フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2016年 最後のお花のアレンジ

2016年12月31日 | フーちゃん作品

12月31日 今日で今年が終わってしまいます
毎年感じるのは、一年の経つのが早いということ

日々の生活が駆け足で過ぎていくのは実感していますが、
年齢を重ねるにつれて、一年の長さがだんだん短くなっているのではないか?なんて
思ってしまいます(笑)

振り返ってみると、今年もプライベートのアレンジメントをたくさん作りました
1週間ほど前に、iphone7plusに機種変更した際、写真の整理をしたのですが
改めて、ずいぶんたくさんアレンジを作ったものだと、自分でびっくり😵

このブログでその中の幾つかを紹介させていただきましたが、
多くの方々に見ていただけて、とても嬉しく思います

昨日、今日と年末のお掃除や買い物などで、またバタバタと時間は過ぎてしまいましたが、
その隙間を見つけて、お正月アレンジを3つ、作ってみました

(お玄関に飾るアレンジ用に用意した花材の残り花です)


まずはリビングのテーブルの上に飾るアレンジ



若松をほぼ水平に配置したデザインです

上から見ると



テーブル幅150センチに対して作品の横幅が80センチ
特に飲んだり食べたりという使い方はしていないテーブルなので、
お花をオブジェのように飾っています




このようにはっきりグルーピングして花材配置をすると、メリハリが効いた豪華さが出ます



2つ目はダイニングのお気に入りの鏡の前に置くアレンジ



この後ろにある鏡の前に置くので、奥行きの深い作品は無理
縦長のヴァーティカルデザインです

実際に置いてみるとこうなります





この2作品を作り終わった段階で、残った花はわずか
大きな輪郭の花はありませんでした

どうしようかしら?と思案して思いついたのがこちら



一辺が15センチ、深さ4.5センチのアレンジ用の重箱に
おせち風にお花を詰め込みました

重箱は正方形ですが、そこに輪郭の丸い花をきっちりと納めるのはとても難しいです
適度に少しずつはみ出させながらの配置です

おせち風ですから、花材配置はやはりグルーピングです



これは小さな作品ですので、食卓テーブルの上に置くことにしました


さあ、これで私の今年の作品制作は終了です

一年を締めくくる最後の日も
このようにお花に触れてアレンジをつくれるとは
幸せなことですね〜(^^)









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2016年「お正月の花」作りました!

2016年12月30日 | フーちゃん作品

2016年も今日を含めて残り二日となりました

今年は28日までレッスンがあり、昨日から1月4日までの1週間がお休みです

1週間の貴重なお休み🎵
やりたいことと、しなければならないこと、山ほどあるのですが、
到底全てを片付けることは無理

優先順位をつけて一つずつこなしていかなくてなりません😅

昨日の29日、やるべきことが2つありました

まずは ネイル💅の付け替えから

12月は濃いエンジ色にクリアストーンをのせていましたが、
1月、初春の上品ピンクカラーにチェンジです
小さなパールもネックレスのようにのせてみました




指先が華やかになると、なんとなくウキウキしますね(^^)


夕食後は、もう一つのやるべきこと 「お正月の花」の制作です

毎年、必ずプライベートアレンジとして「お正月の花」を作ります(^^)
だいたい水盤でアレンジすることが多かったのですが、
今年は実家から丹波焼きの大きな器をもらってきました
(本当は借りに行ったのですが、返さなくていいからあげるわ!と、いうことになりまして…)



写真では大きさが全くわかりませんね😅

高さ21センチ
直径36センチ

これにどんな風にフローラルフォームを入れたかというと〜



3ブロックがそのまま横にすっぽりと入ります
もちろん、この下にも小さなブロックが入っています
つまり2段重ねにしているのです

若松、大王松、オリエンタルユリ、葉牡丹など
お正月の花材は大ぶりで長さがあり、重量もあります
私はそれらの花材を、ほとんどそのまま1本で挿していきますので
たっぷりとした土台のフォームがないと、花材が安定してしっかりと挿せないのです


さて、まずは高さをきめる花材 若松




本当はもっと長い松が欲しかったなぁー
花器がたいへん大きいので松も1本2本では全然足りません

この時点で5本使っています
高さを決めるのとほぼ同時に作品の左端の長さの目安も決めています
とりあえずはレザーファン1枚でだいたいこんな感じ?という長さを設定しました


