爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

自家用自転車

2016年09月25日 | 日記

昭和25年~33年、自転車には市町村民税として200円の自転車税が課せられ、軽自動車並みの存在、昭和33年に通勤用にと初めて自家用自転車を買った時は、マイカーを買った気分だった。

今は故人となったH氏と自転車で30分ほどの通勤道路(国道・市道)は、路線バス専用線ようなもので、交通量は少なく、雨の日は傘さし運転でも楽々、今では想像の出来ない環境。

大人から子供まで手軽で小回りが利いた便利な乗り物だが、今や歩道は無免許運転の自転車専用道路となり、無謀運転による事故も多い、年寄りにとって歩道は車道より怖い。

葡萄のつるが絡んだので、しばらく利用しなかった自転車、爺に向かって止めなさいと忠告しているかのようだし、錆びが増えて容姿も悪くなったことだし、最後になった自転車にお別れを。


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55年ぶりの再会

2016年09月20日 | 日記

9月12日、83歳の爺と80歳のH氏が55年ぶりに待ち合わせたU駅で再会、電車から降りた男性客は一人だったので分かったが、お互い交わした最初の挨拶は「どうも、町ですれ違っても分からないね」。

たつた1年の職場仲間で、爺は事務職、H氏は薬剤師、仕事でも個人的にも特に親しい間でもなく、別れてからも歩んだ道は違うので出会う機会もなかった二人だが、年賀状だけで結ばれてきた。

美男でスポーツマンだつたH氏も昔の面影は無く、爺と容姿の格差もなくなってる、今は地区の敬老会の会長として年寄りの世話役や、木曜と金曜は囲碁仲間との交流やら、忙しい日々ようだ。

爺が保存してあった当時の職場仲間のお花見や野球のユニホーム姿の写真を見ながら次から次へと話が熟して尽きない、昼食を取りながら2時間、お互いもっと話したかった雰囲気だったが


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9月も半ば

2016年09月15日 | 日記

このところ、暑い夏の峠も超えたのか、夜半から朝方にかけては、寝心地もよろしくエアコン無しでぐっすりと眠られる、老夫婦と老犬ともども涼しくなるお彼岸が待ち遠しい。

民主主義の対価として東京都民が払った50億円で観覧した東京都知事劇場、不謹慎な言い方だが面白かった、9月の公演、知事と議会が両輪で動けるのか、関心のあるところ。

選手、応援団、郷土が一体になった夏のドラマ高校野球が終り新学期、優勝校以外の48校は持ち帰った甲子園の土をグランドに撒き来年に向け練習に励んでいる、何んとも微笑ましい。

予想以上に日本選手が活躍したリオオリンピックが終り、皆さんお疲れ様でした、今はパラリンピックの真っ最中、日本選手が活躍する姿と嬉し涙は何回見てもいい、悔し涙は可哀想だが。


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0歳児保育

2016年09月10日 | 日記

臨床心理士の網谷由香利著「0歳児保育は国を亡ぼす」に、乳幼児期の母子分離について述べている、最低1年は母親の下で育てよ、男性のDNAには育児は組み込まれていないとか。

早い時期に母子を分離してしまった場合、思春期の12歳から13歳くらいに弊害が出てきて、次に18歳以降の青年期に思春期よりも悪化した状態の症状が現れると言う。

0歳児を収容するために保育施設を新設する代わりに、0歳児は母親が家庭で育てるための一定の金額を支給する制度を提案している、福祉国家ノルウエーでは実現しているそうで。

家事・育児は全て奥様任せで仕事一筋で働き続けた定年後の亭主族から、奥様への愚痴が聞こえてくるが、我が子の成長は奥様の御蔭だと、御礼として多少の愚痴は静かに受け止めては。


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独身時代に区切り

2016年09月05日 | 日記

爺が初めて親元を離れて赴任したK市のMさん宅で、20歳から5年間の独身生活は、我が人生の最初の転換期でもあり、話題も多く記憶も確か、話せば尽きることは無い。

爺の部屋は一番奥の8畳の和室、家族は、お婆ちゃん、ご主人、奥さん、幼い3人の子供、初めは食事はもとより、家族と一緒に過ごすことが多かったが、後半は仲間との遊びが忙しくて。

昭和50年代お婆ちゃんが、6年前にご主人が亡くなられた時も、ご仏前にお参りさせていただいたが、先月31日奥さん(96歳)の死をお悔やみ欄で知り、手を合わせてきたところ。

親のように忠告してくれたお婆ちゃん、兄貴のようだったご主人、姉のようだった奥さん、爺の独身時代を支えてくれた3人に御線香をあげることが出来て、独身時代に区切りがついた気持ち。

 


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