現です
花材の「コデマリ」、
向きがなかなか定まらなくて
難しかったですね😅
でも、最後はよくまとめられています












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2023年 3/28~4/3分 スプリングハーモニー、ピュアカラー、フレッシュスプリング

2023年04月04日 | フラワーアレンジメント

2023年度の
新しいカリキュラムが始まりました😊
4月初めのデザインで
必ず使用される花材が
カラー

くるりと巻いた白い花弁のように見えるのは、実は花弁ではなく、
仏炎苞(ぶつえんほう」
と、呼ばれるもの
この仏炎苞の中に見える
細長く尖ったものが花なのです😆

スラリと伸びた茎のラインに
緩やかに優雅に巻かれた仏炎苞

こよ組み合わせが清楚で品がある
花材だと思います😊

さて、今回はこのカラーを使用したデザインの
アレンジを皆さんに制作して頂きました

やはり、どのデザインも
カラーの茎のラインを美しく見せることが
ポイントとなります

太くて、その割には柔らかい茎は
フローラルフォームに挿す時に多少扱いにくいかもしれませんが、
ワイヤー等のアシストをつけて
思い通りの位置にしっかり配置してみましょう

カラーをアレンジする際、もひとつ気をつけて頂きたいのが、この仏炎苞の向きです

2本、3本とひとつのデザインに使用する時
同じ向きにならないように
変化をつけましょう
ご自分のカラーの仏炎苞を
よく観察してください

どこの向きが一番ステキ?
一番キレイ?
一番かっこいい?

ワンパターンにならないように
変化と立体感をつけましょう
























































私も上級作品を作ってみました
テキスト花材とは異なる
「タンチョウアリウム」が
入った教室の花材です
これが入ると、また、全然雰囲気が変わって、面白い作品になりました












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