次は 大王松とストレリチア(極楽鳥花)
これらが入ると、作品がぐっと豪華になりますね〜




大王松は松葉の流れを綺麗に見せるのかが大事
挿す角度が中心点には向かっていませんがこれは仕方ありません

難しいのはストレリチアの向きです
実はもう1本あるので、2本の花の向きをどうするか、結構悩みました


ここから完成まで2時間弱

こんな風に仕上がりました











ストレリチア2本は高さを変えて近い場所に挿していますが、違う向きにしています

大きな花器の中央部分に、縦に大きな輪郭の花材が配置されるようにしてみました

紫の葉牡丹、白い葉牡丹、紫の葉牡丹、アナスタシア、アナスタシア

互い違いに階段のような感じです


ストレリチアとは反対側の右側斜め手前には少し変わった花形のグリーンのシンビジュームを流してみました

大きな花器に負けないような、安定感のあるどっしりとした作品に仕上がったと思います(^^)


そうそう、お正月らしくするには無くてはならない 水引を入れてみることに

昨年の水引の再利用です











上部に付けた水引は2メートルのもので作っています
作品が大きいので、1メートルでは全然長さが足りないのです

ぴったりと収まってホッと一安心




今年は娘もお正月の作品を作りましたので、お玄関は二人のコラボ作品展になりましたよ〜😚























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🔰のフラワーアレンジメント  第18回 正月特別レッスン 「匠 TAKUMI」

2016年12月29日 | 初めてのフラワーアレンジメント


今年最後の娘とのフラワーアレンジメントレッスン

8月末に今使っているテキストが届いた時に
12月のアレンンジメントレッスンはどれを作るか?と
娘と色々話をした際、

「あー!これ、これ、お正月はこの『匠』作ろうかな🎶〜」
と、娘

「え、えぇ〜?? これ? このランのお花ばっかり入っている『匠』?
 え、本当にこれ?」

「そうそう😀 だって、綺麗じゃない(^_^) それにカッコイイ!」

「うん、まぁ、そうだけど…これ、いつものレッスン花材よりもかなりお値段アップしてるけど、大丈夫?」

「大丈夫よ、ボーナスあるし(ウヒヒ)作りたいって思うもの作った方がいいって、ママ言っているじゃない!」

「もちろん、そうよ😀 じゃあ、これ、注文するわよ、本当にするわよ」

「お願いしまーす」


と、いうわけで、『匠」花材を注文
配送ボックス1箱の中は、花材が絶対に動いて痛まないように、厳重に固定されていました💦



クレイの花器1個 (フローラルフォーム1ブロックがほぼそのまま入りほどの横幅です)

竹3本、水引、大王松1本、五葉松2本、
褐色のシンビジューム1本、ミディ胡蝶蘭ピンク1本、ミディ胡蝶蘭黄色1本、
カトレア1輪、モカラ4本、
ドラセナ2本、シロシマウチワ2枚、
#18ワイヤー5本、フローラルフォーム1本
おまけ花材で長めのアイビー(数えてませんが、10本ほどかな?)

「さぁ、やるぞー! 今日は今年最後のお花のレッスンだから
 最後はちゃんと作品と一緒に記念撮影するからねー😉 
 最初は何から挿せばいいの?」

いつになく張り切っている娘です(笑)

「最初はこの太い竹3本からよ
 中央から右よりか左よりか、どちらかに寄せて挿してね。
 3本は横一列に並べるのではなく、前後をつけて立体的に配置するのよ。

 そのあとは五葉松、そしてカトレアという順序でいきましょ」

「この五葉松、短い脇枝がすごくたくさんあるけど、これは?」

「もちろん、カットしないと、モジャモジャしてうっとおしいわよ
 見せたい枝ぶりを見極めて、カットしてね」

「はーい!」






「どう?こんな感じ? あ、そうだ、この松変わっているから、一緒に写して!」

「え?五葉松と写真とるの? あはは、面白いこと言うわね」




竹3本、五葉松、そしてカトレアを配置するとこうなります



「次は?」

「次はこの大王松よ  パラパラとした葉が美しく見えるような角度を探して挿しましょう」



「うわ〜、すごいね、迫力あるぅ!」

「ここからは、残っている花材をどんどん足していけばいいわよ
 まずは五葉松とは対角になるようなミディ胡蝶蘭からいこうか?
 それに、カトレアの下側にシロシマウチワね」

