爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

大腸の内視鏡検査

2007年08月27日 | ブログ

昨年 腸に不具合を生じS病院で腸内を覗いていただいてから1年が経過、現在は、快食 快便 入りも出も順調 以下スタートから終了まで。

① 腸内清掃薬の入ったお水を2リットル残さずに飲むのは、水分の欲しい真夏でもかなり厳しく、毎年 検査をしていると言う御仁は清涼飲料でも飲むように早い。

② 腸内清掃作業が始まり、看護師からokをいただくまで、さりげなく院内を散歩しながらトイレのはしご、大掃除ともなれば 廃棄物も次から次へと出る。

③ 検査着に着替えて 看護師から手渡されたパンツ 普段とは反対で穴を後ろに着用して検査室へ。

④ カメラに写された我が腸内を眺めながら心静かに受検、終了時に 「ポリープなし」と主治医からのお言葉で一安心して控え室へ。

⑤ 空気の詰まった腸からは音はすれども香りのない無数の空砲が、おさまったところですべて終了し 尻を閉じる。願わくば誰もが望まない検査である。


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よろず相談役

2007年08月25日 | ブログ

最近 仲人を立てない挙式・披露宴が大勢のようであるが仲人暦の豊かなT氏 仲人の生き字引とも言われ、初めての頼まれ仲人たちは T氏のところへお百度参りするほどである。

純農村地帯で生まれ育ったT氏 農家の嫁不足が叫ばれ始めた昭和40年代以降 仲人役として嫁不足を補ってくれた大きな存在。

どこで どう知るのか 何時も頭の中には、カタログのように年頃の男女の名前が幾組か保存されており、尋ねれば、候補の若者たちの名前がT氏の口から出てくる。

 嫁さん、婿さんの世話だけではない。当時の当地は 農繁期ともなれば、食堂は休業

冬季は鉛色の空の日が続く豪雪地帯で、都市から赴任した職員の精神的な負担は計り知れない。。

宿探しから子守の世話など、日常生活での諸々、よろず相談役として重宝がられた田舎でも珍しい存在。ご無沙汰しているが、気にかかる御仁である。


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失恋男の介護

2007年08月21日 | ブログ

昭和46年 単身赴任時の下宿家で向かいの部屋には独身で気楽なK氏 かなりの男前で 風俗店街の女性軍から大もての御仁。

4畳半の部屋には対角線に綱が一本張られ、タオル 靴下 雑巾 下着 洗濯物など もろもろ無造作にかけてあり、万年床の枕元には灰皿 タバコ ゴミ箱が、ティッシュ代わりのトイレットペーパーが天井からつるされ、まさに 独身男の部屋。

一度 珍しく酩酊してご帰還 日ごろ見かけない様子に話を聞けば失恋話し、時折 涙を流しながらの語り。爺が 失恋男の話し相手になる体験はこのときで3人目。

失恋話は励ましたり慰めたりしても無駄、当人が喋りくたびれて眠るまで ただ ただ 聞いてやるだけ。

最後は 綱にかけてあったタオルで泣きっ面の顔を拭いたり 靴下 ネクタイだけをはずし寝付かせるまでの長時間 のんべえの介護よりも疲れる。

後で分かった事だが 顔を拭いたタオルが雑巾として使用していたものと分かり謝る羽目に。

失恋男の3人とも 還暦を通過した年頃 今も年賀状で元気のお知らせは来る。


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ペットのつぶやき (3)

2007年08月10日 | ブログ

Img_06592_3 人間様も中高年の方々 運動不足を補うため お散歩する姿が多く 見受けられる。

我輩も犬仲間では中年 外での散歩は殆どしないが、家中を自由に走り回っているので運動不足はない。

最近サッカー遊びに懲り、爺 婆を相手に体力づくりに努めた結果、ボールを前後左右に転がしながら家中を駆け巡られるようになったが、二人と我輩とは年齢差もあるので無理は言いたくないが、途中で 「後でとか」 「おしまいとか」 練習時間が短か過ぎる。

時に、婆は我輩と目を合わせないようにしたり、寝たふりをするし、爺は2階の自称 ブログ編集室へと、さりげなく緊急避難すると言う幼稚な言動は 我輩 すべてお見通しなのである。

この時は 欲求不満と牽制の「オシッコ」をトイレ以外の所へかけてやるんだ。

後で 婆から厳しくお小言をいただくが我輩の、ささやかなストレス解消であることもご理解賜りたい。


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「のんべえ」の介護士

2007年08月04日 | ブログ

爺 酒は嫌いじゃないが 量は少々 ほろ酔い気分で終わるので よく言う二日酔いの体験はないが、酔っ払いの後始末係りと言う損な役割体験は数々ある。

のんべえを自宅まで送り届けるのは、書留郵便の配達と一緒、奥様からの丁重なるお言葉がハンコ代わり,後で、当人も奥様からの丁重なるお言葉をいただくのであろう。 奥様の信頼の厚い爺を悪用し、飲み会には 何時も爺が同席していることになっているようで、時々、奥様からお礼のご挨拶。

昭和63年夏の真夜中 市内のベンチに寝込み交番に保護され、国立ホテルの一室でお休み中の部下の F氏をお迎えと言う めったに できない体験。

会えば 「おぉ ご苦労」の一言、 のんべえは、誰よりも偉い。 酔いのさめた F氏を連れ、交番と国立ホテルの支配人にお礼参りとは、腹も立つ。

憎らしくもないが、可愛くもない のんべえ諸君よ  酒は 程々になどと 無駄なことは言わないが、いつの世にも、諸君の安全を支えてくれる介護士のボランティア活動があることを。

分かってはいるんだろうが、酔えば忘れさせる酒  のんべえの介護士希望者 ? ? ?  。


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