「はーい🎶」




「いい感じ、いい感じ(^_^)
 どんどんいきましょうー!」

二人でぺちゃぺちゃと喋りながら一気に作業は進み…

こうなりました




胡蝶蘭、とっても綺麗です







褐色のシンビジュームも単体で見ると、え?と思いますが、こんな風に合わせると、ぴったりな色合いです




五葉松には小さな松の実がたくさん付いていて可愛いです




水引も豪華です







早速お玄関に飾りました(^_^)





この一年で娘のアレンジの回数はそれほど多くはありませんでしたが、コンスタントに続けてきた甲斐はあったように思います

来年もさらに腕を磨いてほしいなぁ☺️





















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2016年 今週のレッスン 12月25日〜12月28日 お正月

2016年12月26日 | 今週のレッスン

いよいよ12月最後、そして今年最後のレッスンを迎えました

毎年最終週は「お正月」のアレンンジメントです

今年はBasic, Gradually, Professionalと、基本の花材の組み合わせは同じです
グレードによって花材がプラスマイナスされていたり、副資材の種類が違ってはいます

また、ボリュームアップ花材セット、プラスワン花材セットなど、基本の花材にお好みでお花をプラスすることもできます

今回はグレードに関係なく、レッスンを行なった教室の順序で作品の写真をアップしてみます
みなさん、素晴らしいお正月のアレンジメントを完成させています

















































































































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しめ縄飾り その2 丸〆縄で

2016年12月25日 | フーちゃん作品

12月25日、日曜日 
今日はクリスマスですね

本来なら日曜日はレッスンは開催しないのですが、
特別に今日から始まる「お正月」のアレンジメントレッスンを
午前中だけ行いました

今日の生徒さんの作品はまた後日アップすることにして…


午後からは私の実家、母の所に娘と一緒に出かけました

お正月のしめ縄飾りを母の分も作りましたので、それを持って行ったのです


先日、私は自分の家のしめ縄をProfessioalコースの花材で作りました

えんじ色のイグサにコチョウラン
手持ちの花材をプラスして
シックな落ち着いた雰囲気の作品ができて、
かなり気に入っています

母の分はGraduallyコースの丸〆縄の花材で作りました
このような仕上がりになりました



Grauallyコースの丸〆縄は縄の下部の中央がとても太くなっています
丸〆縄単体で見ると、迫力があってカッコイイ縄です

テキストのように花材を配置する場所を丸〆縄の上部にするか、
あるいは一番太くなっている下部の部分にするか、
かなり考えましたが…

テキスト通りに作っても面白くないなぁ(笑)と、
斜め左上を中心に花材展開をしてみました

私が花材を調達した教室では花材の一つ、コチョウランの種類が変更になっていました

本来は白い大きなコチョウランが1輪
しかし、実際に手にした花材は小さなコチョウランが6輪ほど連なっているものでしたので
それを3分割して配置
また、手持ちのボリュームのある松の枝を1本、小菊のピック2本をプラスしています





お飾りセットの中の濃いピンク色のタッセルを使ったので、それに近い色の手持ちの水引をプラスしています





左斜め上を中心に花材を展開したので、反対側の右斜め下辺りに何も花材がないとちょっと物足りない
太い縄が結構目立ってしまいます

そこで、水引とデンファレの花、そしてお飾りセットの中の「鶏」を載せてみました







出来上がって見ると、メインの花材の色が濃いピンク、デンファレもピンク、
タッセルもピンク、水引もピンク…

ピンクの可愛らしい丸〆縄になっていました


「まあ〜〜〜!なんて可愛らしいこと!綺麗な〆縄だわ〜!嬉しいわぁ、ありがとう!
 どこに飾ろうかしら〜🎶」

母の感想です(笑)

こんなに喜んでくれると、作り甲斐ありますよね〜😉







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